破たんしたイリジウムの通信衛星、「燃焼」廃棄処分に

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投稿者 8/24 朝日(↓他意はありません(^^;) 日時 2000 年 8 月 24 日 11:41:10:

破たんしたイリジウムの通信衛星、「燃焼」廃棄処分に

 「砂漠や南極からも電話がかけられる」がうたい文句
だったが、利用者が少なくて事業が破たんした米衛星電
話サービス会社イリジウムの通信衛星が、宇宙の衛星軌
道から外されて廃棄処分されることになった。携帯電話
の電波をあまねくキャッチするために地球の周りを巡っ
ていた計66個の衛星は、8―9カ月ほどかけて大気圏
内に突入して「燃焼」する見通しだ。世界中から通話可
能な「夢の電話サービス」の損失は、事業失敗のために
6000億円を超すとみられ、再利用のめどがたたなか
った衛星を含めて「壮大な無駄」(関係者)となり、幕
を閉じることになった。

 イリジウム社の設立や衛星運営に中心的な役割を担っ
てきた米通信機器大手モトローラが23日、衛星の処分
を明らかにした。イリジウムが昨年8月に破産法適用を
申請して以来、衛星の再利用を検討した米ソフトウエア
企業や投資会社はあったが、価格などの条件が折り合わ
ずに、結局廃棄処分されることになった。廃棄には新た
に約5000万ドル(約53億円)かかる見込み。だ
が、月あたり「100万ドル(約1億円)単位」といわ
れる衛星システムの維持費で、これ以上の損失を防ぐ狙
いだ。地球を取り巻く66個の衛星に事故のないように
軌道を外す指令を発し、すべての処分が終わるまで9カ
月ほどかかるという。

 98年11月に始まったイリジウムの衛星電話サービ
スは、「使い勝手が悪い」「料金が割高」などの不評が
響き、わずか約1年半で事業が破たんして撤退した。当
初予想していなかった携帯電話の爆発的な普及が追い打
ちをかけ、関係者からは「万里の長城のような壮大な計
画だったが、まさか星くずになるとは……」との無念の
声があがっていた。(11:31)




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