1996年、台湾軍が中国空爆を計画 NYタイムズ記者が著述

 
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投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 8 月 20 日 19:31:12:

回答先: 1996年より危険な現在の緊張 中台に挟まれ妙手ない米 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 8 月 20 日 19:29:17:

◎台湾軍が中国空爆を計画 NYタイムズ記者が著述

 【ワシントン20日共同】米紙ニューヨーク・タイムズの前北京
特派員パトリック・タイラー記者は9月に出版する著書「万里の長
城」で、1996年3月に台湾の総統選挙を挟んで中国がミサイル
演習し台湾海峡が緊張した事態をめぐり、中国が台湾支配下の島に
進攻すれば、台湾軍が大陸本土を空爆する計画だったと指摘した。
 また、中台が交戦状態になった場合、台湾への武器補給のため米
軍事顧問団や輸送部隊が台湾に再駐留する計画があったと主張して
いる。
 著書の内容が事実とすれば、事態が一歩誤れば米中間の偶発戦争
に発展する危険な状況にあったことになる。
 当時、金門、馬祖などの台湾本島から離れた島が中国の攻撃を受
けても米国が紛争に巻き込まれることはないというのが支配的な見
方で、台湾も駐留部隊を削減、本格防衛の意図を事実上放棄してい
た。
 しかし、同書のゲラ刷りによると、96年初め、台湾軍首脳は米
軍当局に対し、これらの島々を含む領土が攻撃されれば、対抗措置
として中国本土の空軍、ミサイル、補給の各基地などに対し、大々
的な空爆作戦を行うと通告していた。
 今回の李登輝総統の「一つの中国」政策の放棄発言をめぐる中台
緊張では、中国が報復の一環として台湾側の島に進攻するとの憶測
が流れている。
 一方、米側はシャリカシュビリ統合参謀本部議長(当時)が、プ
リアー太平洋軍司令官(同、次期中国大使に内定)に台湾への弾薬、
部品、ミサイルなど大規模な補給作戦を行う準備に入るよう極秘に
指示。中国が台湾に攻撃をかければ、補給物資とともに軍事顧問団
や輸送部隊を派遣する段取りだったという。
 米軍は79年の対中国交正常化前に台湾から全面撤退しており、
米軍の再進駐となれば、中国は領土侵略と見なして米国と全面対決
することになったろうと同記者は振り返っている。
 同記者は94年から3年間、北京特派員として中台関係緊張を取
材。その後、関係者のインタビューや外交文書を通じ、ニクソンか
らクリントンまで6代の米大統領の対中政策の変遷を描き出してい
る。                         (了)
[共同 8月20日]  ( 1999-08-20-16:11 )




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