決戦兵器:真・ロンギヌスの鎗


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投稿者 SP' 日時 1999 年 3 月 03 日 18:14:05:

以下概ね『宇宙人ユミットからの手紙III』(著者のプチ氏は仏国立科学研究庁主任研究員)より抜粋。

 
 どのスケールにおいても、それに対応するエネルギーの可能性がある。分子には結合の、ある種の形での
エネルギーが含まれ、それが解放されると、化学的性質のエネルギーとなる。もっと小さなスケールでは、
それより1000万倍も強力な核エネルギーがある。粒子そのもののスケールで、解放し得るエネルギーの新し
い形態はあるのだろうか。もしあるとしたら、どの程度の強さのものなのか。

 1975年のユミットの手紙には、超高密度のプラズマを研究するための地下実験の事が述べられている。2
個の原子核同士の相互作用ではなく、1億気圧で圧縮された物質中の夥しい数の原子核に関わる集合的プロ
セスを機能させることによって、エネルギー放射の新しい再配列を生み出すのだそうだ。手紙にはこのよう
な実験が、アメリカのネバダ砂漠で現に行われていると、はっきり書かれている。
「そういう新兵器の開発計画は、既にあると思う。アメリカの場合はDSP32のコードネームがつけられてい
る筈だが」と、アレクサンドロフは言う。
「そりゃDefense Support Program、つまり防衛支援計画という意味なのかな」
「僕の聞き及んだ範囲ではね。でもこれはあくまで噂でしかないんだ。何しろこれ一発で、今の熱核融合爆
弾の一斉射撃で4、5000メガトン分に当たる訳だから」
「誰だってそんなことは信じられないに決まってるよな」
「そりゃそうだ。でも1939年にダイナマイトから最初の原爆に移行した時だって、同じくらい突拍子もない
話だったんだろうなあ。まあ見てごらん。いずれこれが表面化してくるんだから」
 彼は一段と声を落として、こうつけ加えたのである。
「僕は他にもいろいろと知ってるんだが…今話すのはやめておこう。僕の家には匿名の手紙が送られて来る
んだ。アメリカと同じようなブラックプログラムの仕事をしている仲間からのね。連中だって好きでやって
る訳じゃない。内心では辛くて仕方ないんだ。少しでも良心の呵責を軽くしたいと思ってるんだ。でも口外
すれば、忽ちあの世行きさ。そういう連中が、反物質兵器のプロジェクトについての技術的データを、僕の
所に送って寄こすんだよ」(中略)
 ほどなくして、このプラズマ爆弾のことは、『ルシェルシュ』のような格式あるフランスの科学誌でも取
り上げられるようになった。私は個人的には、1986年の11月に、マルソー・フェルダンに彼の自宅で聞かさ
れた話がいつも心に引っ掛かっている。彼はフランス軍事顧問で、元ナンセーのプラズマ研究所の所長を務
めた人物である。その彼が、私の質問に答えて、単刀直入に次のように言明したのである。

−反物質を合成し、それを粒子加速器の蓄積リングに保存する事は、以前から可能だった。反物質を冷却す
る、つまり反物質の原子を同じ速度にする点については、基本的に間違いはない。反物質はごく微量ではあ
るが、粒子加速器によって合成可能である。これが等量の物質と対消滅する時には、効率が百%(全ての質
量がエネルギーに変換)だから、核分裂や核融合反応の1万倍ものエネルギーが放出される訳である。
 十分に真空度を高めた容器中の反物質の結晶は、超伝導の現象を活用して極低温中に電磁的に浮揚させれ
ば、いつまでも保存が可能であろう。こうして理論的には、無限の力を持つ爆弾が完成されるのだ。
 これを起爆させるには浮遊システムをカットするだけでいい。反物質は内壁に接触し、等量の物質と対消
滅することになる。その威力は反物質2500万分の1gで、TNT1メガトンに相当する。しかも爆弾は比較的清
潔なのだ。放射性廃棄物は、良く知られている通り、核分裂によって生じるものなのだから。(p123-127)


