Re: 北マルクの死者2千人超 インドネシア政界に国家分裂の危機感

 
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投稿者 おーる 日時 2000 年 1 月 10 日 16:02:01:

回答先: 北マルクの死者2千人超 インドネシア政界に国家分裂の危機感 投稿者 倉田佳典 日時 2000 年 1 月 06 日 13:34:56:

現地からの詳細情報

戦略予備司令軍がハルマヘラに到着(Kompas, 00/01/01)
12月31日、モロタイ島に到着した500人のブラウィジャヤ師団512大隊兵士は、北マルク暴動を鎮圧するため、1日、ハルマヘラ島のトベロ、ガレラ、カオ、シダンゴリに配置された。これら戦略予備司令軍の兵士たちは、この5日間、300人ほどの死者を出しているハルマヘラ島での暴動を抑えるため、各地で治安維持にあたる。
ザッキー・マカリムが事情聴取(Radio 68H, 00/01/01)
4日、ザッキー・アンワル・マカリムは、東ティモール人権侵害調査委員会から事情聴取を受ける予定である。ザッキーは、東ティモール併合時代、軍諜報ネットワークを率いていたとして知られている。
エウリコ・グテレス「東ティモール焦土化はハビビの責任」(Kompas, 00/01/02)
併合派民兵アイタラク司令官エウリコ・グテレスが、31日、東ティモール人権侵害調査委員会に対して「インドネシア政府、とくにハビビ前大統領が、東ティモール焦土化の責任をとらなくてはならない。なぜなら住民投票を実施することは、事前に東ティモールの民衆や国会議員と相談があったわけではないからだ。殺害や人権侵害があったとしたら、東ティモールに独立という選択を与えた人間が責任をとるべきだ」と語った。
グス・ドゥル、イリアン・ジャヤがパプアになることに合意(Radio Australia, 00/01/02)
イリアン・ジャヤで2000年を迎えたアブドゥルラフマン・ワヒド大統領は、イリアン・ジャヤという名前をパプアに戻すことに合意した。しかしイリアン・ジャヤ、もしくはパプアが独立国家となることに対しては否定している。
ティミカの西パプア旗、すでにおろされる(Kompas, 00/01/03)
2000年1月1日16:00、パプアのティミカで掲揚された西パプア旗は、3日1:00にはおろされた。パプア州警察署長ウェナスによれば、この間の開発の成果に失望した住民たちが、政府への抗議の印として、西パプア旗を掲揚したという。
ウィラント解任をおそれる必要はない(detikcom, 00/01/03)
インドネシア科学院(LIPI)の政治学者シャムスディン・ハリスは、3日、グス・ドゥルがウィラントを解任しようと思っても、何ら大きな障害はないと語った。いわく、軍からの報復のようなものはないという。
卵とトウガラシの値段が上がる(Kompas, 00/01/03)
3日、ジャカルタのタナ・アバン市場で、卵とトウガラシの値段が上がり始めた。卵は1キロ8500ルピアが9000ルピアに、トウガラシは1キロ4500ルピアが7000ルピアになった。この値上げは、断食明けの祭りの 2、3日で価格がさらに上昇することを見越して、商人たちによって意図的におこなわれている。
国軍のアンボン問題解決の姿勢に疑問(Warta Kota, 00/01/03)
政治と外交を扱う国会(DPR)第1委員会のヤスリル・アナンタ・バハルディン委員長は、 3日、アンボンでの衝突をいまだに解決できずにいる国軍の真剣さに疑問を投げかけた。地理的にアンボンは小さな地域で、一方、国軍は大きく秩序だち、優れた組織であるにもかかわらず、問題を解決できていないという。
軍クーデターの噂(Jawa Pos, 00/01/03)
ワヒド大統領に対するクーデターが噂されている。ワヒド内閣100日目の2月5日に、国民協議会でワヒド大統領を不信任するという筋書きである。これは国軍のウィラント将軍ら、守旧派が画策していると言われ、とりわけ東ティモールでの暴行を調査する動きへの国軍一部の反発によるクーデターであるとされている。
アンボンで武器を押収(International Herald Tribune, 00/01/03)
インドネシアの治安当局は、アンボンで「不法な」武器を摘発することに乗り出した。マルクではこの1年でおよそ1200人が亡くなり、この1週間で350人が死亡している。
8人の閣僚更迭か?(Jawa Pos, 00/01/03)
内閣改造の噂がかなりの広範囲に流れているが、ゴルカルの議員アデ・コマルディンは、8人の閣僚が更迭されるだろうと語った。更迭が噂されているのは、政治治安担当調整相ウィラント、労働相ボメル・パサリブ、商工相ユスフ・カラ、官房長アリ・ラフマンである。
アンボン平穏に(Kompas, 00/01/04)
アンボンは4日昼まで平穏であり、治安部隊が警戒しているとはいえ、人びとは市場に行って、必要物資を購入するなど、日常生活もはじまりつつある。
ザッキー「独立派が勝つとは予想外だった」(detikcom, 00/01/04)
4日、東ティモール人権侵害調査委員会から説明を求められたザッキー・アンワル・マカリム元諜報局長は、独立派が勝利した住民投票は予想外のものであったことを明らかにした。
警察長官更迭(ABC News, 00/01/04)
ワヒド大統領は国家警察長官ルスマンハディを更迭し、ルスディハルジョ中将を新たに任命した。ルスマンハディの更迭は治安の回復に失敗したからだといわれている。
国家人権委員会「マルク問題は宗教問題ではない」(Radio 68H, 00/01/04)
国家人権委員会代表マルズキ・ダルスマンは「マルクの問題は宗教問題でも、社会問題でもない。政治と軍の利益対立だ。マルク問題は、ジャカルタの政治状況と非常に密接に関わっている」と語った。
グス・ドゥール、パプア指導者と会う(detikcom, 00/01/05)
ワヒド(グス・ドール)大統領は、西パプアの独立の選択を拒否しているが、西パプア指導者たちは来る9日に、断食明けの挨拶をするためジャカルタ・チガンジュールで大統領に会う予定である。
アラタス前外相、東ティモール人権侵害調査委員会で供述(detikcom, 00/01/05)
5日、アリ・アラタス前外相が、東ティモール人権侵害調査委員会の召喚に応じた。今回の召喚は、東ティモール住民投票について、アラタスが責任を負うているというムラディ前法相の発言にもとづく。
ウィドド提督「マルク問題解決のため全軍が出動」(detikcom, 00/01/05)
国軍司令官ウィドド提督は、アンボン、北マルクで起きている対立を終わらせるため、全軍がすでに出動していることを明らかにした。ウィドドはまた、武器の徴収をおこない、大衆が集まることを禁じたことも明らかにした。しかし問題がいつ解決するのかについて、ウィドドは住民自身にゆだねている。
マルクで軍が17人殺害か(Radio Australia, 00/01/05)
ムスリムとキリスト教徒の衝突がつづくマルクのセラム島で、軍は少なくとも17人殺害したと伝えられている>



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