《牛のように連行》残忍? ドナドナ連行ですねぇ。


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投稿者 長万部 山田くん 日時 1999 年 2 月 01 日 01:55:50:

99.01.31

■金龍華元中尉の北脱出行

中国の居民証偽造/韓国亡命3回申請
収監知り小型船で日本密航決意

 一九八八年に北朝鮮から中国に脱出して、昨年四月に韓国から日本
へ密航を図ったという金龍華氏(四五)は、弁護士や支援者らに情報鎖
国国家・北朝鮮の実態を語っている。内容は以下の通り。

《列車を止めた》

 金日成主席(一九九四年死去)が平壌から清津にいくときは、すべて
の列車が止まる。そして線路の両側には全線に沿って兵士が配置され
る。線路を横切ることは禁止されて、横切る者は罰を受ける。政治犯
として、その場で死ぬしかない。

 金日成主席、金正日総書記の移動は「一号行事」という。「二号行
事」が党中央関連の移動で、「三号行事」が一般の移動だ。

 列車が通過するとき、スピーカーで放送があり、線路の側にはだれ
も近づかないようにする。

 これら「移動」のさい、汽車から弁当箱(日本の駅弁のような木の
箱)を線路に投げ捨てることがある。北朝鮮では燃料になる薪が足らな
いため、その弁当箱を老女が拾って帰ったところ、その行為がとがめ
られて、老女は処刑されたという。

 一九八八年七月十四日、私は鉄道機関車隊乗務員指導員として「二
号行事」の列車に乗っていた。この列車には、外貨獲得物資としての
「砂金」を積んでいた。北朝鮮には外貨獲得連隊という金日成主席、
金正日総書記のための、外貨を獲得する部隊がある。

 「二号行事」の列車は急行列車で、一般の駅は止まらずに通過す
る。もし、私たちの乗っている列車に大きな事故が発生したら、私は
おろか家族全員が死ななければならない。

 北朝鮮の言葉でいう「偉大な首領さま(金日成主席)」「親愛なる指
導者同志(金正日総書記)」に、最も大きな心配(事故発生)をかけること
は、生きている資格もない(処刑される)ということだ。大事故となれ
ば、最悪の罰を受けることになる。

 当時、私は自分が機関車を運転するわけでもないので、少し酒を飲
んでいた。目的地は平壌だったが、東海岸で、小さな列車事故が発生
した。私は、転覆事故を防ぐために、列車を停止させた。

 当時、列車を止めることは、「技術不良」を意味した。私は、列車
を停止したその日から、党員総会、機関車隊群衆総会(略称は、公開総
会)で、多くの人から批判を受けた。結論は七月二十五日に予定されて
いた「同志裁判」で決められることになっていた。

 「同志裁判」とは、「犯罪者にどういう刑を与えるか」を決める裁
判で、職場の幹部と秘密情報機関・政治保衛部が行う。

 このまま、私が罪を受ければ、政治犯として、家族ともども二十年
以上も「政治犯管理所」に収容されるか、または銃殺になる。それ
で、私は、家族ともども生き延びるために、脱出を決意した。

《牛のように連行》

 中国の国境地帯には、北朝鮮からの脱出者が多い。北朝鮮は「逃げ
た人間を捕まえてくれ」と、中国政府に頼み、中国の警察と一緒にな
って捜している。

 北朝鮮は、私たち軍人など国家の機密を知る者は、必ず捕まえよう
とする。私も、中国と北朝鮮の合同捜査を受けた。「脱出者」は必
ず、北朝鮮に送還される。

 九二年の国交樹立で、韓国は中国の北京に大使館を開設した。私
は、韓国大使館に行って「政治亡命したい」と三回にわたって要請し
た。しかし、結局、実現しなかった。

 このころ、私は、北朝鮮の当局者が「脱北者」を逮捕するところを
目撃した。「脱北者」の男性には、手の甲の両側に穴を開けて、手錠
をかけた。女性は、鼻に穴を開けられて牛のように連行された。

 あまりのむごい姿に、私は正視することができなかった。そばで見
ていた朝鮮族の中国人たちが「北朝鮮はなんてひどい国だ」と話して
いた。

《韓国への脱出》

 私は、生命の危機を痛切に感じた。「中国の居民証(住民登録証)」
を入手しない限り、生き延びる方法はないと思った。だが、私は「脱
北者」なので、偽造するしかなかった。

 九二年、吉林省の公安警察官に三千元(中国の労働者の給与の約一年
分)を支払って、白紙の居民証の登録用紙を買った。これは住居の移動
に使用するもので、氏名、年齢、移動地、家族状況欄がある。空白の
欄に必要事項を適当に書いて偽造した。金は、私が中国に来てから働
いて、韓国への脱出資金としてためたものだった。

 ところが、九四年、中国が全国的な戸口籍の調査をした際、警察に
知れるところとなり、その後、何回か、北朝鮮の当局者が、私の家を
訪問していろいろ聞いてまわった。私は家にいることがほとんどなか
ったので、逮捕はなんとか免れた。

 中国当局も捜査に乗り出した。手配写真が全国に配られた。中国で
逮捕されれば、北朝鮮に送還される以外の道はない。送還されれば処
刑される。私は小型船に乗って韓国に逃げ、九五年六月二十五日、忠
清南道の海岸に上陸した。

 「スパイじゃないか」ということで、六月二十七日から九月十五日
まで地下室で韓国国家安全企画部(現・国家情報院)の厳しい取り調べ
を受けた。

 九月十五日、取り調べが終わり、韓国の出入国管理所に移された。
それは、私が偽造した「中国の居民証」を所持していたからだ。その
後「不法入国者」として、監獄に送られた。それから、ソウル市東大
門の外国人保護所に移された。九六年四月に、韓国の裁判所に「強制
退去無効確認訴訟」を起こした。

 こうして、外国人保護所は、私を拘束し続けることができなくな
り、九六年八月、臨時釈放となった。

 その後、国会議員秘書から「政治的に解決するので裁判を取り消し
たほうがいい」と言われた。

 忠告に従って私は裁判を取り消したが、再び、収監されることを知
って日本への密航を決意し、九八年四月十八日、小型船に乗って日本
に上陸した。


Copyright1999,TheSankeiShimbun.






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