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05/17 20:45 ９月に一方的独立宣言へ シャース自治政府協力相 外信122#01
共同
日本政府との閣僚級協議のため訪日したパレスチナ自治政府のシ
ャース国際協力相は十七日、日本記者クラブで会見、パレスチナ紛
争の最終決着を図る恒久的地位交渉が九月十三日の最終合意期限ま
で決着しない場合には、悲願の「パレスチナ独立国家」樹立宣言を
一方的に行う方針を明らかにした。
シャース氏は自治政府の有力閣僚で、アラファト自治政府議長の
重要な顧問的役割を果たしている。
同氏は「残された四カ月で最大限の努力をする」と表明。合意が
ない場合でも「政治的な行為」として独立宣言し、米国や日本など
の国際社会に承認を求めながら交渉の早期決着を目指していくと強
調した。
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（続） ０００５１７ ２０４５
[2000-05-17-20:45]
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05/17 20:45 ９月に一 外信122#02
シャース氏は、パレスチナ自治区で十五日、パレスチナ人デモ隊
とイスラエル兵が衝突、多数の死傷者が出たことについて、和平交
渉で目立った前進がない上、（１）ユダヤ人入植地の拡大（２）自
治区間の厳しい通行制限（３）政治犯拘束の継続―が障害となって
イスラエルの占領政策にパレスチナ住民の怒りが爆発したと指摘し
た。
同氏はまた、イスラエルが国連安全保障理事会決議に従い、七月
までにレバノン南部から一方的に撤退することに言及。イスラエル
はパレスチナでも安保理決議に従い、第三次中東戦争（一九六七年
）の占領地から撤退すべきだと述べた。（共同）
（了） ０００５１７ ２０４５
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
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[2000-05-17-20:45]
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