『エイズは人類を滅ぼすか』より同性愛=アナルセックス=反自然説

 
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投稿者 うぐっ 日時 1999 年 9 月 22 日 20:54:08:

回答先: 『エイズは恐くない?』より安部英関連 投稿者 うぐっ 日時 1999 年 9 月 22 日 20:52:05:

渡辺雄二『エイズは人類を滅ぼすか』時事通信社1986
3章「エイズが〃生命の神秘〃を解き明かす」
P137〜140


精液が直腸に入ると免疫カが低下
一九八五年二月、新技術開発事業団(科学技術庁の外郭団体)の上野隆司研究
員は、エイズに関した、非常に興味深い研究成果を発表した。それは、精液の
中のプロスタグランディンという物質が、アナルセックスによって男性の直腸
に入ると、免疫カを低下させ、それがエイズ発病の原因になっている──とい
うものであった。
1章で述べたように、ホモセクシャルは免疫力が低下していて、感染症にかか
りやすい。そこで上野研究員は、その一つの原因が精液中に含まれるプロスタ
グランディンE2ではないかと思いついた。この物質は免疫力を低下させるこ
とが知られていたからである。
上野研究員は、この考えが当たっているかどうかを動物実験で確かめることに
した。オスとメス十匹ずつのラットに、一日一回、体重一キログラム当たり五
〇〇マイクログラム(一マイクロは百万分の一)このプロスタグランディン
E2を肛門から注入して、七日後、T細胞の働きから免疫力かどう変化したか
を調べた。
その結果、メスではほとんど変化はなかったのに対し、オスでは注入前に比
べ、免疫力が三分の一ほどに低下していることが分かった。
上野研究員は、
「これは人間についてもあてはまると思います。つまり、男性が大量のプロス
タグランディンE2を腸管から吸収することで、免疫機能の低下が誘発される
のではないかということです。メスについては何らかの防御システムが働いて
いるのではないかと思います。」
とう。
この実験のほかに、試験管内でエイズウイルスを、培養したリンパ球に感染さ
せて、プロスタグランディンE2を添加し、感染の状態を調べる実験も行っ
た。その結果、それを添加すると感染速度が増して、複製されるウイルスの量
も三日間で二倍以上に増えることが分かった。つまりプロスタグランディン
E2は、ウイルスの増殖を促進していたわけである。
〃天使〃が〃悪魔〃に変身
このように書くと、プロスタグランディンE2が、何か非常に悪いもののよう
に思われるが、決してそんなことはない。この物質は、通常なら子宮内に入っ
た精子を保護するという、極めて重要な働きをしている。
プロスタグランディンは、「局所ホルモン」「生理活性物質」などといわれ、
身体のあらゆる部分に存在し、筋肉の収縮や弛緩、血液の凝固などを調節して
いる。はっきり分かっているものだけで、三十種類ぐらいある。プロスタグラ
ンディンE2はその中の一つである。
プロスタグランディンの存在が知られるようになったのは、最近のことであ
る。一九三〇年代に、イギリスとスウェーデンの研究者がそれぞれ独立に、精
液や精のう腺の中に、血圧を下げ、子宮筋を収縮させる物質があることを発表
した。それは前立腺(プロスタ)にちなんで、プロスタグランディンと名づけ
られた。
その後、プロスタグランディンの研究が進み、肺や肝臓、腎臓、血管など、数
多くの臓器や組織から発見され、E2,12などと、アルファベットと数字で
区別されるようになった。
プロスタグランディンの基本的な働きは、体内のさまざまな生理を調節するこ
と。例えば、血管を拡張したり収縮させたりして、血圧を調節したり、あるい
は子宮筋や胃腸を収縮させるなどの働きを持っている。プロスタグランディン
は、いろいろな細胞でつくられるが、役目を果たすとすぐ分解してしまう。も
しプロスタグランディンの生産がストップされたら、われわれの身体は錆びつ
いたロボットのように、たちまち動かなくなってしまうであろう。
プロスタグランディンがいかに重要なものであるかは、この研究に対して一九
八二年ノーベル医学生理学賞が授与されたことでも分かる。
ところで、精液中に含まれるプロスタグランディンE2は、子宮筋を収縮させ
たり精子を保護したりという重要な働きを持っているが、これは女性の子宮内
に入って、初めて発揮される働きである。換言すれば、プロスタグランディン
E2は、子宮内に入ることを前提としてつくられた物質なのである。
ところがホモセクシャルは、この前提を全く無視した行為をしている。彼らは
精液を子宮ではなく男性の直腸内に放出する。
そのとたん、生殖になくてはならないものだったプロスタグランディンE2
は、まるで〃天使〃が〃悪魔〃に変身するかのように、人間に害を及ぼすよう
になる。エイズウイルスと同じようにT細胞を攻撃し、免疫力を低下させ、さ
らに病原体の増殖を促進させる。
これはいったい何を意味しているのであろうか。一つには、自然あるいは生命
のカラクリがいかに巧妙であるかということである。このカラクリは、人間の
考えがとても及ばないほど複雑・精巧であるようである。もう一つは、人間は
このカラクリを無視することは出来ないということである。もし無視すれば、
今回のエイズ患者のように、たちまちのうちに滅んでしまう。おそらくこのよ
うなカラクリは、プロスタグランディンE2以外にも、いろいろあるように思
われる。
〃自然の摂理〃を逸脱したホモセクシャル
あまり教訓めいたことはいいたくないが、今回のエイズ騒動やいま述べたプロ
スタグランディンE2のことなどから、人間は「生命」の〃自然の摂理〃を逸
脱して生きていくことは出来ないように感じられる。

