“大英帝国”から旬の話題を二つ

 
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投稿者 佐藤雅彦 日時 2000 年 6 月 22 日 20:04:09:

    “大英帝国”から旬の話題を二つ

●19世紀の末、大英帝国のなかの正真正銘の“帝国主義者”であったセシル・ローズは、きたるべき20世紀にも英国が世界帝国であり続けるために政治的・経済的・文化的謀略工作を実行できるような国際謀略秘密結社を構想し、南アフリカの鉱山支配で築いた財産をこの陰謀に用いるべしと遺言を残しました。その遺言は20世紀に「ミルナー・グループ」という超エリートたちのグローバル陰謀結社によって着実に実現に移され、国際連盟や国際連合、米国の外交問題評議会や米欧日三極委員会などへと結実してきたわけですが、この陰謀のプロパガンダ機関として中心的な役割を担ったのは英国のクオリティ・ペーパーである『タイムズ』紙でした。 【私事で恐縮ながら、実はこの陰謀組織の詳細な歴史についての書物の翻訳出版の準備を論創社のもとで数年来進めてきたのですが、企画そのものがどうも没になりそうなのです……(-_-;) 】
●セシル・ローズは大英帝国の延命のために貢献できる優秀なエージェントを育成する目的で、遺言を残して「ローズ奨学金」制度を設けました。そしてミルナー・グループは、主にオックスフォードの特別研究生を組織に誘い込み、エリートにふさわしい最高級の出世コースを提供して大英帝国の覇権維持工作に使役したわけです。
●インチキ手品のごときミサイル防衛構想を進めるよりもテメエの下半身のミサイル暴発抑止に努めた方がよっぽど世の役に立つレイムダックのクリントンが、オックスフォードという大英帝国支配エリートの巣窟で第二の人生を始めるつもりらしいと報道されましたが、このニュースは米国の支配構造を考察する上でかなり興味深いといえるでしょう。彼もまた、カーターのようなグルーバル支配のエージェントとして表舞台で活躍し、最終的にはノーベル平和賞でも狙っているのでしょうね。
●ところで、大英帝国主義のプロパガンダ機関であった『タイムズ』紙に、最近ユダヤ問題についての興味深い論説が載りました。 現在の国際ユダヤ問題(パレスチナおよびイスラエル問題と「ホロコースト」の歴史的総括問題)を生み出したのが今世紀前半の英国の――テメエの能力を越えた分不相応の帝国主義を求めた結果としての――欺瞞的外交によって生じたという事実を考えると、『タイムズ』が“ホロコースト産業”(これは映画『ショア』を通じたホロコースト宣伝に引っ掛けて“ショア・ビジネス”とも呼ばれている)について、エラそうなことは言えないはずなのにね……。

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62 06/21 12:09 米大統領、英国で家探し? ホワイトハウスは否定  外信55 #01

 【ロンドン20日共同】二十日付の英夕刊紙イブニング・スタンダードは英警備筋の話として、クリントン米大統領が来年一月の任期終了後、英国に別邸を持つことを計画し、オックスフォード大学の近くに家を探していると報じた。
 オックスフォード大は大統領がローズ奨学生として学んだ場所で、同紙によると、大統領は同大で客員教授として教えることを希望しているという。
 しかし、ホワイトハウスのロックハート報道官は同日、報道は荒唐無稽(むけい)として「大統領は銀河連邦大統領の任期終了後に、火星の自宅からオックスフォードに移る」とジョークで一蹴(いっしゅう)した。
 しかし同紙は、大統領が教壇に立つことになれば一年のかなりの期間を英国で過ごすことになるが、ヒラリー夫人は同伴しないとしているほか、大統領は身辺警護を心配して、英警備当局に候補に挙がっている家の警備上の問題点調査を依頼したとも報じている。 
 有力候補の一つとして、駐米サウジアラビア大使のバンダル王子が所有する広大な地所の一角にある家が挙がっているという。
 これまでのところ、大統領は任期終了後、故郷アーカンソー州とニューヨーク州にも居を構える予定になっている。 


