投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 13 日 21:39:21:
狂牛病（牛海綿状脳症）に感染した牛が見つかった問題で、国内有数のブランド牛・松阪牛や飛騨牛の小売業者らが、依然続く消費者の買い控えに不安を募らせている。
三重県松阪市の小売業者は９月の売り上げが半分近くまで激減。１１月から年末は歳暮の予約が相次ぐ時期だが、今年はどの程度減るか予想がつかないという。
飛騨牛を抱える岐阜県も深刻だ。牛肉の卸売価格は約２５％下落、岐阜市内のスーパーでも売れ残りで消費期限が近づいた飛騨牛が半額以下で売られている。「お客がゼロの日もあり、本当につらい。病原性大腸菌Ｏ１５７の時もこれほどまでひどくなかった」と同市内の焼き肉店店主。岐阜県関市の酪農家は「狂牛病に汚染された国から肉骨粉を輸入していた農水省が問題だ。責任を取ってほしい」と憤っている。 （了）
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