情報収集衛星2007年度まで8基 防衛・災害対策へ運用案

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投稿者 9/3 日本経済 日時 2000 年 9 月 04 日 16:52:42:

情報収集衛星2007年度まで8基
防衛・災害対策へ運用案

 政府は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)によるミサイル発射問題を契機に導入を決めた情報収集衛星の運用案を固めた。二〇〇七年度までに八基の衛星を打ち上げ、日本全国、どの地域でも一日二回以上、衛星写真に収めることができるような体制を作る。政府はこれによって防衛、災害の両面で迅速に状況を把握することが可能になると見ている。
 政府の構想では、二〇〇二年度に四基、二〇〇五年度に二基、さらに二〇〇七年度には次世代の衛星を二基打ち上げる。二〇〇一年度予算の概算要求に情報収集衛星分として九九二億円を計上した。これにより最初の四基の組み立てに着手するほか、衛星からの情報を受信するための地上局を北海道、茨城、東京、鹿児島で着工。東京の中央センターを除く三局は来年度中に完成させる。
 地上局同士は光ファイバーで結び、@管制A画像処理B運用・情報管理C画像解析・判読−−の四機能を持つ中央センターに情報を集約する。同センターには二百人を超すスタッフを配置し、解析した情報を官邸や関係省庁に提供する。
 衛星はレーダー衛星と光学衛星の二種類。レーダー衛星は雨天や夜間に強みを発揮する。通常のカメラと同様の光学衛星は昼間の撮影に使用する。衛星は地上の一メートル大の物体を点としてとらえる程度の分解能を持つ。例えば戦闘機と民間機を見分けることは可能だが、政府はさらに細かい映像を求めて、次世代型衛星の開発を急ぐ。

情報収集衛星の今後のスケジュール
 <2001年度>
  ・衛星本体の組み立てに着手
  ・地上受信局に着工。3局は完成
  ・画像解析や管制に携わるスタッフを欧米に派遣し研修
 <2002年度>
  ・衛星4基を打ち上げ
  ・中央センター完成。地上局を光ファイバーで接続
 <2005年度>
  ・バックアップ衛星を2基打ち上げ
 <2007年度>
  ・優れた分解能を持つ次世代型衛星を2基打ち上げ



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