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●2000年6月11日:『タイムズ』紙・ニュース解説(ブライアン・アップルヤード) 
http://www.the-times.co.uk/news/ pages/sti/2000/06/11/ stirevnws02006.html

  ユダヤ人の大学教師が、手に負えぬほど蔓延している
  ホロコーストの搾取的利用が新しい反ユダヤ主義を
  奮い起こしていると憂慮している。
  ブライアン・アップルヤードも、これには同意せざるを
  得ないと語っている。

●●ホロコーストの名による搾取を止めよ!●●
                       [訂正記事も参照のこと]

 「私は時々思う」――アメリカの大学教師ノーマン・フィンケルシュタイン博士はこう綴る――「ナチスのホロコーストに対してこれまでに生じた最悪の反応はアメリカのユダヤ人から出てきたものだった、と」。これは来月出版されるフィンケルシュタインの爆発的衝撃力と苦々しい怒りの結晶である『ホロコースト産業』という本か引用したものだ。同書は、イスラエルで残虐行為を続けながら、一方で露骨な貪欲とウソを好き放題に重ねてホロコーストを搾取的に利用するしてきた人々を非難している。スイスの銀行に賠償金を請求していることやその他の行為は、この本で「完全な"強請[ゆす]り恐喝[たかり]"ヤクザ商法」として非難されている。ホロコーストの冷酷無情な"産業化"は、ヨーロッパとアメリカで反ユダヤ主義の再生を促進した。また、私との会話のなかで、彼は世界各地に乱立しているホロコーストの記念碑や博物館――その最新版は英国女王の立ち会いのもとでロンドン戦争博物館に永久展示品として出現した――を「一種のサーカス」であると喝破した。
 こうした記述が少しでも、ホロコーストを直接体験していない“非ユダヤ人”によって書かれていたならば「反ユダヤ主義」とか、あるいは下手をすれば「ホロコースト否定論」などと決めつけられ、踏みにじられていただろう。だがフィンケルシュタインは――厳格なユダヤ教信徒でないものの――ユダヤ人であり、彼の両親はいずれもワルシャワゲットーと強制収容所の生き残りだ。両親ともに、家族全員がナチスによって殲滅[せんめつ]されたという経験をくぐり抜けてきたのだ。しかしアメリカのユダヤ人社会は彼を過激な意見の持ち主として排除し、「イスラエルの敵」だと決めつけられてしまった。それほどの苦難に遭いながら、彼はなぜ同書を書いたのか?
 「私は一切御免だからです」とニューヨークからの電話で彼はきっぱりと言い放った――「親たちの苦しみが後ろ暗い目的のために利用されるのを許すわけにはいかない、たとえこうして拒否し続けることでユダヤ人の同化やイスラエルの国防に支障が出ようとね」。
 フィンケルシュタインの父親は、 自分が体験したことを息子には決して語ろうとしなかった。母親も核心に触れる経験談を聞かせたことはほとんどなかった。だが、そんな母親でさえ、アメリカで“ホロコースト産業”が勃興してきた様子に嫌悪感を感じていたことを、息子のフィンケルシュタインは強烈に覚えていた。彼によれば、ナチスの強制収容所から生きて解放されたユダヤ人は6万人いたが、そのうちの2万人は解放から一週間のうちに死亡したという。ところが1960〜70年代に両親の友人たちの多くが、「私は強制収容所の生き残りだ」とウソの主張をし始めたという。そしてほどなく、ユダヤ人は誰もが“あの偉大なる宗教虐殺”の苦難を生き残ったことになってしまったという。
 「誇張なしに言いますが、もしもニューヨークの街角でユダヤ人に片っ端から尋ねて歩いたら、3人に1人は“自分はホロコーストの生き残りだ”と答えるでしょうね。しかも1993年以来、この“産業”は、ホロコースト生存者が毎年1万人ずつ死亡していると宣伝しているのです。だけどそんなことは絶対にありえない事だ。なぜなら第二次大戦以前の欧州のドイツ占領地にいたユダヤ人は700万人しかいなかったのに、1945年の時点でホロコーストの生存者は800万人いたという計算になってしまうからです。」
