BSE ネット拾い読み




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投稿者 付箋 日時 2001 年 11 月 11 日 23:07:02:

 BSE ネット拾い読み

 イギリス。
 ゼラチン含有菓子類などはすべて販売停止で一時期大混乱だったらしいです。
菓子会社もかなり倒産があったようです。
 薬ではカプセル剤のカプセルと同様に錠剤の中の乳糖も牛由来です。
 これ以外にも薬に使われている牛由来のものはかなりありそうです。

 大手スーパーのイオン(旧ジャスコ)は29日、牛エキスなど牛由来の成分を使った自主開発商品「トップバリュ」や店内で加工する総菜の原料に、狂牛病に関する安全の自主基準を設けたことを明らかにした。
 安全が確認されていない産地の牛や部位を使った商品計612品目を同日、売り場からすべて撤去した。狂牛病に関する安全基準を定めたのは流通業界で初めて。イオンの自主基準は業界の統一基準が示されるまで運用する。同社の産地に関する基準は欧州連合(EU)にならい、オーストラリア、ニュージーランドに限定した。頭部などの感染度の高いとされる部位一切使わない。
 例えば、ビーフ味のポテトチップだと、原料として使っている牛エキスの産地が確認されない場合、確認がとれるまで商品を売り場から撤去し販売を中止する。

 今ごろ、肉骨粉を全面廃止にしようかと考えているとかムチャクチャ腹の立つことを農水大臣がテレビで言うてたがこいつは痴呆か!と思った。
 イギリスでは最初の発生ですぐに牛材料にしている食品などをすべて撤去命令を出したのとえらい違いだ。

 医薬品に使われているカプセルは製薬会社が作っているものではありません。
 国内では富士カプセル、海外ではカプスゲルなどの専門会社が製造しています。
 詳細はそういった会社の者でないとわからないのですが、私の生半可な知識ですと、インドなどで、ウシの骨を精製してゼラチンにして(日本では新田ゼラチンなどが有名)納入しています。
 通常の肉骨粉は粉砕しただけのものですので、ゼラチンとの比較は無理があると思います。
 ゼラチンはゼリー、アイスクリーム、ガム、一部の飲料などに食品添加物として含まれています。

 >>39は厚生労働省の現在のページからのコピペです。
 今も最新情報を出さないのなら、そちらを問題にすべきでしょう。
 たしかにピントのはずれたサイトです。
 そのくせ同じページの冒頭には最新情報として「国産牛肉は安心です」と大書し
てあります。
 ドイツは昨年末に、狂牛病対策の責任問題で二人の大臣のクビがとびました。
 それを日本も他山の石とすべきでしたね。
 6月にはEUも公式サイトで日本に警告を発していましたよ。

 ドイツのアンドレア・フィッシャー保健相(40)=90年連合・緑の党=とカールハインツ・フンケ農相(54)=社会民主党=は9日、狂牛病対策に適切な措置をとらなかった責任をとって辞任した。昨年11月に国産の肉牛2頭が狂牛病と診断されて以来、国内各地に感染牛が見つかり、それまで「ドイツは狂牛病とは無関係」として対応が遅れた両大臣に批判が集まっていた。
 1998年秋に両党の連立でシュレーダー内閣が発足してから辞任した閣僚は、これで7人になった。
 90年代に英国で猛威をふるった狂牛病が昨年、フランスなどで確認された後も、フンケ農相は狂牛病の感染の要因とみられている動物性飼料は「安全」と話していた。肉牛の感染検査が始まったのは昨年秋、国産牛の感染が確認されて初めて動物性飼料の全面禁止を打ち出した。フィッシャー保健相は、感染の危険があるソーセージの販売禁止措置などが遅れた。
 閣僚が政権半ばで辞任するのはドイツでは異例のことで、保健相、農相の後任人事をめぐって政権幹部の協議は9日深夜に及んだ。

 ドイツのお話。
 国内では発生しないと言っていながら狂牛病が発生しまった不手際で、農業省の責任が厳しく追及される。保健相は辞任。
 対策を渋った農相も首相の判断で引責辞任に。
 消費者保護の観点が欠落した旧態依然の農業省は、消費者保護・食料・農業省へと再編成された。

 乳糖はまだそれほど感染の危険性は少ないように思うが、カプセルは資料で調べた範囲ではたしかに怖い。
 日本牛。主成分のゼラチンは牛骨由来。化学処理のみ。

 医薬品で怖いのは何と言っても「ゼラチン」でしょう。
 お菓子とかゼリー、ヨーグルトなんかにも少量のゼラチンが入っていますが、薬のゼラチンはもろに牛骨を加工したものが100%であり、ルートから言えば大半が国産の牛の骨由来のようです。
 骨はなぜ怖いのかというと、骨の中には狂牛病の原因となる病原体が検出されやすいという髄液が流れているからです。
 だから、前にもたくさん書かれていますが、カプセル(ほとんどゼラチン)はものすごく危険だと思います。

 血液透析患者だけではありませんが、慢性腎不全患者も含めて、腎性貧血治療薬のエリスロポエチン注射薬にも牛のゼラチンが入っていました。(三共MR談、朝日新聞掲載)
 これだけ使ってきた腎不全患者・透析患者の運命は・・・

 イギリスでは狂牛病が問題視された年にはやくも医薬品のカプセルをすべて代替品に代えるようになった。

 おそらく日本でもしばらくたつと医薬品カプセルも出荷停止になると睨んでます。日本ってなんでいつも行政指導がすごく遅いのでしょう?
 間違いなく業界の利益団体である自民党の某大物政治家が圧力をかけているという噂もあります。