 70年代の終わり、アメリカはサハロフの電磁圧縮機にヒントを得て、地下核実験を行っていた。その目的
はスターウォーズ風の、高速で加速されたプラズマを創り出す事であった。だが実験最中に、エネルギーの
異常な噴出が偶々感知された。高レベルの圧縮によって、物質の一部が反物質に転換していたのである。
 だがこの問題は、すぐさま厚い秘密のベールで覆われてしまった。それがDSP32なのである。そして80年
代初頭には、最初の爆弾が実用段階に入った。現在では粒子加速器によって反物質が製造できるのだが、そ
れは年1ナノグラム程の、全く取るに足らぬ量でしかない。恐らくアメリカのシステムでは、これが1gに満
たないものから、10g→100tと、ほぼ無限に近く生産できるのだ。因みに数百gもあれば、百万メガトン級の
爆弾に相当するから、地上実験は不可能である。
 充分に圧縮した「プラズマの吹矢」によって幾らでも反物質を造り、それを電磁力の選別システムによっ
て磁気ボトルに送り込む。こうすれば1t足らずでも、スペースシャトル1機の10倍分にもなる莫大なエネル
ギーのストックが実現するのだ。
 アメリカ軍はこの反物質を、磁気の窓から放出して物質と対消滅させる事により、コンプトン効果を基礎
とした電気エネルギーの直接変換システムを、80年代初めに完成させているのだろう。これを使えば反物質
を、いつまでも磁気ボトルに閉じ込めておく事ができるのだ。
 しかもこの発電機をMHD推進器に応用すれば、秒速200kmものスピードが達せられる筈である。だがアメ
リカは、この新しいテクノロジーを軍事面でも産業面でも、徹頭徹尾秘密にしてきた。(p62-63)


…核融合爆弾を保有する全ての国は、何れはこうした実戦向け兵器の試験はやらずに「シミュレーション」
で済ますようになるだろう。シミュレーションとはつまり、ごく僅かな量で実験してみるという事だ。それ
は仏南西部ボルドーに建設予定の、新しい研究所で行われる事になっている。その時、中心となるのは…レ
ーザーによる熱核融合なのだ。(中略)フランスのような国が、前もって成果に自信もなく、純粋な研究の為
にこれ程金のかかるプロジェクトに関わるような事は、絶対にあり得ない。
 そうなのだ。レーザーによる熱核融合は、幾つかの先進国で極秘の内に、既に何年も前から機能している
のである。これなら放射能汚染もないし、危険もないという訳だ。放出される放射能は、実に微々たるもの
である。融合の際に放出されるエネルギーは、大型花火程度なのだから、大気層を破壊する危険もない。
 この種の研究は「民生用」という滑稽な仮面をかなぐり捨ててしまっており、これをエネルギー源にしよ
うなどという、単なる口実を述べ立てる人は最早いなくなった。(中略)
 1976年春に舞い込んだ手紙では、 全く新しいタイプの兵器開発テクノロジーの出現が間近に迫っている事
を知らせている。「エネルギーを瞬時に極めて遠距離まで移動する」技術が間もなく完成し、それを基とし
て原水爆とは比較にならぬ程の、たった1発で地球上の生命という生命が抹消されてしまう程の威力を持っ
た兵器が開発されつつあるというのである。それにはレーザーが深く関わっている。現にリヴァモアやサン
ディアやロス・アラモス、或いはまたロシアのセミパラチンスクでは、アクセル全開で「ビーム」の出力を
増大させているのである。(p209-214)


 周知のようにプラズマとは高温状態の気体の事である。熱の為にエネルギーを増した原子や分子が激しく
衝突する特殊な状態である。自然界では真空放電や雷に附随して発生する。宇宙全体としては寧ろプラズマ
が普通の状態と考えられている。太陽を例にとろう。地球に向けて吹いている太陽風や、太陽コロナ等は、
高温かつ低密度のプラズマである。そして他の恒星でも同じ事だが、太陽内部は高温かつ高密度の極限状態
のプラズマである。このプラズマがどうして途轍もない破壊力に繋がるのか。
 読者は「成型炸裂」の原理はご存じだろうか。これはほんの小さな弾丸で、厚さ10cmもの装甲車の鋼板を
貫通させる事のできる技術である。弾丸ロケットの弾薬の部分を逆円錐形にしておいてから、その上に空気
抵抗を減らす為の通常の弾頭をつけておく。これが鋼板に命中すると、内部の火薬が炸裂する。そうすると
円錐形に衝撃波が拡がる。そのエネルギーは集中して、この内側に向けられた円錐の尖端に集中した後、反
動で外側に向って物凄い勢いで押し出される。それが鋭い槍のように飛び出て、厚い鋼板を一挙に貫通して
しまうという仕組みである。
 この原理は昔からよく知られたものだが、今度は火薬の代わりに、熱核融合の爆薬であるリチウム水素化
物を装填したらどうなるだろうか。これだと貫通能力は殆ど無限大になってしまうだろう。プラズマ兵器は
このような「成型炸裂」の熱核融合爆弾を2個用意して、互いに向き合わせた物だ。そして衝撃波の自己誘
導の為の電磁システムを加え、両側から同時に点火するのである。向き合った2本の猛烈なエネルギーの槍
が、真ん中で正面衝突するとどうなるか、内側に向けて閉ざされた超高エネルギーが、超密度の火の玉が、
つまり極限状態のプラズマが発生するのである。(中略)
 ユミットの手紙には、こうして作られた「火の玉」の直径は、数百kmに及び得るとある。因みに広島の原
爆の時生じた「火の玉」は、直径最大280m程のものである。大気圏の厚みは80km足らずなのだから、これ
では考える余地も何もあったものではない。地球丸ごと、一瞬にして1000万度の超高熱の「プラズマ」と化
してしまうのだ。(中略)
 ただし技術的な事を言えば、熱核融合爆弾の槍を正確に自己誘導する為には、強力な電磁システムを構築
しなければならない。その為には、超伝導技術が不可欠である。(p129-131)