 フィンケルシュタインによれば“ホロコースト産業”が発生したのは1967年6月の「六日間戦争」の最中だったという。この時期はまだ、米国の一般社会では「ホロコースト」も「イスラエル」もほとんど話題には上がっていなかった。“ホロコースト産業”が生まれたのは、多くの人たちが指摘してきたような「イスラエルを滅ぼしてはならないという恐怖心」からだったわけではない。むしろ正確に言えば、アメリカの戦略上の都合から生み出されたのである。つまり、イスラエルは中東でアメリカの代理国家となったし、「ホロコースト」は米国とイスラエルの軍事同盟化を正当化するうえで好都合の道徳感情を誘発する刺激として利用できたわけだった。イスラエルは米国の価観を守る“盾”として利用できた。それにこの時期にはヴェトナム戦争で米国は敗北に向かい始めていた。だから米国自身が出ていくよりも、米国の価値観を主張するうえでイスラエルを利用するほうが効果的だったのである。
 在米ユダヤ人のエリートは、イスラエルの大義を溺愛し、「ホロコーストの悲劇」という現代的イメージを捏造した。フィンケルシュタインは、在米ユダヤ人エリートたちがいかに権力を持っているかを強調する。たとえばユダヤ人の収入は非ユダヤ人のほぼ2倍であるし、アメリカで最も富裕な40人のうち16人はユダヤ人だ。自然科学分野と経済学分野のノーベル賞受賞者の40パーセント、主要な大学の教授の20パーセント、さらにニューヨークとワシントンの法律事務所の経営者の40パーセントは、いずれもユダヤ人なのだ。
 サイモン・ウィーゼンタールとエリー・ウィーゼルのような活動家たちによって――フィンケルシュタインによれば特に後者の人物は講演の際には運転手付きのリムジンによる送迎と最低でも2万5000ドルものギャラを受け取っているという――ユダヤ人が蒙った「ホロコースト」は「唯一無比の残虐行為」であると宣伝されてきた。彼らは「ホロコーストほどの残虐行為は他と比べようがない」と主張する。しかしフィンケルシュタインは――そして私も同感なのだが――まさにこの主張の内容こそが、問題の核心なのだと指摘する。
 たとえばウィーゼルらは、ホロコーストを客観的な歴史的現象と捉えて理性的に議論すべきだと主張している。ところがこうした提案は理解されず、無視されるだけなのだ。「客観的評価と理性的検討」という主張さえ極論あつかいされているのが現状なので、人類の残虐さを示す他の歴史的事件を持ち出して――フィンケルシュタインはその例としてベルギーがかつて象牙やゴムの貿易によって引き起こしたコンゴの1000万人に上るアフリカ人の殺戮を挙げたが――ホロコーストと比較しようとすれば、たちまち「反ユダヤ主義」とか「ホロコースト否定論者」だなどと罵倒される状況になってしまっている。
 こうした傾向が蔓延してきた結果、米国の各地に「ホロコースト」の博物館や記念碑が散在するという現状になったわけだが、たとえばホロコーストよりも多くの犠牲者を出した「共産主義」に関しては、そうした犠牲者を記念する施設なんぞ皆無なのである。あるいは、ジプシーや心身障害者もナチスによって殺されたのに、そうした犠牲者のための記念施設なんてものも一つとしてない。フィンケルシュタインによれば、欧州の(民族別)居住人口に占める割合からいえばユダヤ人よりもジプシーのほうが殺戮に遭った割合が高いのに、である。
 さらにフィンケルシュタインは痛烈きわまる指摘をした。米国は奴隷貿易によって黒人を何百万人も殺してきたし、アメリカ・インディアンに至ってはまさに“絶滅キャンペーン”を精力的に進めて、これもまた何百万人も殺してきた。なのにいずれについても殺戮記念施設なんぞ皆無ではないか、というのだ。ワシントンにホロコースト博物館が存在しているのは「アメリカ自身が歴史のなかで犯してきた罪を記憶に留めるための博物館が一つとしてないのだから、まったく不条理だ」というわけだ。
