「第三の秘密」の要点と20世紀最後の信実

 
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投稿者 SP' 日時 2000 年 4 月 25 日 17:27:14:

回答先: ファティマの奇跡 投稿者 SP' 日時 2000 年 4 月 25 日 17:21:16:

『ファティマ・第三の秘密』(五島勉著、祥伝社)より。


『一九一七年五月、ファティマで出現された聖母マリアが、三人の牧童(ルチア一〇歳、フランシスコ九歳、ヤシンタ七歳)にもらされた三つの秘密。

 第一の秘密−−地獄の恐るべき現実を見せられたこと(この秘密はまもなく公表された)。
 第二の秘密−−二〇年後に起こる第二次世界大戦などに関する予言(これは予言どおりに始まり、予言どおりに終わった)。
 第三の秘密−−これは一九六〇年以降に公表されるはずであった。秘密裡に保管されていたその記録を初めて読んだのはピオ十二世で、一九五八年秋のことであった。そのとき公表はなく、(秘密は)そのまま保管庫に納められた。
(しかし)パウロ六世は、現代世相にかんがみ、最近、その秘密の抜萃を外交的に和らげて、世界各国の教会首脳者に書き送られた。(注・つまり抜萃されない前の全文はもっと厳しい)。左に記すものは、北海道トラピスト大修道院長に書き送られたものの邦語訳である。

A 第三の秘密の抜萃
(1) 二〇世紀後半において、神の大いなる試練が人類の上に下るであろう。民は神の恩恵を足蹴にし、各地で秩序が乱れ……国の最高部をサタン(注・悪魔)が支配し、世相はサタンによって導かれる。
 教会の上層部にもサタンが入りこむ。特にサタンは学者の頭を混乱させるため……。

 全人類のほとんど大半を、数分のうちに滅ぼすほどの威力を持つ武器が造り出される。民族の指導者らは権力をふりかざす。もし民が正義の抵抗を試みなければ、わたくし(聖母マリア)は御子(注・神の子イエス・キリストのこと)の御手を支えることができない。

 神の罰は洪水(注・太古の「ノアの大洪水」のことだろう)のときよりも悲惨である。偉大な者も小さき者も同じく滅びる。カルジナル(注・枢機卿、または中心的な権力者)はカルジナルに、司教は司教に戦いを挑む。サタンが互いの対立を引き起こし、ローマにおいても大きな変化が起こる。

(2) 腐ったものは落ちる。落ちたものはもう支える力がない。
 二〇世紀の後半において、大いなる戦乱が起こる。火と煙が降り、大洋の水は蒸気のようにわきあがる。その艱難(注・苦しみと被害)によって、地上の多くのものは破壊され、無数の人が滅びる。生き残った者は、死者を妬むほどの艱難に襲われる。
 もしも最後の時が近づいて、人類が自ら改心しなければ、(特に教会や国の上位者が改心しなければ)、世の苦しみは深刻化し……小さき者も善き者も悪しき者も、牧者はその信徒と共に、世の支配者はその民と共に滅びていく。
 いたるところで死が勝利の歌をうたい、荒れ狂った者が凱歌をあげる。彼らは唯一の支配者サタンの配下である。
 これがすべて終わったのち、世は神に帰り、(聖母は)御子イエスのあとに従った者の心を呼び起こす。また、最後のとき(聖母は)、真のキリスト者、信徒のすべてに呼び続ける。

B ファティマで聖母のご出現を受けた三人の牧童のうち、ただ一人の生存者ルチアが、六七歳のとき(つまり一九七四年)、訪問に来た一司祭に告げたマリアのメッセージ。

 多くの民族が地上から姿を消すであろう。祈りと苦業をもって向かわないならば、ロシア(ソ連)がいましめの笞となるであろう。サタンは聖母に対して決定的な戦いを挑むであろう。

 人々は共に救われるか、共に滅びるかである。人々は聖母のお勧めに従い、自主的に立ちあがるであろう。教皇……の呼びかけがなくても、自主的に祈りと犠牲(注・神と人類のための奉仕のこと?)に向かわなければならない。

