狂牛病Q&A 食べても安全なのは何か、何の安全が未確認なのか (毎日+★阿修羅♪コメ)




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投稿者 ★阿修羅♪ 日時 2001 年 9 月 28 日 17:47:45:

狂牛病Q&A 食べても安全なのは何か、何の安全が未確認なのか
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 ◇肉骨粉とは/鶏、豚、魚は/健康食品に混入の危険は/牛エキスは/ファストフードは/イヌ、ネコのえさは

 狂牛病が疑われていた千葉県の牛は正式に狂牛病と確認され、消費者に不安が広が
っている。食品メーカーも「安全といわれた日本で発生し、産地や処理方法を調査し
ている」と対応に苦慮している段階。食べても安全なのは何で、何の安全は確認され
ていないのか、いくつもの疑問が浮かぶ。18日の「食」のページの特集に続き、狂
牛病Q&Aをまとめた。【狂牛病取材班】

★「安全が確認されていない」は「狂牛病になる可能性が高い」と読み替えてください。


 Q 肉骨粉が狂牛病の感染源といわれているのはなぜか。
 A 狂牛病はプリオンというたんぱく質が異常化したものが原因といわれている。
感染した牛では脳、せき髄、目、小腸の一部などに異常プリオンが多く見られる。肉
骨粉には異常プリオンが残っている可能性があり、感染源となる。

 Q 肉骨粉とは何か。
 A 原料は牛や豚、鶏などから食肉を除いた後の骨や臓器。加熱処理して油脂を除
き、乾燥させて粉砕する。プリオンは普通に煮ても焼いても壊れないほど熱に強い。
このため国際基準では、細かくし133度、3気圧で20分以上、高温滅菌すること
が必要とされている。大量生産の場合、加熱がいきわたらない可能性も指摘されてい
る。

★よって、ブリオンが残っているということです。

 Q 肉骨粉は何に使われているのか。
 A リンやカルシウム、たんぱく質、ビタミンB群の補給のため、牛だけでなく豚
や鶏、養殖魚のえさ、あるいは肥料やペットフードに使われている。厚生労働省や農
水省は「鶏や豚、魚が狂牛病に感染する恐れはない」と説明している。一応、豚肉や
鶏肉を食べても安心というわけだ。それでもEU(欧州連合)は牛の肉骨粉を豚や鶏
の飼料に使うことを禁止しているが、日本の農水省は豚や鶏向けに肉骨粉を禁止して
いない。

★潜伏期間が長いので、寿命が短い生き物は、潜伏期間中に死んでしまいます。
しかし、狂牛病の原因であるブリオンを保有しているので、食うと10年後に
あなたが狂牛病になる可能性が有ります。

 Q カルシウム錠剤などの健康食品にも肉骨粉は使われているのか。
 A カルシウム補給食品の中には「牛骨焼成カルシウム」を含むものがある。牛の
骨を高温(800〜1300度)で加熱し粉状にした天然添加物で、肉骨粉とは違う。
高温処理のため、骨中のたんぱく質そのものが消滅するとされる。同じく骨を焼いた
飼料用の骨炭の焼成温度はもっと低い。

 Q ハンバーガーや冷蔵ハンバーグやハム、ソーセージに牛の脳や内臓が混じる可
能性は。

 A 日本ハンバーグ・ハンバーガー協会によると、食品会社が作るチルド(冷蔵)
ハンバーグには狂牛病未感染地域の米、豪州から輸入した牛肉が使われている。解体
した肉を冷凍輸入し、国内工場でひき肉にしたあと成形・加工する。そもそも脳や内
臓、骨を同時に輸入しないので混入はあり得ないという。

 豪州の自社牧場の牛肉を使っている日本ハムも「日本で加工する限り原料肉に内臓
や脳が混入することはない」と説明。またハム、ソーセージは豚肉製品が8割以上を
占め、牛肉製品も豪州などからの輸入肉を使っているので「安全性に問題はない」(同
社)としている。

 Q 厚労省は30カ月以上の牛の狂牛病検査を実施するが、30カ月未満は感染し
ていないのか。

 A 厚労省監視安全課によると、生後6カ月以内が感染しやすい時期だが、30カ
月未満では検査キットに反応しないという。30カ月未満の牛が感染していて出荷さ
れる可能性があるため、子牛でも脳、せき髄などの危険部位を肉骨粉にして流通させ
ないことが必要だが、現時点では肉骨粉になっている。

★「危険部位を肉骨粉にして流通させないことが必要だが、現時点では肉骨粉になっている」
そうです。日本はいつまでも、このままかも。役人に危機感はないから。


 Q ペットフードは大丈夫か。
 A 農林水産省と日本ペットフード工業会によると、肉骨粉がキャットフードに使
われることはあまりないが、ドッグフードには、ドライ、ウエットの両タイプとも使
われている。今のところ、EUでも国内でも犬に狂牛病の症例は出ていないため「犬
への感染の危険性は少ない」(農水省飼料課)という見解。

 Q 牛エキスやコンソメは大丈夫なの?
 A 牛エキスは、肉や野菜とともに牛骨を煮込んで作る。原料には低度の感染性が
あるとされる骨髄が含まれるが、高温滅菌は行われていない。レトルト食品やインス
タントラーメン、業務用調味料などに広く利用されている。牛エキス「クノールビー
フコンソメ」を販売する味の素は、一部の国内産を海外産牛骨に切り替えることを決
めた。またハウス食品は「原料牛が千葉、北海道産でないことを確認した」として、
どの部位の骨を使ったのかなどの調査をさらに進める。

★「感染性があるとされる骨髄が含まれるが、高温滅菌は行われていない」
すなわち、相当危険。ということです。
「レトルト食品やインスタントラーメン、業務用調味料などに広く利用されている。」
相当気を付けないと、食ってしまうということです。業務用に使われているんだから
外食したら注意できないよね。
 そして、10年後だよ、発病は。
 何を食ったから狂牛病になった、という証明はできないから誰も責任をとらないが、
狂牛病でばたばたと死んでいくのか?

 欧米人は狂牛病の肉を食ったときに狂牛病になる条件としての体質を持つひとが40%。
日本人は90%だそうだ。

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----発病のリスクに個人差は?

英国で変異型CJDを発症した百人以上の人はすべて、正常なプリオンたんぱく質を作
る遺伝子に共通点があった。プリオンたんぱく質を構成するアミノ酸のうち百二十九
番目は「バリン」か、「メチオニン」だが、発症者の場合、父と母に由来する遺伝子
が両方とも「メチオニン」だった。九州大学医学部の堂浦克美教授らの研究によると、
このタイプは英国人では40%以下だが、日本人は90%を超える。これが危険因子
の可能性もある。
http://asyura.com/sora/gm2/msg/30.html
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(毎日新聞2001年9月28日東京朝刊から)

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