軍事的圧力で事態打開へ キルギスの掃討作戦

 
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投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 8 月 27 日 15:38:35:

回答先: ◎人質救出作戦は第2段階に 空爆で武装勢力掃討を開始 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 8 月 27 日 15:36:38:

◎軍事的圧力で事態打開へ キルギスの掃討作戦

 【ビシケク27日共同】日本人技師らの拉致(らち)事件でキル
ギス政府がイスラム武装勢力に対する大がかりな掃討作戦に踏み切
ったことは、具体的な要求を突き付けず交渉にも応じない武装勢力
の対応に事件解決の糸口を見い出せないでいる政権側が、人質の安
全重視を表明しながらも実際には軍事的な圧力強化で事態打開に乗
り出したことを意味している。
 掃討作戦の後に人質救出を図る今回の“二段階作戦”には、事前
の「せん滅作戦」(国防省高官)で武装勢力の力をそぎ、人質解放
の地ならしを進める狙いがあるが、政権側の思惑通りに事が運ぶ保
証はない。
 武装勢力が抵抗で情勢がさらに不安定化する恐れもあり、掃討作
戦の過程で人質らに万一があれば、日本など海外からの投資拡大を
期待するアカエフ政権にとってもダメージとなろう。
 一方で今回の掃討作戦開始は、26日の武見敬三・外務政務次官
のキルギス訪問とも重なった。人質の安全を第一とする日本側がキ
ルギス側の今回の動きをどこまで掌握していたのか注目される。
                           (了)
[共同 8月27日]  ( 1999-08-27-08:46 )




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