読売新聞はインターネット時代のメディア戦略を読み違えた!?

 
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投稿者 転載広告批評 日時 2000 年 4 月 26 日 05:21:57:

読売新聞はインターネット時代のメディア戦略を読み違えた!?

●旧聞に属するが4月19日の読売新聞に、同紙が単なる“紙媒体”から“離陸”したことを誇る大々的な宣伝記事が載った。
 バーコードよりも情報量が多い“砂粒”状の暗号模様を紙面に印刷して、パソコン付属のスキャナでそれを取り込んで、インターネット上の同社のウェブサイトからダウンロードによってあらかじめパソコンに組み入れて置いた“暗号模様解析ソフト”を使ってこの画像を解析すれば、紙面に刷り込まれている暗号模様から、簡単な画像や音声を再生できるというのである。
●この「どうだスゴイだろ」的な宣伝を読んだとたん、オイラは「読売新聞ってのは全社を挙げて大バカなんじゃないの」と思った。
 だってパソコン持ってるヤツは、わざわざハードディスクの容量をいたずらに膨張させるようなゴミソフトをダウンロードしないだろうし、新聞読むためにわざわざパソコンを立ち上げてスキャナを用意し、「紙面のスキャン―→解析作業―→絵が出た!!」なんていう面倒なマネはしないからな。
 ハードディスクの減量化に無関心でゴミソフトを溜め込んで平気でいられるPCのチョ〜初心者は、スキャナの使用法さえおぼつかないだろうしさ……。
●パソコン使って新聞紙上ののササヤカでチンケな画像なり音声をわざわざ再生するくらいなら、読売新聞のサイトにじかにアクセスしてオンライン新聞を読むだろうっての。
●パソコンの可能性を根本的に読み違えた、この「インタクタコード」事業は、早晩挫折すると思えるが、どうしてこういう不可解な――まともに考えればあまりにもマヌケすぎる――事業に手を出したのか、幾つかの邪推をすることができよう。
●馬鹿げた「インタクタコード」を読売新聞が採用した理由――
  邪推@:PC機材屋ヨイショ説
       一般家庭向けの売れ行きが不振なスキャナ機材の
       販促を進める商業上の陰謀。
                
  邪推A:サバイバル妄想説
       紙媒体による低容量の画像音声情報を普及
       させれば、讀賣グループの読むに耐えない
       新聞雑誌のたぐいを、インターネット時代
       にも延命させられると考えたから。
  邪推B:讀賣ユダヤ秘密陰謀説
       この技術を提供しているイスラエルの軍事産業
       との情報インフラ構築面での秘密的協力関係。
  邪推C:ナベツネ痴呆説
       見当違いなITブームにイカレて、
       ナベツネが技術の意義もわからずに飛びついた。

●以下は讀賣「インタクタコード」の導入を誇る、“購読数ニッポン1” を誇る新聞の大宣伝を、再録したものである。
 現在の読売新聞は、ソ連最盛期の共産党機関紙だった『プラウダ』を部数の点では圧倒的に上回っている。大衆に媚びることだけが売り物の『朝日新聞』よりも、部数も世論形成力も今や圧倒的に上なのである。(ただし公称発行部数は大幅に水増しされているというのが、読売新聞周辺のインサイダーたちから聞こえてくる声なのであるが……。つまり実態は「砂の上の城」……。)
 ヤクザ拡張員がストーカーや恐喝まがいの手段で契約を取り付け、膨大な部数を宅配しているということ自体、「自由民主主義」((C)自民党)と相容れない“国家社会主義的暴力支配”なのであるが、戦艦大和のように巨大な図体を持てあまし、サル以下のオツムでヒネリ出したのが、まさに新聞“紙媒体”を自殺に導くようなパソコンの販促作戦なのであるから、ニッポンイチのファッショ新聞が轟沈していくさまをじっくり見届けようではないか。

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  讀賣式、紙面暗号印刷の
    鼻高々のご自慢と
     説明および利用法 (マヌケな懸賞つき)
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  紙面とパソコンをつなぐ新技術
   「インタクタコード」読売新聞に登場

 読売新聞社はこのほど富士通(株)と「インタクタコード」の使用契約を結びました。
 「インタクタコード」は、音声・画像やOAデータなどパソコンで扱える情報を、「紙」の上に「印刷」する画期的な技術です。これをスキャナーで読み取ることにより、情報をパソコンに表示することが可能です。
 読売新聞社では様々な角度から21世紀の新たな新聞のスタイルを模索しており、インタクタコードも新聞が印刷情報という枠を超え、より多様化していくためのいわば実験です。今後本社発行の新聞、雑誌などに順次登場、通常の記事や写真情報に加え、プラスアルファの情報をお伝えしていきます。
 なおインタクタコードを使用するためにはパソコン、スキャナー、専用再生ソフト(無料)が必要です。