 所長との面会の当日、私は最近発表した論文や進行中の研究の事を口早に説明し始めた。
「君が怠けているなどとは、誰も言っていない。研究のレベルが低いという訳でもない。何しろ君は、大数
学者で宇宙論の権威である、あのスリオーにお墨付きを貰っているのだからね。別にあの本の中で研究庁を
批判している訳でもないし、まあ、我々としては君を検閲したり譴責したりする理由は何もないのだよ」
「それではなぜ私は呼び出しを受けたんでしょうか」
「いや、君の本が出た途端に、このデスクの電話が鳴りっ放しでね。あちこちの研究所の所長やら、天文台
の連中やらが、君は気が狂ったんだから、すぐに解雇して欲しいと、大変な剣幕なんだ」
「私が精神異常に見えますか」
「そうは見えない。けれどね、君がTVに出たり、インタビューに応じたりした事で、大騒ぎが持ち上がった
事は事実だ。我々としては君が個人として発言し、最終的には自分で責任を取る覚悟があるのなら、問題は
ない。私には言論の自由を弾圧するつもりはないからね」
 それから所長は、私の仕事を正当に評価するのにどれ程苦労したかを話してくれた。専門家はこんなテー
マを持ち込まれても皆迷惑顔で、逃げ口上だったと言う。やれやれ、スリオーがいてくれなかったら、私の
首も今頃どうなっていた事やら…。
 我々はあれこれとお喋りをした。最近VSD誌は見開きカラーページで日本のMHD船の写真を載せ、特集を
組んだ。私は1975年以降はMHDには並々ならぬ関心を抱いていた事もあって、この雑誌を所長のデスクに広
げて見せた。
「日本人がどこまで進んだか御覧になりましたか。75年から76年にかけて、もしフランスが少しでも私を援
助してくれていたら、今頃は彼らよりも遥かに先を進んでいたでしょうに」(II巻p52-53)

 『科学と生命』誌、91年4月号の巻頭を飾ったのは「MHD潜水艦」であった。その後半にはこの領域にお
ける最近の主たる成果を発表した膨大な論文が掲載されている。超伝導の最新の成果を応用した電磁推力に
よって、やがて海上船舶や潜水艦には文字通りの革命が齎される事になろう。論文には日本が建造して試運
転の段階にある巡視艇の写真が載っていた。搭載されている2機のMHD推進装置は、10年前に私がTV(仏国営
第2TVの『Xタイム』)に出演して、塩水を張った小さなプールで航行させた物と全く同じである。側壁の加
速器が図解されているが、これとて私が既に75年に実験していた物だ。ファリオルスはこれを読んで、
「君の名前が引用されていないじゃないか」と、言った。
「僕は74年と75年にMHDをテーマにした2本の論文を、パリ科学アカデミー報告についてのコメントと一緒
に、日本(87年、筑波のMHD国際学会)でも発表した筈なんだがなあ」
「君の名前はわざと忘れられたんだとは思わないかい?」
「決まってるさ、そんな事。君にだって理由は分かるだろう。潜水艦が電磁気を動力にするのはまだ良いと
しても、重量に対するパワーレシオを上げていけば、もう航行できないよ。空中に飛び出して、衝撃波音も
出さずに極超音速で飛行してしまうんだから。そういう事は皆話をしたし、沢山論文も書いた。僕が指導教
授になって、このテーマでドクター論文を書いたエンジニアもいる位なんだ。今すぐどうという事はないか
もしれないが、このプロセスはどんどん進行している。誰にも止められやしないさ。60年代初めのユミット
からの手紙が、ほぼ30年後の今になって漸く具体化しかけているんだからね」(I巻p21-22)
 