 人々は生活を改めなければならない。聖母はキリストの剣と人々の無関心の間に立つ。(人々の)無関心はまず秘跡(注・宗教的奇跡、この場合はファティマの奇跡)を軽視して、神の罰を重く見ない。そして物質主義・官能主義・無信仰……。
 最後の武器は、ロザリオ(注・前にも触れたが、狭い意味ではカトリックの十字架とその祈り、広くいえば、その祈りによって示される人類愛?)である。ロザリオと犠牲、この二つがすべてを決する。個人的にも社会的にも、ロザリオをもって戦い、(聖母への)信仰をあつくしなければならない……』

宗教的表現に秘められた恐怖
 この最後のくだりは、いかにも、かつてのファティマの奇跡の少女、その後の敬虔な尼さんの口から出た言葉にふさわしく、まるで修道院のお説教のようだった。
 文章全体(他にも祈りを勧める文章が繰り返されている)としても、私が前もって漠然と予想していた以上に、宗教色が濃い。いかにも法王庁の奥から出てきた秘密文書、カトリックの内部向けにだけまとめられた資料、それ以外の人には絶対見せないことを前提にしたダイジェスト、という感じが強く出ている。
 パウロ六世自身も、当然、そう考えてダイジェストされたのだろう。もしかすると、ファティマでの実際のお告げの上に、キリスト教指導者としての法王、あるいは尼さんとしてのルチアの、訴えたいことが積み重ねられているのかもしれない。
 その意味でもこれは、純粋な予言そのものというより、(各国のカトリックのリーダーたちの気持ちを引き締めるための)、一種の指導文書じゃないか、という感じを強くいだかせられた。
 が、読み返してみると、それは表面だけの理解であることがすぐわかってきた。これは表面は確かに指導文書だし、尼僧ルチアから法王へ、法王から教会のリーダーたちへ、呼びかけることを狙ったお説教の文章かもしれない。
 しかし、その底にやはり、途方もない、人類全体に被さってくる戦慄が隠されている。お説教めいた言葉がちりばめられた行間から、光の聖母マリアの−−まだ真の正体のわからない超生物の、訴えたかった警告と予言が、隠しようもない恐ろしさで噴きあがってくるのだ。

