英諜報機関の極秘文書がネットに流出,削除要求を管理者が拒否(ZDNN)

 
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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2000 年 4 月 27 日 15:27:09:

【英国発】 2000.4.25 9:28:41 GMT――

 英国政府が,インターネットに流れた「極秘扱いのスパイ文書」と考えられているドキュメントを,「秘密捜査員の生命に危険が及ぶ可能性がある」として,米国内のサイトから削除させようと試みている。

 ある米国のISP(インターネットサービスプロバイダー)によると,英国政府がインターネットから削除させようとしているのは,極秘扱いとされるMI5ドキュメント。

 この文書は「英国のリビア諜報機関の活動」と題したもの。英国のリビア諜報部員についての最近の調査結果の詳細が含まれているとされ,4月16日,ある米国のサイトに掲載された。

 この文書には,リビアで活動するMI6/MI5諜報部員の身元情報も含まれるとされ,機密ランクは「Top Secret Delicate Source UK Eyes A」。この「UK Eyes A」というランクは,例えば米国の中央情報局(CIA)のような協力関係にある諜報機関にさえ渡さない文書であることを意味する。

 英国政府はこの文書への関心を弱めようと素早い行動を取った。D-Notice委員会は,このサイトの詳細を公開しないよう申し入れた。

 この極秘文書を公開したサイトをホスティングしているフロリダのISPが連絡を受けたのは4月18日。身元は明かせないが「英国の諜報機関」から連絡が入り,自社のサーバから問題の文書を外すよう求められたという。このISPによれば,接触してきた諜報機関関係者は,この文書は英国の治安にとって非常にデリケートなものだと語ったという。

 このISPのスポークスマンは次のように話している。「当社の法務部門が英国の当局から連絡を受け,問題のページは非常にデリケートなものなので削除してもらうよう,顧客に頼んでほしいと求められた。治安上デリケートだという点について詳しい説明はなかった」

 だがISPの求めを受けてもサイトオーナーはこの文書の削除を拒否。「米国の法律のもとでこの文書の掲載が違法だとは思わない」との主張をサイトに掲載した。「法廷の命令ではなく非公式な要求では,重要な公的情報を提供している文書を削除する十分な理由にはならない」としている。

 ZDNet UKの取材に対しこのサイトオーナーは21日,問題の文書が匿名で送られてきたものであることを明らかにした。

 同オーナーによれば,ISPや英国政府からはその後何も言ってきていないという。ISPに接触してきた相手については「英国政府の関係者だったのか,その委託を受けた米国政府だったのか,私には分からない」とのこと。

 Independent紙は17日,英国諜報機関は今回の機密文書の流出について,元MI5諜報部員David Shayler氏の仕業だとしていると報じた。

 この報道によると,Shayler氏は文書をリークしたのは自分ではないとしながらも,これは史上最も深刻な形で英国政府の治安が脅かされたものだと指摘している。

 英内務省は21日,特定の諜報機関に関する問題についてはコメントできないと語り,同じ内容のコメントを25日朝リリースしている。

[Will Knight, ZDNet/UK]




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