 「私の両親は、ホロコーストが“唯一無比”だったなどと言い募ることは決してしないはずです」と彼は言う。「そうではなくて、ホロコーストを教訓にして他の抑圧された人民の苦しみをも理解するよう努めるべきだ」と主張するでしょうね。」
 ホロコーストを「唯一無比」だと宣伝するのは危険である。なぜなら、そういう決めつけをしていると、他の“悪”のかたちが見えなくなる恐れがあるからだ。ホロコーストを展示した博物館や記念碑を見に行けば、そこでヒットラーの顔と出会うことになるが、観客は「悪人はこんな顔をしているのか」という印象を持つことになる。だが現実には、スターリンやレーニン、毛沢東やポル・ポトのような顔をした“悪”も存在してきたのだ。それに「軍靴とちょび髭」が悪人のイメージとして定着すれば、そうした格好をしていない“未来の悪人”を感知する眼力が養われなくなる。
 フィンケルシュタインは、“ホロコースト産業”のリーダーたちが「ホロコーストは唯一無比の悪」という論法を展開することで自己陶酔に陥っているとも指摘している。ホロコーストの犠牲者たちの苦痛と殉教的悲劇に勝る歴史的悲劇がないとするなら――しかもその犠牲者には現代のユダヤ人やイスラエル国家も含まれるというのだ――それほどの“道徳的偶像”に辛辣な意見を述べることなど、誰も出来なくなってしまうではないか。
 さて、フィンケルシュタインの批判は正しいか? 本質的な部分で、彼は正しいと言わざるを得ない。つまり、ホロコーストは“唯一無比”ではない、という部分で……。 飢餓や拷問に苦しみ、殺された人々は、どのような民族であれ、すべてアウシュヴィッツの犠牲者と同質の悲劇を抱えているのだ。特定の歴史的事件が、他の同様の事件と同じように語ることを許されぬ「唯一無比」のものだ、などと考え ること自体、非合理も甚だしいことなのである。それにこうした神聖視は、ホロコーストについての冷静な議論や分析を圧殺してしまうので危険である。そうした事態が起きれば、我々はホロコーストから何の教訓も学ぶことは出来ないであろう。
 「目下求められているのは」――とフィンケルシュタインは綴る――「ナチスが行なったホロコーストを理性的究明の対象として冷静に見直すことなのです。(中略) ナチスのホロコーストが“異常”だったという認識は、ホロコーストそのものから生じたのではなく、ホロコーストの記憶に集[たか]ることで搾取的な利益を吸い上げながら増長してきた“ホロコースト産業”によって生み出されたものに他なりません。 (中略) 犠牲者の人たちに対して我々がとりうる最も誠意ある態度は、犠牲者の思いを後世に残し、その苦しみから我々も学び、平和のなかで眠っていただくことなのです。」
 ところでフィンケルは「ホロコースト産業は完全に利己的で腐敗し破壊的だ」とも糾弾しているが、彼のこの指摘は正しいだろうか? たしかに、“ホロコースト産業”が跋扈[ばっこ]してきたせいで、ベンジャミン・ヴィルコミルスキーのような愚かな嘘つき連中が登場してきたことは否定できない。ヴィルコミルスキーはナチス体制下で生き残ったユダヤ人だという嘘で自分を売り込み、出版社や学者連中をまんまと騙[だま]したのであった。賠償金を請求する人々の主張も大部分はまったく法外なものだ。そうした強要に付いて回る政治主義的な冷酷さが、フィンケルシュタインの指摘どおり、反ユダヤ主義の新たな潮流をむしろ助長していることは、疑いようがない。
 だが彼の本は、書き方にかんして深刻な問題を抱えている。それはズケズケとものを言う、その口調に他ならない。それにフィンケルシュタインは何かに取り憑[つ]かれたように筆を進めているのだ。したがって、問題の背景を知らない人がこれを読んだら、あまりにも遠慮会釈ない物言いに嫌悪感を抱き、彼の批判の土台となっている堅実な研究成果や学者としての実績にまで疑念を持つことになるのではないかと心配だ。それにフィンケルは「ナチスに殺されたユダヤ人」の疑問の余地のない人数として510万人という数字を挙げているが――これは他の人々がホロコーストで死んだユダヤ人の概数として挙げてきた600万人という数字よりも著しく少ない――彼の本を読んで反感を持った連中が、この数字を見てユダヤ人に対するこれほどの侮辱はないと腹を立てる可能性だってある。