週刊朝日 石原都知事97年尖閣諸島突入船に自動小銃2丁・砲弾30発・銃弾1800発搭載「宇宙戦艦ヤマト」プロデューサーがマニラで積み込む


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投稿者 一刀斎 日時 1999 年 8 月 08 日 20:40:27:

週刊朝日8/20.27号

スクープ!
石原都知事97年尖閣諸島突入船に自動小銃2丁・砲弾30発・銃弾1800発搭載
「宇宙戦艦ヤマト」プロデューサーがマニラで積み込む

石原信太郎都知事(66)が一九九七年に尖閣諸島に行った船に、M16二丁、りゅう
弾三十発など大量の対人殺傷銃器が積み込まれていた!本誌記者は石原氏の友人で、
船主でもある刑事裁判中の西崎義展被告(64)と以前から接触。取り交わした獄中書
簡から、石原氏との関係と搭載された銃器について、その全貌を明らかにする。


東京地裁で行われている「宇宙戦艦ヤマト」プロデューサー西崎義展(本名・弘文)
被告の公判で、「石原慎太郎」の名前が飛び出したのは今月二日のことである。
アメリカ陸軍の制式銃であるM16自動小銃など、大量の銃器の密軸人事件で再逮捕
されて半年。法廷での西崎破告は分厚い老眼鏡をかけ、薄い頭髪も眉も真っ白。この
日は弁護側による被告人への本人尋間だった。
弁護人 M16など武器の出どころはどこだったのですか。
西崎被告 フィリピン沿岸警備隊の司令官ガルシアから調達しました。
弁護人 なぜ調達したのですか。
西崎被告 ひとつはフィリピンの海域では海賊の横行が徴しく、自衛の必要がある。
二つ目は、私どもの船に石原慎太郎という要人を素せるため、それに対する防御・防
衛の必要がありました。
傍聴人席がどよめいた。
石原氏と西崎被告、そして大量の銃器は、いったいどこで、どう結ぴついたのか。
実は、本誌記者は獄中の西崎被告と文通を重ね、この日の法廷前に事件の群組な経緯
をつかんでいた。
石原氏が衆院議員を辞職して作家に戻っていた九七年五月六日、西村真悟代議士(当
時新進党、現自由党)らと尖閣諸島への渡航を強行した。尖閣諸島といえば、日本、
中国、台湾が領有権を主張し、日中台間の懸案事項になっている場所。西村代議土が
上陸後、すぐに中国外務省が抗議を表明した。
西村氏は漁船に乗って魚釣島に上陸したが、石原氏は西崎被告所有(当時)の、漁船
を改造した英国船箱船「オーシャン9号」(四九一トン)に乗り込んで島に接近し
た。このときの同船には、後に西崎被告宅で発見されたM16自動小銃二丁、実弾約
千八百発、M16付属の発射装置から打ち出される対人殺傷兵器りゅう弾三十発が搭
載されていたのだ。しかも、通関手続きを経ないままにである。
西村氏は、石原氏と尖関諸島に行くことになった経緯を、次のように振り返る。
「おれは尖閣諸島行きを公約に掲げていたからね。当選してすぐの九六年十月に、海
上保安庁に巡視船を出してもらうよう申し入れたが、断られた。『それじゃ民間船を
チャーターして』ということになったが、手がかりがないまま年を越してしまった」
西村氏は石原氏が「尖閣諸島あの島を失うまい!」と題した論文を月刊誌に発表して
いたことを知り、知人を介して九七年二月四日、石原氏と会った。
「尖閣に行きたいが、船がないんです」と西村氏が訴えると、「オレには船のあてが
あるから、調達できたら尖閣に一緒に行かんか」と、石原氏は答えたという。
二カ月半後の四月二十二日、二人は大田区田園調布にある石原氏の自宅で再会。フィ
リピン・マニラ港に停泊中の西崎被告のオーシャン9号で、石原氏はマニラから石垣
島に向かうこと、西村氏は石垣島から乗り込み尖閣諸島に上陸する計画が決まった。
石原氏はそのとき、自宅から西崎被告の船に船舶電話をかけた。石原氏の親しげな話
しぶりに、西村氏は、「ツーカーの仲やな」と感じたという。
石原氏の顧問弁護士によれば、二人のつきあいは石原氏が日生劇場の企画担当重役を
務めていた六〇年代初頭に始まった。西崎被告も当時、プロデューサーとして日生劇
場で活動していた。その後、いったんつきあいは途絶えたが、「ヤマト」がヒットし
た七〇年代後半に西崎被告が石原氏に再接近。二人とも海が好きだったことから意気
投合し、石原氏が西崎被告の船に招待されることもたぴたぴあった。石原氏は西崎被
告が準備中だった「ヤマトしの新作にも、「原案」として参加している。
西崎氏が九七年十二月に覚せい刑事件で逮捕されたときには、石原氏は嘆願書を裁判
所に提出した。
「『こいつも変わったやつだが、それなりにおもしろいやつで年も年だし』と、しぶ
しぶ出していました。しかし、銃刀法違反などで今年二月に逮捕されたときには『な
んちゅうやつだ」とあきれ果てていました。留置場から手紙は来ましたが、もう接触
はありません」(顧問弁議士)


以下週刊朝日8/20.27号をごらんあれ!




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