ノストラダムスを超える切迫
(a) その第一は、なんといっても、「二〇世紀後半において、大いなる戦乱が起こる」という、そのものズバリの予言である。「起こるだろう」ではない。「起こる」と、その超生物(マリア)はここで断定している。
 この明快さも不気味だが、指定された時機も不気味だ。二〇世紀後半といえば、一九五〇年(か、五一年)から一九九九年(か、二〇〇〇年)までの期間を指す。その間、今までにも、「大いなる戦乱」は既に何度も起こった。
 五〇年の朝鮮戦争、六三年ベトナム戦争、それに続くインドシナ戦争、四回もの中東戦争、今も続くアフガニスタンの惨状、イラン・イラク戦争、イスラエル・アラブ紛争……。
 しかし、これらはどれも、この予言の「大いなる戦乱」だったとは思えない。これらはどれも狂おしく悲惨だったし、現に狂おしく悲惨だが、「その艱難によって、地上の多くのものが破壊され、大洋の水(つまり、太平洋や大西洋やインド洋や地中海の水)が蒸気のようにわきあがる」ほどではなかったからだ。
 だから、この予言の「大いなる戦乱」は、まだ起こっていない、これから起こる大戦乱だ、と考えるしかない。今、これを書いているのが一九八 一年だから、今世紀後半いっぱいをその期間とすれば、あと十八年か十九年の間に起こることになる。(中略)
(c) しかも、そのとき使われる兵器は、「全人類のほとんど大半を、数分のうちに滅ぼすほどの威力を持った武器」と、聖母はかなり具体的に語った。
 これについて、右の「秘密」のコピーは、(多分日本のトラピスト修道院長か、パウロ六世自身による注釈として)、「原子・水素爆弾のこと」とわざわざ説明をつけている。
 勿論、一応はそうだろうと思う。米ソだけでも、広島型原爆の一〇〇万倍以上の破壊力になる、ためこまれた八万発近い核兵器。それらがいっぺんに発射されれば、それこそ「大洋の水はわきあがり、全人類のほとんど大半は数分」で死に絶えてしまう。
 その場合は、どんな深いシェルターに逃げこんでも、(米ソの権力者たちや、それに追従する同盟国の権力者たちも)大打撃を受けずにはいない。たとえ彼らがうまく生き残っても、月面みたいになった地球が、その後の彼らの生存をうまく支えきれるかどうか。
 で、そうならないように、米ソの戦略エリートたちは知恵をしぼっている。地上が全滅しても、彼らだけが“ノアの方舟”みたいに生きのびられる、深海の巨大原潜艦隊、宇宙都市のプラン。
 また、米ソ本国だけを生き残らせる一方で、中東やヨーロッパや極東の限られた地域にだけ叩きこまれる、中性子ミサイルによる局地戦プラン。
 これらは「全人類のほとんど大半」を滅ぼしはしない。米ソの楯や目標にされた国々は全滅するだろうが、米ソ本国、その指導者たち、特に兵器を軍に売って大儲けする人たちは、ヌクヌク生き残るだろう。
 となると、今の核兵器の精密化・小型化・中性子化への進み方は、どうも、「人類のほとんど大半を数分で」というマリア予言と、少し食い違ってくるような気がする。
(d) だから、この予言が正しければ、多分、あと一〇年もたたないうちに、今の核兵器なんか問題にならないほどの、あるいは今の核兵器を何万発もまとめたような、途方もない超兵器が、新しく「造り出される」のではないか。
 それが、右のマリア予言の真意だったのではないか。「二〇世紀後半の大戦乱」は、勿論、あらゆる通常兵器やこれまでの核兵器によっても戦われるが、最後はその新しい超兵器がドンと現われ、「全人類のほとんど大半が数分で滅ぼされる」ような状況が、アッという間につくられてしまうのではないか。
 不吉な予感だが、私たちが今の核兵器だけに目を向け、それへの反対を必死に唱えている間に。(p149-159)


以下『神々の陰謀』(五島勉著、扶桑社)より。


「というのはね、例えばアメリカ主導の核削減は確かに進んでる。しかし、それで今までに廃棄された米ロ英仏の核兵器は、実はほとんど旧式のものばかりなんだ。
 旧式と同じ重さで数十倍の破壊力を持つ、トリチウム(三重水素)を使う新式の核兵器は、少しずつ生産が続けられて、原潜やステルス爆撃機用に温存されてる。
 つまり今の核軍縮とかいうものは、半分以上は表面のまやかしで、核保有国が持つ地球破壊力・人類破壊力は、むしろ強化されてる。
 それだから核保有国の上層部が、人類終末を望んでいる、とすぐには言えない。しかし、少なくとも、“核による終末が来ても仕方ない・それだけの破壊力は維持するぞ”と思ってる人々が、主な核保有国(ほとんどキリスト教国だよ)の権力者や軍部や科学者や兵器メーカーの中に相当数いる。このことだけは感じ取れると思う。
 ここにイスラエル・イラン・パキスタン・インド……やはりそれぞれ強硬な宗教原理主義の国々が加わってきてる。政治原理主義の中国や北朝鮮もね。さらに最近ではイスラエルとアメリカが極秘に組んで、“反物質爆弾”を開発し始めたっていう国際ジャーナリストもいるんだ」。
「えー反物質爆弾!」とこれは高橋君の叫び。
「そうだ。それは文字どおりの最終兵器でね。もし完成して使われれば、一発で地球の半分ぐらいが一瞬に焼き尽くされて滅びる。ってことは、新型の核兵器にさえ満足できず、それ以上の破滅を目指してるエリート科学者や、その黒幕の権力者や兵器メーカーも確実にいるってことだよね」。(p203-204)



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