火星の「海」を探せ 2004年の火星探索計画、NASAが発表(CNN)

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投稿者 FP親衛隊國家保安本部 日時 2000 年 8 月 11 日 23:30:24:

2000.08.11 Web posted at: 10:11 AM JST (0111 GMT) ワシントン(ロイター)

米航空宇宙局(NASA)は10日、2004年に火星に探索機を送り込んで、かつて水があったかもしれない地点の探索にあたる計画を発表した。ゴルフカートほどの大きさの探索機2機を2003年、地球から別々に打ち上げて、2004年初頭に火星に着陸させる。火星のどの地点に着陸させるかなどはまだ未定だが、1台は平坦で安全な場所に、もう1台はそれよりも険しい場所の探索を行う予定だ。
NASAがワシントンで記者会見して明らかにしたところでは、火星と地球との位置関係や、火星の地表に降り注ぐ日射量といったタイミングを考慮して、この計画の実行を決定した。火星に送り込む探索機は高さ約1.2メートル、重量は約110キログラムで、赤外線スコープや10台ほどのカメラを装備。クローズアップで映像をとらえたり、地質調査が行えるほか、人間の腕ほどの長さのアームで地表に触れることもできるという。
地球から打ち上げられた探索機は、巨大なぶどうの房のような姿をしたエアバッグの層に守られ、弾んで転がりながら火星に着地。静止すると覆いがはずれ、探索機が姿を現す運びだ。「ここで探索機が目を覚まし、立ち上がり、マストを立ち上げてあたりを見回す。そして火星の地表を動き始め、われわれはその様子を見守ることになる」とNASAの担当者は説明する。
各探索機は1日91メートルの移動が可能で、火星の嵐によって太陽電池が機能しなくなるまでの間、90日間にわたって探索を続けることができる見通し。その動きやカメラがとらえた映像などはすべて、リアルタイムでウェブ中継される。
探索機による火星の地表探索は1997年にも実施されているが、この時は一挙手一動に関して人間が指示を出さなければならなかった。これに対して今回の探索機は自分で障壁を認識し、回避する能力を備えているという。
探索の目的は、地表に水がたまっていた可能性のある地点を探すこと。これまでに火星で撮影された映像からは、火星の地表にごく最近まで水が存在していた可能性も指摘されているが、そうした地点は地形がかなり険しいため、現代の技術水準では探索は不可能と判断。今回の探索対象となるのはもっと以前に水のあったと思われる地点になるという。
今回の火星探索計画の予算は6億ドル(660億円)となっているが、議会と交渉のうえ、さらに2億ドルを上積みして着陸機をもう1台増やす可能性もあるという。NASAは昨年、火星探索計画関連の失敗に相次いで見舞われ、予算削減の圧力をかけられていたが、今回の探索計画はNASAの予算内に収まると担当者は強調している。




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