ロシア政府、千島列島に核のゴミ捨て場を計画(&無関係ですが:フリーメイソン公然部分が衰退中だって?)

 
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投稿者 佐藤雅彦 日時 2000 年 7 月 10 日 06:03:06:

   クレムリンが「北方領土」付近に“核のゴミ捨て場”を計画か ?!
モスクワ流、クリル諸島(千島列島)の賢い(?)利用法

●エリツィン大統領(当時)の訪日を数週間後に控えた93年のある日、私はある用事で北海道庁内の記者クラブに出向いたことがあった。 そこで記者連中の与太話を聞くとは無しに聞いていて、思わずズッコケたわけであります。 なんと、北海道の世論形成の主導者を自負する、かのローカルマスコミ――といっても当然全国紙の記者たちもいたわけよ――の売文サラリーマンたちは、驚くなかれ、エリツィンが「北方領土の対日“返還”」を手みやげにしてくると、本気で信じて、おしゃべりをしていた。 「おお、北方領土が帰ってくるべさ……」とか、鈍重な語り口でね……【笑】。
●歴史上、中央アジアの無数の小国を併合するなかで形成されてきた、理不尽に図体のでかいロシアである。  ソ連邦という国家統合のフィクションが崩壊すれば、国境周辺の領土紛争があちこちに噴き出して、その処置を誤れば限りなく分裂し続ける危険性を孕[はら]んだ国土なのだから、ひとたび「領土」にしたものを、そう簡単に他国に「返還」できるわけがない――という事情を理解しなきゃ、あの国との外交なんてできるわけがない。  (米国や旧ソ連にとっては社会契約説や社会主義の“理念”が国家統合にとって不可欠な“象徴”であり、この点は「天皇は国民統合の象徴」だと言上げした日本と類似している。 自民党中枢部のお偉方が数兆円だして北方領土をロシアから買い取ろうとしている、という怪しげな風説が数年前に流れたことがあったが、そんなことしてもロシアはおそらく「北方領土」を決して手放さない。……というか、手放せない。  たとえば日本の経済力がジリ鈍になって、アラブの石油王かなにかが「ニッポンの天皇家を愛玩用に砂漠に住まわせたいから」とか言って数百兆円で“取引”を持ちかけてきても、日本は決して「天皇家を外国に売る」ことはしないし、そんなことは出来ないはずだろうが、それと似たような事情だと言える。  これが理解できずに、「北方領土を数兆円で買い取る」交渉を仮に“成功”させても、ロシアに金だけ取られるのが関の山だ。  ならば、ロシアが悪いのか?  いいや、そういう“あり得ない取引”をした日本政府も悪い、ということになるだろう。  領土紛争は、現実には国際司法裁判所では解決できない。 カスピ海油田の利権をめぐって続いている南ロシアの領土紛争のごとく、最終的には戦争で決着をつけるしか、今もって“方法”がないのである。 つまり現実的に考えれば、「北方領土問題」は、日本とロシアとの外交関係を永久的に阻害するための、第三者にとってはきわめて有効な道具だったというわけだ。  第三者とは誰か?  サンフランシスコで日本が(ソ連とその同盟国を排除して)“連合国”と結んだ講和条約に、決定的なヒントが隠されている、とだけ申し上げておきましょう。)
●来年は「パールハーバー奇襲」の“還暦”にあたっており、米国の発信による対日戦争責任追及の政治活動がひとつのクライマックスを迎える予定になっている。 (ディズニーなども、映画製作で、このプロパガンダを準備中。)  さてそのパールハーバー奇襲だが、日本の連合艦隊は、最初に現在の「北方領土」に艦隊を持っていき、そこから一路ハワイに向けて南下するという陽動作戦を行なった。 当時の千島列島が、日本にとって軍事的価値があったことを示すエピソードである。 米ソ冷戦時代に、ソ連が「北方領土」を含むクリル諸島を重要な対米警戒拠点にしていたことは、あらためて言うまでもない。 冷戦が終わった現在、ロシアにしてみれば、クリル諸島に、かつてのような戦略的価値はない。 (ただし、領土としての、かけがえのない象徴的価値はあるし、漁場としても重要ではある。 むろんサハリンは新たな油田を開発中で、経済的に有望視されている。 欧米の石油エスタブリッシュメントがこの新興油田の利権確保に最初からコミットしてきたことは、いうまでもない。 日本も、サハリンは明確にロシア領と認知してきたので、比較的スムーズに、油田開発に参加してきた。 しかし問題は「北方領土」である。 阪神大震災の前――94年の年末――に「北方領土」で大地震があり、日本の地震学者チームがビザをとって調査に入ろうとしたが、日本政府が「日本の領土なのにロシアから入国ビザをとるなんてまかりならん」とこれを許さず、調査ができなかったという事件も起きている。)
●冷戦時代のような「戦略的価値のない」場所を“核のゴミ捨て場”にするという発想が出てくるのは、クレムリン(ロシア政府中枢)にしてみれば至極当然ではあるが、日本としては、これほど迷惑な話はない。 
●しかしこれは、すぐれて現代的な反核論争のテーマなのである。 たとえばデンマークとスウェーデン、 イギリス本国とアイルランド、ドイツおよび北欧諸国と東欧諸国などとの間では、すでに原発や核処理施設を国境付近に設置するという案件が政治・外交問題となっている。
●日本政府や環境NGOが、クレムリンにどこまで抗議できるかは、まさに注目に値する。 もうひとつ、これは冷戦時代なら到底考えられないことだが、ロシアは自国の核廃棄物だけでなく、台湾の原発から出た廃棄物も有料で受け入れる計画を進めている。 台湾びいきの石原慎太郎なら、これにどうコメントするかな。 「露助にカネ儲けさせるくらいなら、都財政の健全化のためにウチの“夢の島”に持ってきてもらう」なんて言うのかな。 すでに「東京に原発を」みたいなことを言っているわけだし【笑】。
●以下に、共同通信が報じた関連記事を紹介しておきます。(記事を提供してくださっているK・Yさん、いつもどうもありがとう。)