大英帝国戦争博物館にホロコースト展示をもたらした知的背景がどれほどいかがわしいものであれ、この展示を見た観客たちは反論が憚[はばか]られるような重苦しい体験をすることは確実なのである。ホロコーストが起きたことは事実だ。そして展示が、この事件の概略を描き出していることも事実である。しかし公平のために敢えて言うが、恐ろしい殺戮[さつりく]はホロコースト以外にも幾つも起きてきた。もっとも、他にも大量殺戮が起きたからといって、その事実がホロコースト展示の正当性を否定することにはならないわけだが……。だからフィンケルシュタインが、もっと寛容な口調で議論を展開していれば、この本の説得力は一層増したはずだ。
 もっとも、そうしたこととは無関係に、彼が“ホロコースト産業”を攻撃したことで、途方もない効果が現われてくることだってありうるだろう。彼の広範にわたる告発が社会に受け入れられれば、「ユダヤ人だけが人類史上唯一無二の惨害をこうむった」という神話によって作り出された同情心は土台から掘り崩されていき、最終的には米国のイスラエル支援は弱まっていく可能性がある。それにユダヤ人社会においても、「ホロコースト体験」という文化的“接着剤”が取り除かれてしまい、アメリカ世俗社会への“同化”――つまり「非ユダヤ人との結婚」によるユダヤ人としてのアイデンティティの希薄化――が加速されて行く可能性が高いが、これはすでに進行していて、“離散[ディアスポラ]”を経験し米国その他の地域に居を定めたユダヤ人は“同化”によって何百万人もの「非ユダヤ人」を生み出すに至っている。
 フィンケルシュタインは、自著がこうした結果を招く可能性については関心を持っていない。彼は米国がイスラエルに対する外交関係をもっと理性的に考え直すことに期待をかけているし、ユダヤ人の未来についてはキング牧師のような立場を選んでいる。つまりユダヤ人は“同化”が促されれば確かに「民族性」を失っていくかも知れないが、人類は」肌の色や宗教を気にせずに共生すべきであると考えているわけだ。
 私はフィンケルシュタインほど確固たる態度ではない。私はユダヤ人が好きだしイスラエルが好きだ。そして彼のようにホロコーストがらみの問題点をわざわざ問題にする必要性も感じていない。「ホロコースト」がユダヤ人だけが特権的に名乗ることを許された“ブランド名”になっているとしたら――これに関しては確かにそうなっていると思うが――大問題ではあろう。だがタライの湯と一緒に中の赤ん坊まで流してしまうのは愚かしいことだ。「ユダヤ人の民族性」こそ、一緒に流してしまってはならない“湯の中の赤ん坊”」のようなものだと、私は考えている。

●『The Holocaust Industry: Reflections on the Exploitation of Jewish Suffering』(Norman G Finkelstein著、 Verso社から7月20日に出版予定、£16)

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●訂正記事(2000年6月18日、英国)
  http://www.the-times.co.uk/news/ pages/sti/2000/06/18/ stinwenws01006.html

  訂正

 ブライアン・アップルヤードの記事「ホロコーストの名による搾取を止めよ!」(ニュース解説、6月11日)の中で、ノーマン・フィンケルシュタインが「欧州の(民族別)居住人口に占める割合からいえばユダヤ人よりもジプシーのほうが殺戮に遭った割合が高いのに」と発言したという記述がありますが、彼は自著『ホロコースト産業』のなかで次のように書いています――「ナチスは、ジプシーをおよそ50万人も殺害したが、これはユダヤ人口のうちの大量殺戮で殺された人口比率にほぼ匹敵する」。





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