週刊新潮のひどい誹謗記事について




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投稿者 付箋 日時 2001 年 10 月 31 日 18:54:59:

 僕も新潮の記事は読んだけど、たしかにひどかった。
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 週刊文春 2001・10・25号「首都圏在住女性に『狂牛病発症』決定的!」の記事に対する、週刊新潮のひどい誹謗記事について。
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 週刊文春 2001・11・08号
 「狂牛病患者 『厚労省診断』の薄弱すぎる根拠」より

 小誌のこの女性例の報道を週刊新潮(十一月一日号)は「事実を歪曲し、パニックを煽り立てるデタラメ記事」であると激しく批判している。

 あまりにもデタラメな記事

 その根拠として専門医らの批判コメントをズラリと掲載しているが、同誌の取材を受けた一人、金子清俊氏(国立精神・神経センター神経研究所疾病研究第七部部長)の証言。
「大前提として専門委員会で議題にあがっている訳ですから、医療機関が《新変異型の疑いがある》と診断したことは事実でしょうし、むしろ、医学関係者の協力を得て書かれたものだろうと思いました。患者の症状については担当医以外に知りえない情報も記載されている。発症から六カ月経っていない段階で(タイトルに)〈決定的〉と打ったのは間違いであると思うが、この患者が新変異型ではないと断定することもできなかったのではないか」
 週刊新潮は小誌が女性の髄液検査の結果が当初、「陰性」と出ていたと報じたことを挙げ、〈これは完全な虚偽。「陰性ではなく、(略)疑陽性」〉と指摘している。だが、九月二十一日の佐藤委員長の診断段階では、検査は確かに「陰性」と出ており、虚偽ではない。
 しかし、小誌が髄液検査は〈大学附属病院へ転院した段階では(+)となっている〉と報じたのは事実誤認で、この場を借りて訂正させていただく。
 さらに週刊新潮は《奇妙な事実がある》と次のような記述をしている。
《もちろん、佐藤氏に文春は抜かりなく取材してはいる。が、何故か、佐藤氏のコメントは記事中のどこにもない。(略)怒りをあらわにするのは、その佐藤氏の奥さんだ。
「(小誌の)記者の方は、新変異型について勉強したいと訪ねてきたのですが、主人が丁寧に説明している間はウワの空で、最後にいきなり、その患者さんの件を聞いてきた。それで止む無く、遺伝子診断などをしたけれど自分の見る限り遺伝性、医原性ではないと思うと答えたんです。それがあんな記事になるなんて・・・」》
 小誌は以前、別件で佐藤氏に自宅近くの喫茶店で取材したことはあるが、その折は確認を予め取った上で、記事中にコメントを掲載している。
 だが、週刊新潮が指摘しているように十代女性の発症の一件で佐藤氏に取材したことはなく、事実に反する。佐藤猛氏ご本人も次のようにコメントしている。
「女性の件では文春から取材を受けた事実はない」
 小誌の確認要請に対し、週刊新潮の早川清編集長は、「佐藤先生に《週刊文春に記載されている患者について》お尋ねしたところ、佐藤氏ご本人に代わって奥様がお語ししてくださったことをそのまま掲載したものです」と、自らの事実誤認の責を、すべて佐藤氏の夫人に押しつける回答を寄せてきた。
《文春は自分たちに都合のいいデータしか出していない》と週刊新潮は指摘しているが、これも事実ではない。
 小誌は女性にまだ、「MRIで異常信号が確認されていない」点、「脳神経の病は新変異型を含め、診断が微妙で難しく、慎重に見守る必要がある」点も記事中で触れている。事実を歪曲し、デタラメな記述をしているのは、週刊新潮の方ではないのか---。
 小誌はパニックを煽るため、女性に疑いがある事実を報じたのではない。厚労省、農水省のいい加減な「安全宣言」に警告を発し、狂牛病を巡る現実をありのまま、読者に知らせたのである。そして、この一報の結果、危機意識を募らせた厚労省の対策、専門家委員会の開催を導いている。
 小誌は今後も狂牛病について行政の怠慢、疑惑を追及していく所存である。それが報道のあるべき姿勢だろう。
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