来月、60億人に達すると予測−−国連人口基金

 
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投稿者 明星 日時 1999 年 9 月 23 日 09:50:31:

1999年9月22日世界人口白書:
来月、60億人に達すると予測−−国連人口基金

世界人口の増加グラフ
 国連人口基金(UNFPA、本部・ニューヨーク)は22日、1999年版世界人口白書「世界人口60億―選択の時」を発表した。世界人口は来月12日、60億人に達すると予測、わずか12年で10億人増え、20世紀初頭に比べて4倍も増えた。これは世界的な死亡率低下が原因。年間人口増加率は1・33%に低下しているものの、15歳から24歳までの若者人口が10億5000万人いるため、全体として今後も人口は増え続ける。2050年には、国連の中位推計(出生率がある程度下がると仮定した最も可能性の高い予測)で89億人、低位推計(出生率がさらに下がると仮定)で73億人、高位推計(出生率があまり下がらないと仮定)で107億人に達する見込みだ。
 白書によると、1人の女性が一生に産む子供の数は、先進国で50〜55年の2・8人から1・6人に低下、開発途上国でも50年の6・2人から現在3人弱に下がっている。女性の教育水準が向上すればするほど出生率は下がるので、今後も出生率低下は続き、2045年には2・1人未満になると予測している。
 一方、死亡率は第二次大戦後、各国の衛生状態が改善され、家族計画の普及や健康管理の向上などから、50年以降半減。平均寿命は46歳から66歳に延びた。人類は乳児から高齢者に至るまで、かつてないほど健康になっており、今後数十年間世界的な高齢化が進む。
 世界人口は年間7800万人増え、その95%以上を途上国が占めている。人口増加率が最も高い地域は、アフリカと南アジアの最貧国。ヨーロッパ、北米、日本など61カ国の出生率は、次の世代に同じ人口数を維持するために必要な人口置き換え水準(女性1人当たりの子供数が2・1人)を既に下回っており、長期的には人口が減少に転じることもありうる。白書は「一度低下し始めた出生率を、長期にわたって再び高めることに成功した国は史上例がない」として、年金、社会保障、老人医療などの政策の見直しが必要だとしている。 



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