岩波書店刊行のものとフランシスコ会刊行のものがお勧めです。

 
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投稿者 ふりーぱーそん・アダム・ワイスハウプト 日時 1999 年 9 月 05 日 20:50:44:

回答先: 聖書について調べようとしています。情報求む。 投稿者 ★阿修羅♪ 日時 1999 年 9 月 04 日 11:41:46:

岩波書店刊行のものと、フランシスコ会訳の聖書がお勧めです。これらは何れもルカ・ヨハネ等、著者別に分冊になっています。価格は岩波のものが各巻2500円〜、フランシスコ会のものが各巻1500円〜ぐらいです。

新共同訳に比べて何が優れているかですが、

@当時の時代背景、政治情勢、登場人物のプロフィール、儀式の解説等が、本文の下に注記されていることによって、より本文が奥深く理解できること。たとえば1デナリオンとは当時の肉体労働者の何日分の給料だとか、最後の晩餐はテーブルついて椅子に着席して食べたのではなく、じゅうたんの上にねっころがって車座になって食べたとか、当時の習慣が判りやすくかかれていること。

A共同訳では、たとえば、売春婦とかといった今日的にいえば差別的な表現として禁止されている言葉は故意にぼかされていたり、新教と旧教で教義が対立する部分が故意に曖昧にされていたり、新改訳では新教と対立するカトリックの教義の根拠となる部分(主に聖母マリアの問題)が故意にはぶかれていたりしますが、岩波刊・フランシスコ会訳ではいずれも原典に忠実に訳されています。

どこで買えるかですが、岩波版なら宗教関係書の豊富な大規模書店ではたいてい置いていると思います。フランシスコ会訳はカトリック関係のホリーショップ・書店で入手可能です。大阪なら阪急百貨店の女子修道会の売店やカテドラルのピエタで入手可能。東京ではどこにカトリック系の書店があるのか余り知らないので申し訳ありません。日本大司教座のある関口教会になら多分置かれているかもしれません。



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