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●それから、これも共同通信からですが、フリーメイソンについての興味深い記事があったので、前項のニュースとは無関係ですが、ついでに紹介しておきます。 (メーソンには顕教部分と密教部分があるのかも。 公然部隊が人材難だということなのかな。 メーソン関係の事件としては、イタリアの政権中枢「P2」汚染事件が有名だけど、あのとき暗殺されたのは、金融関係者でしたっけ。 日本でもメーソンが政府部内に紛れていれば、ああいうスキャンダルは起こりうる。 ひょっとすると、すでにたくさん起きているのかも知れないし……。 なにせロッキード事件の時ほどではないだろうが、汚職事件がらみで大勢の人間が不審な死に方をするのは、日本の政治的伝統になっているからね。)


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 07/07 19:59
千島に核廃棄施設計画か サハリン州が反発  外信90 #01

 【モスクワ7日共同】ロシア紙な どは七日までに、同国の研究所が千島列島のシムシル島(新知島)に外国から受け入れる使用済み核燃料の貯蔵施設を建設しようと計画していると報じ、地元のサハリン州議会は建設に反対する書簡をカシヤノフ首相らに送った。 
 ロシアや台湾の一部新聞によると、ロシアのクルチャトフ原子力研究所(モスクワ)は北方領土に近いシムシル島に使用済み核燃料や放射性廃棄物の貯蔵・廃棄施設の建設を計画し、台湾の電力会社との間で台湾の原発から出る廃棄物を有料で受け入れる覚書も結んだという。
 しかしロシアの環境保護法は使用済み核燃料などの外国からの受け入れを禁じており、研究所側は同法修正に向け議会でロビー活動中とされる。
 七日のインタファクス通信によると、サハリン州議会は書簡でシムシル島は地震の危険があり「建設は受け入れられない」と反発、報道が事実かどうかも確認するよう首相らに求めている。

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07/09 08:56
秘密結社が生き残り戦略 会員減少のフリーメーソン 外信09 #01

 【ロンドン9日共同】秘密結社フリーメーソンが深刻な会員減少に苦しみ、さまざまな生き残り戦略を模索している。英国の一部支部では、入会希望者のために担当者の氏名や連絡先をインターネットで公開するなど、秘密のベールを脱ぎ捨てる試みもみられる。 
 九日付の英紙サンデー・テレグラフによると、英国のフリーメーソンは、一九六○年代には毎年約二万人が加入していたが、最近は毎年会員が約六千人減少、二十前後の支部が閉鎖に追い込まれた。
 ロンドンの英国本部は、地方支部の統合など組織再編に着手。地域社会との連携を強化するため広報委員会をつくる支部も現れ、厳しい資格審査と閉鎖性で知られた組織も様変わりしている。
 エリザベス女王の夫君のフィリップ殿下もフリーメーソンの名誉会員とされる。だが、労働党政権は、仲間同士のきずなを重視するフリーメーソンの規律が裁判官と被告のなれ合いなどをもたらし公正さを害するとして、裁判所や警察に会員が多い現状の改革を図っている。






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