 健康食品のカプセルは使用中止勧告がでてファンケルなんかはすべて回収しだしたそうです。医薬品のカプセルも健康食品のカプセルも全く同じように思うのですが、医薬品のカプセルと健康食品のカプセルはちがうものなのでしょうか?
 知ってる人教えて。
 また、もし同じなら、なぜ医薬品は使用禁止の勧告をやらないのでしょう?
 風邪でいっぱいカプセル剤もらったのに飲まない方がいいと思って飲んでなかった。(でも飲まなくても寝てたら治ったけど)

 ちょっと論理的な矛盾をみなさんの書き込み全体から感じますので、感想を述べさせていただきます。
 まず、狂牛病はいろいろ調べてみますと、まだ変性タンパク質であるプリオンが最終的に作用することははっきりしているようですが、それまでの過程が明確になっていないようです。特に感染時にはたしてどのような形態で感染されるのかも明確にはなっていないのが現状だと思います(いろいろ仮説はでているようですが)。
 もし、プリオンが最初から原因物質であるなら127さんがおっしゃるようにプリオン自体へのいろいろな化学処理による失活データというのは役にたつと思いますが、もしこの初期の段階が、これらの化学物質に安定なウイルスや頑強な外套をまとった未知の
微生物であれば意味がないデータになると思います。
 それから、これはおぼろげな記憶ですが、健康食品のカプセルは政府が企業に自主回収を指示したということだったと思います。
 メーカーがなにも言われないのに自主回収ではないはずです。
 これは僕の記憶違いかもしれないのでもう一度調べて欲しいのですが、もしこれが正しいなら、なぜ医薬品カプセルも政府は自主回収を指示しないのでしょう?
 ちょっとよくわからないことが多すぎますね。

 #ニュース速報板より
  >1 名前:共同社会部 01/10/18 05:55 ID:RsTHHUGD
  >弊社より午前2時過ぎに配信しました。
  >しかしどこの早朝こュースでも扱っていません!
  >自民党から圧カが入りました。
  >随時報告します。
  >2ちゃんねるの皆さん、大げさにして下さい
 今日、安全宣言が武部農水相から出される予定だったので、狂牛病に感染している疑いのある、10代女性が現れたという報道に対して圧力をかけ、無理やりにでも安全宣言を出そうとしているようです。
 政府は酪農家・精肉業者の利益の為に、ついに我々の命の安全を見捨てました。
 残念ながら社会とはそういうものです。しかし、私達にはネットがあります。
 くれぐれも真実を見失わないように。それが唯一の防御手段です。

 肉骨粉は今後、セメント化されて、マンションやビルになります。
「1400度でプリオンは分解される」は古い研究結果?
 (10/9)肉骨粉、セメント原料に再利用・環境相が表明。
 狂牛病の感染源とされる肉骨粉について、川口順子環境相は9日の閣議後の記者会見で、セメントの原料として再利用する方針を明らかにした。
 肉骨粉はセ氏約1400度の高温で焼き、残ったカルシウム分を再生セメントの原料とする。
 高温で処理するため、狂牛病の病原体といわれる プリオンは完全に分解されるという。
 しかし、英国では、「プリオンは1500度での焼却後の灰でも、感染性あり」とし、1200度で焼却したあと、厳重に管理しているのです。

 加工食品の安全証明やってるけど、あれ全部適当だからな。
 俺んとこも加工業だけど、あんなの全部自主的な報告してるだけ。
 誰も何も調べてねえ。各メーカーに問い合わせるだけ。
 危険な部位を使ってるなんていうわけがない。自主回収したメーカーも聞いてない。
 つまり国内の加工メーカーで危険な部位を仕様したところは一軒もないということになる。
 たしかに処理されたはずの脳みそや脊髄は煙みたいに消えたってことだ。

 まだまだ、食肉の検査方法もELISA法は低濃度の異常プリオンは検出できないし、病理検査で空胞が見つかっても隠す可能性があるので信用されていないし、「背割り」と「肉骨粉」の問題が解決していない。
 背割りにより脊髄に付着した異常プリオンが他の食肉部位に飛び散ることは確実で、肉骨粉も全面禁止しなければ金銭目当ての人間の悪用で異常プリオンに汚染された肉骨粉が牛の飼料や人間用の食材に添加される可能性がある。
 また、異常プリオンの土壌汚染が広がると小動物や微生物の体を媒介して異常プリオンが増殖して、日本列島そのものが異常プリオンに汚染され日本人の生命を脅かすことになる。
(何百年後、日本で食える安全な食べ物は乾パンのような輸入非常食だけとか)

 新変異型nvCDJと診断されるには、病状の進行により、段階的に3つの基準がある。
 -----------------
 1 確実
 死後脳の病理解剖
 異常プリオン蛋白検出
 生存中は不可能。
 ----------------
 2 ほぼ確実
 発症から6ヶ月を経過した段階で脳波のPSDが陰性であること。
 (孤発性は100%陽性)
 MRIにより脳の視床枕に異常信号があること。
 髄液検査が陽性であること。
 -----------------
 3 疑い
 臨床症状の一致
 脳波のPSDが陰性
 ------------------
 この女性患者は発症3ヶ月の段階で「疑い」と診断。
 しかし、髄液検査で+になっているので、ほぼ確実に近づいている。
 死後脳の病理解剖  :未
 異常プリオン蛋白検出:未
 脳波のPSDが陰性 :○
 脳の視床枕に異常信号:×
 髄液検査が陽性   :○
 臨床症状の一致   :○
 ------------------
 髄液検査については、
 サーベイラス委員会が診断した段階では「−」だったが、
 現在は「+」である。


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