始まりは「即発臨界」制御不能な急激反応 一歩違えば汚染拡大 【共同】

 
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投稿者 gaattc 日時 1999 年 10 月 14 日 19:05:01:

 核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)東海事業所の臨界
事故は、核分裂反応が極めて急激に進む「即発臨界」と呼ばれる現
象から始まっていた可能性が高いことが十三日、専門家のデータ分
析で明らかになった。                    
 即発臨界は、原子炉内で通常起きている臨界状態と違い、核分裂
エネルギーが千分の一秒単位という極めて短時間に放出され、人間
による制御は不可能とされる。                
 ある専門家は「より危険な即発臨界まで起きてしまったのがショ
ックだ。今回は幸い沈殿槽や配管に破損はなかったが、場合によっ
ては壊れていた可能性もあり、試験棟や環境への汚染がさらに拡大
した恐れもあった」と指摘している。             
 事故原因の究明や実態把握を目指している原子力安全委員会の事
故調査委員会(委員長、吉川弘之・日本学術会議会長)もこうした
事実に注目、さらに詳しく調べて事故の実像を明らかにしたい考え
だ。                            
 核分裂が連鎖的に起きる臨界には、連鎖反応が一気に進む即発臨
界と、通常の原子炉内での反応のように放出エネルギーの増減が緩
やかな「遅発臨界」の二種類がある。             
 原爆の核爆発は即発臨界で起きるが、今回の事故では、放出され
たエネルギーの量も反応の速度も原爆とは比べものにならないほど
小さかった。                        
 専門家によると、即発臨界が起きていたことを示す大きな根拠は
、現場から約一・七キロ離れた日本原子力研究所那珂研究所のモニ
ターがとらえた、環境中の中性子量のデータ。         
 臨界発生直後とみられる九月三十日午前十時三十五分すぎ、中性
子の値が突然、通常の数十倍にまで跳ね上がった。一分単位でまと
めているデータを秒単位で詳しく分析した結果でも中性子量の伸び
は急激で、即発臨界である可能性が極めて高いとされた。    
 今回、臨界を起こしたウランは溶液だったため、核分裂が一定程
度進んだところで溶液が膨張するなどして即発臨界はストップした
とみられる。その後は、JCO社員による懸命の冷却水抜き作業が
行われるまでの約十七時間、遅発臨界が続いていたとみられている
。                             
[1999-10-14-07:58]



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