NMD失敗で、TMD共同研究への影響を懸念 政府

 
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投稿者 7/9 朝日 日時 2000 年 7 月 09 日 11:38:13:

回答先: 米NMDの迎撃実験また失敗 配備目標見直しか 投稿者 7/9 朝日 日時 2000 年 7 月 09 日 11:35:15:

NMD失敗で、TMD共同研究への影響を懸念 政府

 米国防総省が米本土ミサイル防衛(NMD)の迎撃実験に再び失敗したことは、米国と戦域ミサイル防衛(TMD)の共同技術研究を進める日本政府にとっても、少なからぬ影響を及ぼしそうだ。政府は「TMDは迎撃対象となるミサイルの射程や速度など、NMDとは質が違う。共同研究は淡々と進める」(外務省幹部)との立場だが、TMDが朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)などの弾道ミサイルを想定した防御システムである点では基本的に同じだ。度重なる米国の実験失敗と、緊張緩和の兆しもある朝鮮半島情勢を前に、政府内には「共同研究への疑問が強まる可能性がある」(防衛庁幹部)との懸念も出始めている。
 政府はTMDを次の開発段階に移すかどうかは、研究成果も見ながら2003年度をめどに判断することにしている。一方で現在、来年度から5年間の中期防衛力整備計画の策定作業を進めている。今回の失敗でこの計画の中でのTMDの扱いが大きな焦点に浮上しそうだ。
 また、21日から始まる九州・沖縄サミット(主要国首脳会議)で、ロシアがNMDに反対する立場から議題とするよう政府に求めており、米国の実験失敗で「ロシアの攻勢が強まるのでないか」(外務省幹部)という見方も出ている。
 元々、TMDの日米共同研究にあたっては、「技術的に可能なのか」という疑問に加え、巨額の費用に見合う効果があるのかといった問題が防衛庁内からも指摘されていた。だが、1998年の北朝鮮のテポドン発射を機に99年から研究が始まった。防衛庁では、南北朝鮮首脳会談を受けた緊張緩和ムードがTMDにとって「逆風」になりかねないとみていたところに、新たな懸念材料が加わったと受け止めている。
(22:54)



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