露原潜沈没 衝突説、艦内爆発説…深まる謎「蓄電池搭載せず」暖房なく絶望視も(産経)

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投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 15 日 13:53:35:

回答先: 露原潜が衝突、沈没 乗員130人の救出困難バレンツ海沖で演習中(産経) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 15 日 13:50:06:

【モスクワ15日=高木桂一】
ロシア北方艦隊の原子力潜水艦「クルスク」がバレンツ海で沈没した事故で、同艦隊の空母など十余隻の艦艇が十四日から十五日未明にかけ、百人を超える乗員の救出活動を行ったが、強風による悪天候で作業は難航している。稼働を停止した原子炉二基に代わり乗員たちの生命線となる蓄電池を搭載していなかった可能性があるうえ、酸素の欠乏なども加わり、乗員救出を絶望視する見方が強まっている。一方、事故原因は、外国の潜水艦との衝突説のほか、原潜内での爆発説も浮上し、依然として深いなぞに包まれている。
イタル・タス通信によると、カシヤノフ首相は十四日夜、政府内にクレバノフ副首相(国防産業担当)をトップとする「事故原因調査委員会」を設置した。メンバーには軍関係者のほか、原潜を建造した専門家らも加わっている。
事故原因については、海軍当局は当初、「技術的な問題が発生した」と発表していたが、クロエドフ海軍最高司令官が、外国の潜水艦とみられる巨大な物体と衝突したためと述べ、衝突を起こした外国の原潜も船体に損傷を受け、事故現場近くの海底で航行不能に陥っている可能性も指摘されている。
一方、乗員の救助作業に参加している軍事専門家が原潜の表面を調査した結果として同通信などが伝えたところによれば、原潜は左舷側に傾き、乗員は船尾部分に集まっている。「原潜に衝突の形跡は確認されなかったが、魚雷が搭載されている先端部分が爆発により破損し、原潜内に浸水していることは否定できない」(同通信)という。地元紙「ポリャルナヤ・プラウダ」十五日付は、北方艦隊筋の情報として「調査では原潜に深刻な破損が発見され、死者が出ていると考えられる」とも伝えた。
しかし、原潜の事故はこれまでも、国家の最重要機密の一つとして秘密のベールに包まれており、今後も原因特定には時間を要するものとみられる。一方、タス通信によると、原潜は緊急用の通信アンテナを使用していないため、事故発生後、北方艦隊司令部と無線による通話はできておらず、音響信号で外部とコンタクトをとっている。
原潜は事故発生後、原子炉の稼働を止めているが、十五日付の有力紙「イズベスチヤ」も、無線連絡が不可能な点を例に引き、「原潜が原子炉の代用となる発電源の蓄電池を搭載せずに演習に参加していたとみられる」と指摘。こうしたケースは財政難のロシア海軍の原潜では最近、散見されるとし、「電力がないことから事故原潜の酸素供給システムが稼働できない状況になっている可能性もあり、問題は残りの酸素がどれだけあるかだ」と悲観的な見方を示している。
また、船体が破損し、極北の冷たい海水が浸水した場合、暖房も使用できない状況にあるとみられる。

米艦船の衝突を否定

【ワシントン14日=西田令一】
ロシアの大型原潜「クルスク」の衝突・沈没事故で、ロックハート米大統領報道官は十四日、記者団に対し、米政府が乗組員の救出に協力する用意があることをロシア側に伝えたことを明らかにした。しかし、米国の艦船が事故にかかわった可能性は否定した。
ロシア側では、「クルスク」は何かにぶつかって沈没したとされているが、ロックハート報道官は、米国の艦船がこの事故にかかわったと信じるに足る理由は何もないと言明した。報道官によると、救出に協力する意向は、バーガー米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)などから伝えられているものの、ロシア側からの回答はない。



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