元首相 中曽根康弘 ■工作船事件 を語る


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投稿者 長万部 日時 1999 年 4 月 03 日 09:17:34:

流石は元海軍将校、仰ることが違います。
ところで>リトマス試験紙 の反応は「アカ」だったのでしょうか?

 今回の北朝鮮工作船の領海不法侵犯事件は、日本の国家主権擁護のため、
従来の、この種の問題に関する政府の見過ごしや緩やかな対応の処置、
世論の惰性的な武器不使用、妥協的解決の風潮に一大点検が要求された。
この際、思い切って、将来の抑止と予防を重視し、明確な考え方を定め、
有効な対応措置を講ずる断を下すときに至ったと思う。
これまでに起こった日本人の拉致(らち)や工作員の潜入事件を含めて、
この種の侵犯事件はしばしば行われている。今回の事件は、北朝鮮が
日本側の警戒態勢や処置が依然、甘いものであると判断し、大型の工作船を
公然と二隻も日本の近海に入れて、電波を多発し、日本にいる工作組織と
連絡をとるとともに、新たな「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)や
有事法制制定の論議の最中に、日本側の反応を試す、
いわばリトマス試験紙として行ったとの説がある。
 また、産経新聞によると、今回の工作船事件は実は陽動作戦で、日本海で
騒いでいるすきに太平洋側から数十人の北朝鮮工作員が日本に潜入したともいう。
中型工作船に、公然と領海侵犯をさせ、遊弋(ゆうよく)するような
大胆不敵な行為は、日本の従来の対応の甘さが侮られたことに至ったと
考えざるを得ない。
また、これに対する政府の今回の対応も、必ずしも芳しいものではなかった。
(中略)
 また、陸上の領土においても、原子力発電所や航空管制塔や米軍基地など、
ゲリラや組織的な地下組織等によって、突如破壊活動が行われる危険性も存在する。
国際関係が緊迫している状況の下では、万一に備えて、そのような陸上の
致命的重要個所の防護問題も考慮しておかなければならない。




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