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http://www.jca.ax.apc.org/aml/9909/13942.html
島川です。 原文の所在は -------------------------------------------------------------------------- 東ティモールで起こっていることは、紛れもなくジェノサイドである。9月8日 東ティモールは南太平洋の小さな国であり、ポルトガルからの独立を宣言して間 インドネシア軍は、東ティモールの人びとに対してと同様に国連の施設や職員に ワシントンは、民主主義と人権の尊重について多くを語らず、また軍事援助を供 インドネシアのファシスト軍は、1960年代に米国がヴェトナムで戦争をエス 今日の東ティモールでのファシストのテロは、1965ー66年に米国に訓練さ そしていま、米国大手メディアの論調は、何者も殺戮を止められないかの如くに、 米国の独立したジャーナリストであるAllan Nairnは、インドネシア軍、「民兵」 ワシントンは、1975年のインドネシアの東ティモール侵略を支持していた。 その1カ月後、米国国務省の官僚は日刊新聞『The Australian』1976年1月 米国政府は、一貫して、民衆運動に敵対するファシスト軍を支えて来た記録を有 ワシントンの、コソボにおける「民族浄化」を止めさせるためにユーゴスラヴィ 現在の恐怖政治は、いま直接的には、東ティモールの80万人の人びとに対して 昨年の夏に、学生と労働者による大規模なデモンストレーションは、1965年 企業の利益にとっては、大きな問題がある。インドネシアとオーストラリアによっ 世界中の諸国の連帯するグループによって、デモンストレーションが呼びかけら ------------------------------------------------------------------------------ -------------------------------
Subject: [aml 13942] [IAC]「東ティモールにおける虐殺の背景」 From: "M.Shimakawa"
Date: Tue, 14 Sep 1999 03:26:23 +0900
Seq: 13942
[TO: aml, keystone, rml]
ラムゼー・クラーク元司法長官創立の国際行動センター(International
Action Center)のホームページから、東ティモール情勢とアメリカの政
策をめぐる声明の、とりあえずの訳です。日付が入っていませんが、内容
からして9月8日以降のものです。
急いで訳したので、本文中の「?」「!?」などは意訳したほうが日本語
としては馴染むでしょうが、多くはそのままにしてあります。
です。
東ティモールにおける虐殺の背景
....インドネシア軍?米国が創り出したもの
*国際行動センターからの声明*
に国連が見積もったところによれば、20万人?人口の四分の一!?の人びとが、
インドネシア軍の組織的な狼藉によって住まいから追い出された。
もなく、1975年にインドネシアによって侵略された。現在行われている暴力
は、8月30日に国連管理下で行われた住民投票において、人びとがインドネシ
アからの独立に圧倒的多数の投票を行った後に開始された。
対して血塗られた攻撃を仕掛け、世界中で非難を呼び起こしている。
給しているインドネシア軍の将軍たちや、IMFと世界銀行の信用供与に依存し
ている銀行家やビジネスマン?しばしば将軍たち自身?に対しても、具体的な圧
力をかけることをしていない。
カレートさせていた頃、ワシントンによって創り出されたモンスターである。ワ
シントンは、クーデターを訓練し、装備を施し、資金を供給することによって、
軍内のファシスト右派の勢力を強めた。引き続いて起こった虐殺に国務省とペン
タゴンは「大得意」であった。
れたインドネシア軍が実行したことの、寒けをもよおす再演である。コミュニス
トと闘う「地方民兵」を援助すると称して、軍は島から島へと行動し、労働者、
農民、学生?進歩的な組織で活動するいかなる者をも、虐殺した。彼らは、少な
くとも100万人の人びとを殺害することによって、インドネシアの大規模な左
翼・反帝国主義運動を破壊したのである。
宿命論的なものになっている。しかしこれは、米国の役割を覆い隠そうとするも
のである。
と呼ばれているものと合州国との通謀の証拠文書を提示している。東ティモール
行動ネットワークEast Timor Action Networkによれば、米国が訓練したエリート
のKopassus部隊が、東ティモールで続いている破壊活動の一部を担っている。
*米国は1975年の侵略を支持した*
ジェラルド・フォード大統領とヘンリー・キッシンジャー国務長官は、侵略の直
前にジャカルタを訪問している。
22日付で次のように語っている。「米国とインドネシアの二国間関係の見地か
ら、我われは東ティモールへの侵入を多少大目に見ている。合州国はインドネシ
アとの関係が緊密かつ友好的に保たれることを望んでいる。我われは、インドネ
シアを友好的な国と見なしており、提携がない国などではなく、我われが多くの
ビジネスに携わっている国であると見なしている」。
している。インドネシア軍は、結局のところ、土地と人びとを搾取するためにイ
ンドネシアに集まってきた米国の多国籍企業が歓迎する、抑圧の風土を維持して
来たわけである。
アを攻撃した、という宣伝を誤って信じた米国政策の論評者たちは、いま同じ帝
国主義者たちに対して、この情勢に介入することを主張している。いかなる米国
の介入も、それが起こるならば、企業の利益を護り民衆運動を抑圧する、ハイチ
型のものになるであろう。
*何が問題となっているのか*
向けられている。しかし、それは同時に、二億人のインドネシアの労働者と農民
に対する恐怖政策を目的としたものである。35年間にわたる残忍なファシスト
支配の後に、ついに、労働者と農民は彼らの諸権利を求めてふたたび公然たる組
織化を始めている。米国をバックとする同じ将軍たちは、逮捕、殺害、刑の宣告
を用いている。しかしながら、将軍たちは、この新しい労働者の運動を打ち破る
ことに成功していない。
のファシストのクーデターを導いた将軍たちのひとりである、スハルト大統領の
辞任をもたらした。そして、スハルトの親密なパートナーであったB.J.ハビビが
大統領を引き継いだ。ハビビの背後には、必要とあらば血塗られたテロを用いて
彼らの
莫大な特権を護ろうとする、凶暴な同じ軍事指導層が存在する。
て開発中の、ティモール地域沖合の油田と天然ガスは110億ドルに達すること
が期待されている。(AP,7月21日)
れている。インドネシアのファシスト軍に対抗しティモールの人びとと直接に連
帯するこの種の行動は、一層促進すべきである。しかしまた、米国の帝国主義?
ファシストの将軍たちの背後にある勢力についても、指摘が行なわれなければな
らない。
*東ティモール虐殺に対する米国の資金供給を停止せよ!*
International Action Center
39 West 14th Street, Room 296
New York, NY 10011
email: iacenter@iacenter.org
http://www.iacenter.org
phone: 212 633-6646
fax: 212 633-2889
島川雅史 mshmkw@tama.or.jp
mshmkw@jca.apc.org
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