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ロシア元記者に禁固4年の判決 放射性物質の投棄情報を日本マスコミに渡す

投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 12 月 25 日 18:37:34:

12/25 13:13 ロ元記者に禁固4年の判決 放射性物質の投棄情報渡 外信38

 【ウラジオストク25日共同】ロシア太平洋艦隊の軍事法廷(ウ
ラジオストク)は二十五日、同艦隊による放射性廃棄物投棄の情報
を日本メディアに提供した行為が軍事機密漏えいに当たるとして、
国家反逆罪で起訴されていた元艦隊機関紙記者グリゴリー・パシコ
被告(39)の再審判決公判で、同被告に禁固四年を言い渡した。
 被告側は無罪を主張、判決取り消しを求め上訴する方針を表明し
た。                            
 判決は、言論機関への統制を強化するプーチン政権の民主主義観
を示すものとして内外の注目を集めていた。今回の判決で国際的な
環境問題を告発した記者活動よりも国家機密を優先する同政権の姿
勢が明らかになった。                    
 弁護側によると、被告は一九九三年十月、同艦隊が放射性廃棄物
を日本海に投棄していた場面をビデオ撮影し、NHKに渡したほか
、朝日新聞記者にも情報提供した。検察側はスパイ行為だとして禁
固十二年を求刑したが、被告側は無罪を主張していた。     
 九九年の一審判決では、被告の行為はスパイに当たらないと認定
。その後恩赦が適用され、被告はいったん事実上の無罪を勝ち取っ
たが、プーチン政権発足後の二○○○年十一月、最高裁軍事法廷が
審理のやり直しを命じていた。                
(了)  011225 1313              
[2001-12-25-13:13]

12/25 15:48 民主化の姿勢に疑問 機密優先のロシア政権  外信50

 【モスクワ25日共同】ロシア太平洋艦隊の放射性廃棄物投棄を
告発した元艦隊機関紙記者グリゴリー・パシコ被告(39)を禁固
四年とした艦隊軍事法廷の二十五日の判決は、言論の自由を抑圧す
るプーチン政権の非民主的な体質を浮き彫りにした。      
 大統領は判決に先立つ二十四日、ロシア全土を中継で結ぶテレビ
の生番組に出演。「ソ連、ロシア歴代指導者として初めて」二時間
半の長時間にわたり、約五十の質問に丁寧に答え「率直な指導者」
を演じた。                         
 しかし、質問の大半は低い給料など庶民の経済問題がほとんどで
、経済指標が上向いている現状では答えやすいものばかり。民主化
やチェチェン共和国の人権侵害に関する鋭い質問はなく、どれも事
前に選ばれた質問であることをうかがわせた。旧ソ連の謀略機関だ
った国家保安委員会(KGB)出身の大統領らしい演出との見方が
有力だ。                          
 KGBの後継機関である連邦保安局の捜査で始まったパシコ事件
は、エリツィン政権下の第一審がスパイ容疑を否定。刑罰の軽い職
権乱用罪を適用して禁固三年の判決を言い渡し、その後恩赦とした
。                             
 ところが、プーチン政権発足後の昨年十一月、最高裁軍事法廷は
一転して下級審判決を破棄、再審理でスパイ行為を認定した。  
 二十五日の「逆転判決」は、日本海への放射性廃棄物投棄の脅威
を告発する「国際的良心」よりも国家機密を優先する「忠誠」を国
民に迫る政権の姿勢を反映したものと言える。         
(了)  011225 1547              
[2001-12-25-15:48]




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