大日本帝国 赤丸掲揚の理由


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投稿者 安芸 宏 日時 1999 年 7 月 18 日 18:17:54:

1609年(慶長一四年)薩摩藩は琉球へ貿易利益搾取を目的に侵攻した。以後琉球王
国に対して以前と同様に琉球の統一旗印赤丸をかかげさせ、琉球(沖縄・奄美・先島)
人民には日本風の身ナリにならぬことなどを命じた。薩摩は対外的に琉球が以前と変わ
りなく中国の藩属国であることを徹底して強調し、武力を背景に王国体制による交易権
からの利益の他、砂糖・織物など莫大な金額を収奪していた。“居座り”強盗である。
後にその莫大な金額が、倒幕、大日本帝国建国へとつながって行く。幕末、列強が押し
寄せ、すでに征韓論が浮上する中、薩摩藩と幕府は、東アジアにおける琉球の軍事上の
重要性も深く理解するようになる。薩摩藩主島津斉彬は、国際上清国領である琉球を日
本島津領とすべく、琉球が日本領であることを諸外国に示す苦渋の策として、琉球国旗
と同じ赤丸を日本の統一旗印とすることを幕府に働きかけた。幕府は1853年(嘉永
六年)黒船来航開国要求で日本中が混乱する中、翌1854年(安政元年)島津斉彬の
提案を採用し、赤丸を日本船の旗印と決めた。同年には琉米修好条約、日米和親条約が
結ばれている。明治になって薩摩閥(明治藩閥政治の中心勢力)は琉球を薩摩士族への
砂糖(当時高価)収奪目的と日本防衛・海外派兵の橋頭堡と位置づけ、明治三年、赤丸
が日本領内を示すべく琉球国旗と同じ赤丸を日本軍の旗として法制化し高らかに示した
。その後日本は琉球に対して日本同様の政策を押し進めようとしたが、琉球の強い抵抗
と清国の抗議があって進まなかった。明治七年、薩摩藩出身の大久保利通は薩摩士族の
不満を知らげようと西郷隆盛の弟西郷従道に指揮をとらせ琉球を日本領にする手段とし
て台湾先住民による漂着琉球人殺害と漂着日本漁船からの略奪の責任追求を理由に台湾
出兵を計画、イギリス・アメリカの反対を無視して西郷従道が強行、台湾を制圧した。
日本は清国との交渉で当初の目的通り琉球が日本領であることを国際的に認めさせよう
とした。しかし清国は台湾先住民は統治外にあるとし、琉球が日本領であることは決し
て認めなかった。日本は清国が賠償金を払い出兵の理由は認めたとして同年末には台湾
から撤退、帰国後日本は出兵の理由が認められたとして琉球の日本領は確認されたと一
方的に解釈、これを機に琉球王朝に対して清国との冊封関係を廃止するよう伝えたが琉
球側はこれを拒否、日本は西南戦争後、強行策に方針を変えた。明治一二年(1879年
)日本は琉球本土に軍隊を投入して琉球王府を強行廃止し日本の県を宣言した。琉球側
は根強い抵抗運動を起こし、紛争が生じた。王府から知らせを受けた清国が厳重に抗議
した為、アメリカの仲介するところとなり翌明治一三年(1880年)日本は琉球を分
割統治する案に妥協した。が、批准には至らず、その後も長らく未解決の状態が続いた
。明治二七年〜二八年の日清戦争で台湾が日本に割譲されると共に琉球も外地として日
本側に組み込まれた形となった。こうして大日本帝国の統一旗印は誕生した。

太陽神信仰は世界的なものであり。太陽神信仰の元軍は白い丸をかかげて日本に来まし
た。同じく太陽神信仰のある沖縄では古代石版に今でも伝統琉球文化で使われている模
様などと一緒にひときわ大きく塗りつぶすように描かれたマルが何枚か見つかっていま
す。戦国時代の合戦図などにある赤い丸は個人の旗印で、戦国時代はすでに琉球船が交
易を展開してずっと後の時代です。日本にとって赤い●は、外来なのか日本独特なのか
わからないいろんな文化の内の一つだったのではないでしょうか。錦の御旗は金色の太
陽○と銀色の月○で、日本国の長い歴史上で太陽〇と言えば金色が主流だったことは間
違いありません。一時期の流行的個人の旗印である赤い日の丸を歴史的に日本国の統一
旗印と位置づけてしまう面々は、やはり日本独特の伝統的島国根性なのでしょう。

リンクでは琉球王国の赤い日の丸が見れます。




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