CIAのリビア人スパイ記録、全開示要求 米パンナム機事件(CNN)

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投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 23 日 20:37:57:

2000.08.23 Web posted at: 7:24 PM JST (1024 GMT) オランダ・キャンプ ザイスト(AP)

1988年に起きた米パンナム機爆破事件に関連したとして殺人罪などに問われたリビア人2人の裁判で、審理に当たっているスコットランドの判事は22日、事故当時に米中央情報局(CIA)がリビアのスパイから入手した一連の通信記録を、すべて開示するよう米国政府に求める決定を出した。
パンナム機爆破事件では、88年12月、米パンナム機がスコットランドのロッカビー村上空で爆発して墜落し、乗客など270人が死亡した。その後、当時のリビア人情報機関員、アブデル・バセト・アッメグラヒ、アルアミン・カリファ・フヒマ両被告が殺人などの罪で起訴され、中立地のハーグで裁判が行われている。
裁判では証拠として、リビアのスパイからCIA経由でワシントンに送られた通信記録25通が提出された。しかし、その内容の多くは黒く塗りつぶされていたため、弁護側は「公正な裁判を保障するためには、完全な情報開示が欠かせない」と主張。一方、検察側は、問題の通信記録の内容が削除されたのは、米国の国防上の理由によるもので、いずれも事件とは関係ない情報だと反論していた。
これについてラナルド・サザーランド判事は22日、「CIAの通信記録に含まれていた情報がすべて開示されるよう、スコットランドの検察当局は全力を尽くすべきだ」と指摘した。ただ、この記録が、スコットランド当局の司法権が及ばないCIAの手にあることを「尊重する」とも言い添えている。

◎当時のスパイが証人として出廷へ

問題の通信記録は、1988年8月10日から1989年8月31日にかけて、リビアのスパイがCIAに送っていたもの。このスパイは現在、米国に亡命して政府の保護下に置かれているが、被告の1人がマルタの空港でベルトコンベアに爆弾入りのスーツケースを置くのを目撃したとされることから、近く証人として法廷に立つ予定。出廷に先立ち、姿が見られないように法廷についたてを立て、声も変えてもらうよう要請している。
起訴状によれば、両被告はマルタ発フランクフルト行きの便に爆弾入りのスーツケースを送り込み、これが持ち主不明の荷物として、ロンドンでパンナム機に積み込まれた。




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