ヤコブ病感染か?首都圏の10代女性




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投稿者 噂の感想 日時 2001 年 10 月 18 日 12:47:24:

ヤコブ病感染か?首都圏の10代女性
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 首都圏の総合病院に入院している10代の女性患者が、狂牛病が人に感染して起きると考えられている致死性の脳疾患「新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病」の可能性があるとされていることが17日、明らかになった。確実な診断にはなお3カ月程度要するとみられるが、感染が判明すれば日本人第1号となる。女性に海外渡航歴はなく、国内に潜在的な感染者がいる可能性もあり、不安が広がっている。

 関係者によると、女性患者は今年夏、けいれんなどの症状を訴え神経科の専門病院に入院、9月に総合病院に転院した。足のふらつきや記憶障害、痴ほう症状などヤコブ病に似た症状を示している。

 新変異型は、食肉を通じて経口感染するとみられており、若年層に多く発症例がみられるという。女性は海外への渡航歴がないことから、国内で感染した疑いが強い。潜伏期間が3〜15年と個人差が大きいことから、国内にほかに感染者がいる可能性もあるという。

 ヤコブ病には(1)遺伝性(2)脳硬膜移植などによる医原性(3)原因不明の孤発(散発)性(4)新変異型――の4種類がある。すでに(1)と(2)の可能性はないことが判明。また、孤発性に特徴的な脳波もみられないという。厚生労働省では「専門家が診察して、新変異型ではないという報告を受けている」としているが、総合病院は新変異型の可能性があると指摘している。

 国内では過去にも「可能性がある」とされたケースが数例あるが、いずれも最終的には違う病気とされている。専門家によると、英国では「疑わしい」とされた患者がその後「確実」と診断されたのは1割強だったというデータもあり、同病院では慎重に治療を続け、経過を見守っている。

 新変異型の診断には6カ月以上経過をみる必要があることなどから、病名を特定するまでには、あと3カ月以上必要とみられる。

 ◆新変異型クロイツフェルト・ヤコブ病 脳にスポンジ状の穴があく致死的な痴ほう症。狂牛病(牛海綿状脳症)が発生した英国で、96年に初めて確認され、食肉を通じて感染したと考えられている。100万人に1人の割合で発生する通常のヤコブ病(孤発性)に比べると、典型的な脳波がない、また病気の進行が比較的遅い――などの特徴がある。専門家によると、治療法は確立されていないが、米カリフォルニア大のスタンリー・プルジナー教授らのチームはマラリアの薬と精神分裂病の薬を組み合わせて使ったところ、マウスを使った実験では病気の進行を止める効果があった。確定診断には、死亡後の脳の病理検査が必要。新変異型では、英国でこれまでに100人以上が死亡している。


狂牛病は農相ら安全宣言

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 狂牛病問題で厚生労働省は17日、坂口力厚労相と武部勤農相が18日に、食肉処理される牛すべてを対象とした全頭検査が始まり、検査で安全が確認された牛しか市場に流通しなくなるとして、食肉などの「安全宣言」を出すことを明らかにした。同日午前、国会で共同記者会見を開く。検査結果の公表をめぐっては「自治体レベルの1次検査で疑陽性が出た段階」との厚労省の方針が、産地への影響を懸念する自民党などの強い反対で直前の16日に撤回され「確定診断後」の発表に変わった。

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