 日本では今、大規模なMHDの開発計画が進められ ている。「大和一号」は電磁力推進装置により、7.5ノ
ットのスピードで既に就航しており、更に大型の「大和二号」が開発途上にある。(中略)
 今日になってもなお、MHD推進やMHDによる揚力については、専門誌でも殆ど取り上げられない。理由
は2つある。1つはこれが軍事機密の厚いベールに覆われている為である。もう1つはUFO文書との関連が顕
著で、面倒な事になるものだから、軍も政府も公にはしたがらないせいである。(中略)
日本の「大和」プロジェクトの責任者はあるインタビューの中で述べている。このような装置があれば摩擦
抵抗は排除されるので、「潜水艦の速度は、殆ど無制限になる筈だ」と。具体的には数百ノットであろう。
 このようなプロジェクトを「民生用」と謳っているところが、笑わせる。海底を時速数百kmで航行するミ
サイルとか潜水艦を保有する国が、戦略上有利なのは誰の目にも明らかである。日本はMHD研究を民生用に
限る事で、自らを正当化しようとしているのだ。なるほど、日本は島国であり、海上交通はかなり重要なも
のであろう。潜水艦なら海洋の気象条件に左右されないのだから、なおの事である。だが難点は、船の喫水
に合わせて港湾施設を変えなければならない事だ…(巻末資料9)

 私は20年もMHDを研究してきた。しかも15年もの間、フランス人としてはたった1人で、この分野に取り
組んできたのである。(中略)
 私は実権を奪われ、お手上げの窮地に立たされた。誰かこの実験を、少なくとも表面的には成功するのを
望んでいない人がいるというのが、偽らざる印象であった。
 それから1年程してルーアン大のテナール教授と顔を合わせた。彼はそっと耳打ちしてくれたのである。
「DRETとの窓口だったブラデユに会ったんだよ。何て言ったと思う」
「さあね」
「DRETが、ああいう実験を1つ1つ秘密の地下実験場でやり直してるって言うじゃないか」
 1994年4月、私は国立科学研究庁の関連部門の部長であるル・ケオーとマルセイユ天文台長であるバトリ
ューと共に、マルセイユのレストランで食事をしていた。その時突然、ル・ケオーがこう切り出したのだ。
「とにかく、儂が言えるのはだね、プチのMHDの研究を邪魔しに入ったのは、確かに軍に間違いないんだ」
「何でまた。軍は興味がなかったんですか」
「とんでもない。今だって必死になって続けてるのさ。秘密の実験室でな」
「でもどうしてそんな事が分かるんですか」
「あそこにゃ顔が利くもんでな。若い頃は儂も反軍国主義者だったが、歳を取って少し軟化してしまったん
だ。つまりDRETには顔が利くって訳だ」
 68年の5月革命の闘士も、この体たらくである。
 以前は疑惑が持たれていただけだった。今やそれが周知の事実となったのだ。軍は確かにMHDに関心を持
っている。
 なぜだかお分かりだろうか。
 それはいつか熱核融合爆弾を搭載して、極超音速で飛ぶ長距離ミサイルを建造する為なのだ。(p144-147)


 ユミットは人類改造の独自の計画を構想している。強力でしかも「流血の惨事を招かないですむ」ような
手段−それは教育である。(中略)成る程、彼らにとっては現在の地球は病んでいるのだから、我々の惑星の
否定的側面を除去する為には、子供達を親から引き離して丁寧な教育を施さねばならないという考え方にも
一理ある。我々の子孫は遺伝子操作や、人工的条件づけや、選別を通じて脳を改造される事になるだろう。
こうして悪と無縁になった子供達は「エデンの園」を現実の物とするのであろう。
 だがこのようにして「完璧」になった未来の人間が、果たして今の我々のように詩を創り、交響曲を作曲
し、絵を描く事ができるのだろうか。徹底的に改造された地球はその時、文化という正真正銘の生贄を捧げ
ねばならなくなるのではないか。
 しかもこの手紙(1988年1月30日付スペイン)が本物だとすると、いつかこれらの地球訪問者と直接会って
話ができる日が来るという希望も、どうやら打ち砕かれてしまったようだ。我々が幾らユミットを理解し、
更なる接近を目指して努力しようとも無駄なのだ。所詮我々は彼らの「実験」に必要な、単なるモルモット
にすぎないのだから。(II巻p40-41)



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