[インドネシアは今春「国家破壊」]公安調査庁・元第二部長 菅沼光弘


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投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 2 月 09 日 15:03:03:

回答先: 東チモール、「独立すれば内戦」 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 2 月 04 日 12:56:58:

http://www.yorozu.indosite.org/bbs/messages/958.html
より転載。
投稿者 ニョマン・ハリマオ 日時 1999 年 2 月 06 日 09:26:03:

回答先: 噂だけなんでしょうか? 投稿者 tokumei 日時 1999 年 2 月 06 日 02:45:05:

以下、 週間新潮 2月11日号より転載

表題[インドネシアは今春「国家破壊」]

「目下、インドネシアからは日本人が続々と帰国しはじめています。私の娘も近々、帰ってくる予定になっており、現地の運送屋に荷物を取りにきてもらったのです。その運送屋は"3月までは荷物をちゃんと日本にお届けできるが、それからはどうなるか保証できない"といったそうです。あの国は、4月以降どうなるかわかりませんよ」
と、こんな話をするのは、法務省公安調査庁・元第二部長の菅野光弘氏である。

インドネシアに国家存亡の危機が迫っている。
「すでに、防衛庁と外務省では、およそ1万5000人いる現地の日本人の救出シュミレーションを検討しはじめているようです。多くの企業が進出している日本にとって、いざという時に在留日本人をどう救うか、それがまず重要なのです」(政治部デスク)

インドネシアといえば、昨年5月にスハルト大統領が失脚したのは記憶に新しいところ。代ってハビビ政権が誕生し、混乱はおさまったかに見えたがさにあらず。

菅沼氏によれば、「そもそもインドネシアは民俗から宗教、言語、文化にいたるまで多種多様。宗教はイスラムをはじめ、ヒンズー、カトリックなどの教徒がひしめき合っています。これまで、スハルトはこの多様な民俗国家を軍を使って統治してきたのですが、トップがいなくなってしまい、軍そのものがバラバラ。ハビビはイスラム強を支持し、国家の統治をはかろうとしたが、逆にこれが宗教紛争を呼び、テロが頻発しているのです」

この1月19日には、東部のアンボン島で暴動が発生。100人の死者を出した。経済面では、通貨のルピアが暴落を続けている。

そんな矢先、ハビビ大統領が東ティモールの独立を容認すると公表。東ティモールは70年代に独立紛争を起こした地域だが、これが事態をさらに悪化させるという。
「最近では、東ジャワ黒衣装をまとった団体による無差別殺人が横行しています。これはスハルト時代の軍関係者の仕業だと見られているが、さらに6月には総選挙をひかえ、政治活動や武力闘争が本格化する。そこへ独立紛争が各地で勃発したら、どうなるか。こうした状況が全国的に波及すれば4月からは国家史上最大の騒乱状態になるでしょう。それこそインドネシアは崩壊してしまいますよ」(菅原氏)

むろんこの非常事態、日本にとっても大問題なのだ。もっとも外務省では、「在留邦人の救出を想定しているわけでなく、いまのところ観光旅行の延期勧告をしている程度」(邦人保護課)というまだ呑気なもの。

菅原氏がいう。「なにより、あの国が騒乱状態になれば、マラッカ海峡が封鎖される。となると、ここを通る日本のタンカーも立ち往生し、国内の席ゅ蛾ストップする。世界中が大混乱に陥る危険性があるのです」





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