Re: ハックされたパンジャブ政府のホームページ

 
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投稿者 明星 日時 1999 年 10 月 14 日 10:10:22:

回答先: ハックされたパンジャブ政府のホームページ 投稿者 明星 日時 1999 年 10 月 14 日 09:36:56:

>、軍幹部の多数派である「パンジャブ人の反乱」とも言える。

ハッカーも騒動にからんでいるようである。
パンジャブはパキスタンの州である。

1999年10月13日(水) 22時11分

<パキスタン>背景について専門家2人に聞いた=替(毎日新聞)

 パキスタンの軍事クーデターは、「核保有」でにらみ合うインドとの緊張を高めるのだろうか。クーデターの背景やイスラム原理主義の影響などを含めて、パキスタンの駐在経験が長い深町宏樹・アジア経済研究所主任調査研究員と、コリン・ドナルド梅光女学院大助教授(南アジア政治専攻)に聞いた。

 ――クーデターの原因は何ですか。

 ◆今年5〜7月のカシミール紛争で「外圧に屈して撤退した」と、シャリフ首相批判が強まっていたことが直接の要因だが、軍幹部の多数派である「パンジャブ人の反乱」とも言える。シャリフ首相は実弟をパンジャブ州知事に据えて政権基盤を固めたが、同首相は祖父の代にパンジャブに移ったカシミール系といわれている。

 クーデターを起こしたムシャラフ陸軍参謀長は、印パ分離独立時にパキスタンに逃れたインド出身者で、シャリフ首相が彼を参謀長を抜てきした昨年も、パンジャブ人からの不満はあった。シャリフ首相がムシャラフ氏の後任に据えようとしたジアウディン・バット氏もカシミール系によくある名前で、軍幹部の反発を買ったようだ。ムシャラフ参謀長はインド出身だからこそ、軍のパンジャブ人の利益を優先し、強硬な態度を取らざるをえなかった。

 ――軍事政権がイスラム原理主義勢力を拡大させることになりませんか。

 ◆軍の末端にはイスラム原理主義が広がりつつあるが、軍トップはむしろそれを懸念している。原理主義は国家統合にとってマイナスだからだ。特に原理主義のテロ勢力がカシミールに流入することに危機感を抱いており、シャリフ政権よりも強硬に押さえるだろう。米国などは、民主政権復活を唱えるが、最終的には原理主義勢力を押さえられる軍事政権を容認するのではないか。

 ――パキスタンは昨年5月の核実験の際、経済制裁で打撃を受けました。クーデターの影響は?

 ◆4〜5年の長期政権になる可能性がある。ビジネスマン首相として経済再建を期待されたシャリフ首相は、累積赤字を解消できなかった。軍部主導の政権の方が外貨投資が増加する傾向もあり、経済悪化とはならないのではないか。

 ――シャリフ首相は核実験全面禁止条約(CTBT)に署名する意向を表明しましたが、白紙に戻りませんか。

 ◆軍は「どうせ署名するものなら、インドの後は不名誉だ」と考えているはずで、インドより先に署名しようとするだろう。反対は予想されるが、文民政権よりはコントロールが効くのではないか。少なくとも、印パの核戦争の危機に直結するようなことは決してない。  【聞き手・堀山 明子】


 ◇コリン・ドナルド梅光女学院大助教授(南アジア政治専攻)に聞く◇


 独裁的な傾向が目立ち、経済運営が平凡だったという面で、シャリフ・パキスタン首相はとてもクーデターの犠牲者とはいえない。しかし一方で、シャリフ政権が続いたとすれば、彼の時代は、核武装した南アジアという不安定な地域の中にあって相対的に安定し、成熟した政治的手腕が発揮された時代としても想起されるだろう。

 シャリフ政権の崩壊は、今年5月、軍部に支援されたイスラム武装勢力のインド領内カシミールへの侵入に続き、米国の仲介で撤退を受け入れた時から、避けられないものだった。そして、インドとの勝ち目のない対立の責任を逃れた、ムシャラフ参謀長や他の政治指導者たちは、この“恥ずべき”撤退に「無関係」と公言した。

 ブット前首相率いるパキスタン人民党やモハジール民族運動(MQM)などの野党は先月、反政府攻撃を組織した。独立後、52年の歴史の中で軍部と民衆の不満に抵抗できる文民政権はなかった。ムシャラフ参謀長を解任することで、予想されたクーデターを未然に防ごうとしたシャリフ首相の試みも、不発に終わってしまった。

 クーデター支援を表明するブット前首相の積極性は、政治的役目を果たそうという彼女自身の期待を込めた申し出だ。しかし、それは歴史の皮肉でしかない。今回の政変は、彼女の父親のアリ・ブット首相が1977年、ハク陸軍参謀長によって退陣に追い込まれたことの再現だからだ。

 その先例を考えると、シャリフ首相もまた彼自身の政治的判断を誤ったといえよう。低迷する経済を立て直そうと、大統領、司法、議会、報道の自由などの権限を制限し、さまざまな組織改革を進め、政権の生き残りを図った。そうした政策の中で、軍部との連携の可能性も捨て去った。

 現在よりタカ派の政権が誕生することをインドは懸念している。シャリフ首相は2月にはインド側と会談するなど、同国との善隣関係を養おうとした。「タカ派」でも「平和主義者」でもなく、また「民主主義者」でも「独裁者」でもなかったシャリフ首相は、文民政治の良さを国民に教えることがほとんどできなかった。しかし、情勢の不安定なこの地域で、宗教的緊張を高めるような軍部主導の政権が、文民政治の価値を学ぶことは、さらに困難だ。 【寄稿、訳・村田 隆和】


[毎日新聞10月13日] ( 1999-10-13-21:12 )

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