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「エコロジー・テロリスト」とは何者か

投稿者 七草みけ 日時 2001 年 12 月 21 日 06:30:52:

(回答先: グリーンピースって 投稿者 七草みけ 日時 2001 年 12 月 21 日 06:29:29)

http://www.palf.co.jp/%7Eryu/jlav/CP9512B.html
 「地球解放戰線$ELF$」の僞瞞を見抜く
 〜「エコロジー・テロリスト」とは何者か〜

 太田龍

  一、

 アース・リベレーション・フロント$Eirth Liberation Front$。
 地球解放戰線、とでも譯すべきか。
 「EIR」によれば、この地球解放戰線$ELF$は、英國王室(島のクラブ)を頂點とする闇の中の世界權力が發動するエコロジー・テロリズムの最新の最先端だと言ふ。
 こんなことを聞かされても、普通の日本人には、何のことやら、皆目、わけが分からない。

  二、

 地球解放鬪爭!
 誰が、何から、地球を「開放」しやうと言ふのであらうか。
 人類から地球を開放する!
 と稱するのである。
 だが、一體、誰が、人類(ここでは、人類が、地球に對する壓政者、暴君、とされて居る)を退治するのであらう。
 どうも、それは、人類の一部らしい。
 「地球解放戰線」に組織された人類の一部が、地球のために、地球に代はって、人類をやっつける、
 と言ふ圖式らしいのだ。

  三、

 この一件は、動物實験廃止運動と無關係、と言ふわけに行かない。
 何故なら、「EIR」の報ずるところによれば、「地球解放戰線$ELF$」は、「動物界放線戰$ALF$とも結び付いて居り、兩者とも、動物實験施設に對する襲撃を呼びかけて居る(歐米に於て)、とされるのだから。

  四、

 米國「ワシントン・ポスト」紙(一九九五年九月十九日號)は、「ニューヨーク・タイムス」紙との共同責任に於て、テロリスト「ユナボンバー」の要求を容れて、現代工業と技術體制の完全な破壞を呼びかける「工業社會とその未來」と言ふ長大な論文(三萬五千語)の全文を掲載した。
 私は、「マントラ〜宇宙の眞理」(平成七年十一月號)に、この「ユナボンバー」論文についての、やや詳しい解説と論評を書いた。
 「ユナボンバー」を、孤立した一人の米國エコ・テロリスト、と見て良いものであらうか。
 「EIR」によれば、「ユナボンバー」は、「地球第一$アース・ファースト$!」と言ふ米國のエコロジー・テロリスト組織と、地下で、深く繋がって居るものと推定される」、この「地球第一$アース・ファースト$!」の指導者(創設者)のフォーマンと言ふ人物は、英國王室と島のクラブ(三百人委員會)、闇の中の世界權力によって手厚く保護されて居る、とされる。

  五、

 英國を核とする闇の中の世界權力は、三つの戰線で、人類を敵とする全面戰爭を仕掛けつつある。
◎ 第一は、「エコロジー、環境保護」の名の下に、
 第二は、「宗教」の名の下に、
 第三は、「少數民族の權利」の名の下に、
 と、「EIR」は警告する。
 この戰爭の目的は、
 全人類の大量(八〜九割)殺處分と、殘りを家畜人とすることだ。
 勿論この「全人類」には、「彼等(自稱超エリート)」は含まれない筈だ。
 こんな大それた、恐ろしい企みが、すんなりと、通ってしまふものであらうか。

  六、

 日本民族には、到底、こんな篦棒$べらぼう$な話しは耳に入らない。
 この種の秘密の作戰計画を、「コンスピラシー」と通稱して居る。
 ラテン語由來の語らしい。
 政府轉覆のための共謀、共同謀議、を意味する。
 しかし、どう見ても、前記の如き計画は、コンスピラシー(陰謀、共謀、……)の用語で表現し切れないやうな感じがする。

  七、

 J・コールマン博士によれば、闇の中の世界權力「三百人委員會」は、自分たちを、
 オリンピアン、
 オリンポスの神々、
 と稱して居るとのことだ。
 言ふ迄もなく、これは、古代ギリシャ神話の神々である。
 古代ギリシャに憧れたニーチェは、
 人類は将來超人類に進化する、
 そしてそこで、人類は、
 神の如き超人的支配人種と、
 畜群人種とに、
 分割される、
 と公言した。
 かくの如き思想は、ニーチェの獨創ではあり得ない。
 それは、數千年は遡ることが出來る。
 何處までも遠く探求して行けば、論理的に、人類の誕生の時に到達するであらう。

  八、

 人類は、人工物の製作と共に生まれた。
 人工は、
 自然の生命創造エネルギーを補完し、これを増強することも出來るし、
 逆に、自然の破壞エネルギーを強化することも出來る。
 人類がそのいずれに走るか、
 それは人間の自由意志に委ねられて居る。
 前者を、神の御心に叶ふ方向と言っても良く、
 後者を、神に反逆し、惡魔に取り憑かれた方向と言っても良い。
 後者の方向の、一つの極限が、畜産であり、動物の家畜化である。
 そして、この畜産が發達すると、その論理を、人類の中に導入し、適用する發想、つまり、人類の中の弱者、敗者を家畜的身分に置こうとする意圖が生じるのである。


  九、

 人工に、二つの系統が存在する。
 その内の一つ、自然破壞エネルギーを増幅させる系統が、地球の敵であり、地球の癌である、
 と言ふことは出來る。
 しかしながら、今、
 人類は地球の敵だ、
 だから人類を大量に殺處分せよ、工業技術を壞滅させよ、
 と公言して居る勢力(その中樞は、歐米に取り憑いた超富豪一族、超巨大金融財閥、と見られる)は、
 一體、人間の二つの傾向のうち、どちらを表現する陣營なのか。
 これを、日本民族は、見極めなければならないのである。

  十、

 百年前、癌は、非常に稀な病氣であった、と言はれる。
 二十世紀に入って、歐米を筆頭に、癌疾患が増加し、その加速の勢いはもう止まらない、かのやうだ。
 歐米日本など、所謂先進工業國では、死亡原因の第一位に躍り出たのみならず、今では、癌死が、死因の三割、四割、と言ふ地域(國)も見られる。
 出鱈目に、偶然に、行き當たりばったりに、こうなった譯ではないだらう。
 多分、すべての人間に、癌細胞は生まれて來るのであらう。
 しかし、その數がごく僅かであれば、別になんの心配も懸念もない。
 癌細胞が、目に見えるくらいの大きさ(例へば、數ミリ)に増殖するまでには、随分、時間と各種の要因が必要だ。
 しかし、最近では、小兒癌、などが珍しくない、と報じられる。
 文明のあり方(食生活が大きな比重を占める)が、異常な速度で癌細胞の増殖を早めて居る、としか思えない。
 つまり、「文明(人工物の集積體)」が、自然破壞型に轉化して居るのではないか。
 少なくとも、自然破壞型人工物が、壓倒的に優越するやうな具合なのではないか。
 もしさうであるとしたら、人類の採るべき處方箋は、白日の如く明らかである。
 自然創造型、エントロピー減少型の人工物の比重を大きくし、自然破壞型、エントロピー増大型の人工物と、その論理、その社會構造、その勢力の比重を小さくするしかないのである。

¥平成七年十一月七日記




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