原潜事故 露海軍、虚偽発表か〜機密保持を最優先? 沈没でなく下降/酸素と電気供給(産経)

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投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 18 日 14:39:11:

回答先: <露原潜事故>巨大な物体と衝突、2分後に沈没 事故対策委発表(毎日新聞) 投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 18 日 14:17:23:

【モスクワ17日=斎藤勉】
ロシア海軍当局が原子力潜水艦「クルスク」の沈没事故に関連して公式、非公式に流してきた主要情報の多くが、虚偽か当てずっぽうだったとする見方が、モスクワの軍事専門家の間で噴き出している。ロシア海軍が威信をかけて建造した「クルスク」(オスカー2級、乗員百十八人)は、関係者の間で「不沈艦」とみなされてきた過去最大の攻撃潜水艦だけに、国防当局と軍産複合体のメンツとかたくなな機密保持が、事故をウソで塗り固める行動をとらせたようだ。
モスクワの著名な軍事アナリスト、パーベル・フェルゲンガウエル氏は十七日のモスクワ・タイムズ紙に「潜水艦の悲劇を隠蔽(いんぺい)する」と題する論文を寄せた。同氏によると、海軍当局は「クルスクで不調が発生し、沈没した」と十四日に初めて発表したが、その後、実際に沈没したのは「十二日正午前」だったことが判明、二日間も公表を遅らせた。
その後、「海軍筋」が次のような別の「でっち上げ」情報を流し始めた。
「クルスクは沈んだのではなく、海底に下降したのだ」「クルスクの乗員と接触できた」「海上からクルスク艦内へ、酸素と電気の供給が行われている」「乗員は全員無事」「クルスクの二つの原子炉は停止された」−などだ。
フェルゲンガウエル氏は「これらはすべて真実ではない。当局は当てずっぽうだったか、故意にウソの情報を流した」と断じ、「酸素も電気も海上から全く供給されておらず、根拠がない」「乗員との接触もなかった」と暴露している。
沈没した「クルスク」近くでロシアの戦艦のソナー技師が艦内から「遭難信号」とみられる騒音をとらえたが、この信号はか弱く、同氏は「クルスクで正確に何が起きているのか、乗員はいかに生存しているか、艦体のどの部分に生存者はいるのか、などについて、海軍は知らなかったのだ」と指摘している。「原子炉の停止」にしても、「海軍は乗員が実際に二つの一九〇メガワットの原子炉を停止させたのか、確かには知らなかった。沈没現場で炉のメルトダウンの明白な証拠も爆発もなかったので、遭難とともに炉は自動的に停止したと想定されたのだ」と分析する。フェルゲンガウエル氏はその原子炉について「今はカチカチと時を刻む時限爆弾だ」と警告する。原子炉回収や「クルスク」引き揚げの試みは放射能漏れを誘発する−というのが同氏の見解だ。
同氏は「ソ連、ロシアの官僚体制は、核惨事の事実公表を伝統的に抑え付けてきた」と指摘。
さらに、「西側の救援要請を断ってきたのは、北大西洋条約機構(NATO)が、不沈艦はいかに沈んだか、の正確な情報を得られないようにするためだった。わが海軍提督たちは西側に機密をさらせば監獄行きだが、乗員の生命を危険にさらしても、監獄には行かずに済むことを百も承知なのだ」と批判している。



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