  砂嵐模様に電子データぎっしり

プレゼントが当たるインタクタコード・クイズ
    http://www.yomiuri.co.jp/adv/intacta/
(このサイトに記されている応募方法は以下の通り)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 4月19日付読売新聞朝刊「インタクタコード特集」に掲載されているコードをスキャン・再生し、パスワードをゲットして応募!
 JCBギフト3万円分が5名様に、1000円分が100名様に当たるよ。「インタクタコース」に応募すると「誰でもコース」にもエントリーされるよ。
 
応募の手順
(1)4月19日付読売新聞朝刊「インタクタコード特集」に掲載されているプレゼント用インタクタコードを用意。
(2)パソコンとスキャナを準備しよう
  OSはWindows95、98、NT4.0を使ってね。
(3)再生ソフトをダウンロード
(4)インタクタコードをスキャニングしてみよう。
(5)インタクタコードを再生。そこに書かれているパスワードを応募のとき入力!   )
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 新聞紙面から音や動画が飛び出す――電子データを紙に記録する新技術「インタクタコード」が読売新聞に登場する。ごま塩をまいたような模様の中に、どんな電子データも記録できる。安価、大量配布が可能な活字メディア(媒体)を、マルチメディアに結びつけた「紙のフロッピー」が生まれる。

  ◆音楽や写真も再生できる スキャナーで読み取って

 新聞紙面から歌が飛び出す、将棋ゲームソフトを持っていれば「竜王戦」の一部始終(棋譜)を、パソコン上で再現することも可能に――インタクタコードは、さまざまな電子データを新聞紙面から取り出す夢の新システムだ。記事と関連する電子情報も、同じページから取り出すことができるようになる。  これまで、画像や音声など電子化されたデータを楽しむには、フロッピーやCD―ROMを使うか、インターネットなどネットワークへの接続が必要だった。
 これらは情報量は大きいが、雑誌など紙面で見つけた情報を、改めてCD―ROMで探したり、ホームページのアドレス(URL)を正確に打ち直す必要があるなど、使い勝手の点で印刷物と電子媒体の間には一定の溝があった。
 インタクタコードは、記事と関連データが同じ場所に掲載されているため、別の媒体で改めて探し直す必要なく写真や記事、音楽などをパソコンに取り入れることができる。写し間違いが多かったURLも、これを使って再生データをクリックすれば、確実にそのページを表示することができる。
 さらに、保存した紙面があればいつでもデータを呼び出すことができるのも大きなメリット。一度にページを見渡せ、保存ができるという印刷物の長所と、電子データのマルチメディア性という、二つの媒体の特長を結びつけている。
     ◎    ◎
 インタクタコードは、デジタルデータを、点の集まりで表示した一種の暗号だ。これをスキャナーで読み取ることによって、パソコン上で音声、動画、プログラムなどを再現することができる仕組み。
 スーパーのレジなどでおなじみの「バーコード」などと同じ種類で、バーコードは、太さの違う線を一方向(一次元)に並べて表示するが、インタクタコードの場合、同じ面積に盛り込めるデータは、パターンの細かさによって変えることができる。
 新聞紙の場合、1平方センチにアルファベットや数字約100文字分ものデータを記録できる。読み取り装置もバーコードのような専用装置は不要。スキャナーとパソコン、インタクタコードの再生ソフトがあればよい。
   ◇
 インタクタコード再生ソフトを使えるのは、ウィンドウズ95/98/NT4・0が動作するパソコン。スキャナーは、解像度が300dpi以上であること。フラットベッド、ペン型でもよいが、シートフィーダー方式には対応していない。また、音を再生するにはメディアプレーヤーなどのソフトが必要だ。
   ◇
問い合わせは
 (電)03・3217・1615(平日午前10時―午後6時)
  E-MAIL:intacta@yominet.ne.jp
インタクタコード入手方法
 インタクタコードの再生ソフトは、次のサイトからダウンロードできます。
ダウンロードはここ
 また、ソフトの入ったCD-ROMをご希望の方にお送りしています。あて名を明記し、80円切手を貼った返信用封筒を同封の上、
〒100-8055 読売新聞社「インタクタコード」係へ。

◆イスラエルで生まれた技術

 インタクタコードは、中東のハイテク頭脳立国・イスラエルで生まれた技術。イスラエルには、東西冷戦が終わってから、東欧諸国で高い教育を受けたユダヤ系の技術者が集まってきており、米国のシリコンバレーに匹敵するハイテク企業群の戦力となっている。
「インタクタ」は、英語のインタクト(完全な、完成した)を元にした造語で、インタクタ・ラブズ・リミテッド社が開発した。
 食品や本、CDなどについているバーコードは、商品の在庫や売り上げ管理などに利用されているが、盛り込めるデータ量も20―30文字程度と少なく、より高密度のデータ記録を目指して、インタクタコードが生まれた。






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