〃自然の摂理〃とは何か──それにはっきり答えるのはむずかしいが、今回の
場合でいうなら、〃生殖の自然な形〃あるいは〃オスとメスの自然な形〃とい
うことが出来よう。
生物の歴史が始まって以来、有性生物は、オスとメスの交尾によって子孫をつ
くってきた。子孫をつくることは、生物に与えられた絶対命題のようなもので
ある。これは生物の究極の姿である遺伝子が、より強く、生き永らえるための
最良の方法なのであろう。この究極の目的のために、動物の生殖器官は発達し
てきた。
ところが、人間という生物だけは、そのようなことを全く無視した行為を始め
た。ただただ快楽を得るだけのために。しかし「同性愛行為は昔からあったで
はないか」と、反論する人もいるであろう。
確かにそのとおりである。おそらくその人たちも、その不自然な行為によっ
て、もろもろの被害をこうむっていたはずである。生理的なものもあったろう
が、それ以上に世間からのものが大きかった。ローマ帝国時代や中世の弾圧は
その代表といえる。結局、そういった不自然な行為をする 人間がいても、人間
の相対関係の中で抑制がきいていたのである。
ところが、一九七〇年代に始まった「ゲイ解放運動」は、この抑制をとっぱ
らってしまった。もはや人間の相対関係では、不自然な性行為を抑えることが
出来なくなってしまった。
そこに、それを戒めるように、エイズが登場した。「人間が出来ないなら、オ
レがやる」と、生命の根源者がまるで陣頭指揮をとるかのように。
生命の根源者とは?そう、まさしく「生命の究極=遺伝子」である。こう書く
と、多少漫画的になってしまうが、ウイルスとはそもそも遺伝子にほかならな
いと思えば、この考えかたもそれほどおかしなものではなくなる。
「ちょっと考え過ぎではないか」あるいは「こじつけではないか」という意見
もあるだろうが、事実エイズウイルスにより不自然な性行為をしている人が、
一万人以上も死んでいる。また、二十世紀のいま、突然このウイルスが登場し
たという点でも、あながち妄想とも思えない。
人間は他の動物や植物、細菌やウイルスなどと深く関わりながら生きている。
逆にみれば、その関係がなかったら生きていくことは出来ない。例えばもし細
菌がいなくなったら、有機物は分解されず土壌中の栄養分はなくなり、植物は
育たなくなってしまう。そうなれば、植物は消え失せ、たちまち人間は食料不
足と酸素不足で滅びてしまう。
人間も含めて生物たちは、それぞれの「生命」の〃自然の摂理〃に従って生き
ている。そして「生態系」というフィールドをつくっている。おそらく、それ
を守ることは、生物が調和を保っていくために必要であり、それぞれの生物が
生命を維持するために必要なのである。それを人間だけが破っていいことにな
らないのは、当然なのではなかろうか。




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