そごう改名、創業当初の「十合」に (7日夕刊フジ)

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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2000 年 9 月 07 日 18:36:20:

民事再生法適用を申請し、経営再建中のそごうは、グループ22社中、不採算店を閉鎖したうえで、「優良店」の経営主体を、創業当初の社名と同じ、漢字の「十合(そごう)」に統合する方針を固めた。40年にわたり君臨した水島広雄前会長色を消し、創業時の原点に“先祖返り”するという和田繁明次期社長ら新経営陣の意気込みを示すもので、“温故知新”でそごう復活にかける。
「十合」の名称は、創業者の十合伊兵衛氏の名前にちなんだもので、明治20年に大阪の心斎橋筋に「十合呉服店」を設立した当時から使われ、日本興業銀行から迎えた水島広雄氏が昭和37年に社長に就任し、44年にひらがなの「そごう」に変更するまでの商号だった。
実は現在も、「十合」は休眠中のそごうの子会社の社名として細々と存続していたが、バブル経営の末の倒産という危機を迎え、30年ぶりに表舞台に復活することになった。グループ22社のうち、新築される予定の大阪・心斎橋の大阪店をシンボル店として、横浜店や千葉、広島各店といった存続可能な店舗の経営を「10社」に統合、一元運営することになった。
経営危機だった「十合」に乗り込んで再建し、一時は「そごう」時代の“中興の祖”と呼ばれた水島氏は、みずからの経営失敗で倒産に追い込んだ現在もなお、再建計画が変更されたことを盾に取り、「譲渡したそごう株を返せ」と鉄面皮な主張をしている。
歴史が繰り返すかのように、西武百貨店から乗り込んだ和田次期社長らは、そうした水島の亡霊を消すためにも、「十合」の名称に戻して、新たな出直しを図る方針だ。
存続可能店の再建策が固まる一方で、ドラスティックなリストラを進める“和田イズム”では、赤字店については、容赦なく切り捨てていくものとみられる。
その閉鎖される赤字店の1つが、今月24日に閉店する東京・有楽町のそごう東京店だが、皮肉なことに同店の「閉店セール」は、今月3日の開始からわずか4日で16億円を超す売り上げを記録している。
「閉店セール」の売り上げは、3日が4億円、4日が4億5000万円、5日が4億円、6日が3億6000万円で推移。この間の来店客数は延べ17万8000人となっている。
売り上げは6日現在で16億1000万円と、早くも目標だった15億円をクリア。10日からはセール第2弾としてゴルフ用品や婦人衣料・雑貨の“目玉商品”が販売される。
同店関係者は「売り上げがどこまで伸びるか分からないが、閉店が決まっているだけに残念」と複雑な表情だという。



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