投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 04 日 12:39:46:
本日、約一ヶ月ぶりに日本に戻ってきましたが、日経平均は、10，400円台にまで下落してきています。
ここでの株価下落は、予想されたものではありますが、ただ動きが非常に悪く、このままの状況が続けば、日経平均が、１万円を切り、そして、金融機関にとり、もっとも重要である指標でありますＴＯＰＸＩが、１，０００ポイントを切り、金融危機が勃発します。
空港で購入しました日経新聞朝刊を読みましたが、危機感は全く感じられず、また夕刊でも、たとえば、日経新聞夕刊は、ＴＯＰＩＸが、１，１００ポイントを割ったことなど、一面では一言も触れていません。
本来なら、一面トップにするべき事態なのにです。
この危機感のなさは、下記の福田官房長の記者会見にも現れています。ご覧下さい。
＊＊＊＊＊＊＊
■□■株安、まあ安くなったなという感じ・官房長官■□■
福田康夫官房長官は３日午後の記者会見で、日経平均株価の終値が１万500円を割り込んだ点について「まあ安くなったなという感じはする」と感想を述べた。
経済環境全般が悪い、と話したが「相場でいろんな値段が付くのは当たり前」とだけ述べるにとどめ、対策については言及しなかった。
＊＊＊＊＊＊＊
これが、今の＜小泉政権＞の経済認識なのです。
これでは、経済・株など上がるはずがありません。
小泉政権になってから、既に１１０兆円の時価総額が消えてしまいました。僅か４ケ月間にです。
そして、今、世界は、日本を見放し始めています。
ファイナンシャルタイムズ紙は、日本に最期通告を突きつけています。
今、日本が取れる方策は、一つしかありません。
それは、経済レポートにても記載しましたが、【日銀の３０兆円以上の金融緩和】です。
７日には、ＧＤＰ統計が発表されます。
恐らく、マイナス３％以上になっていると思います。
そして、柳沢長官が事実上の呼び出しを受けての英米国訪問から、帰国してきます。
このタイミングで、【日本銀行】が、金融緩和を行えば、世界の株式市場は、週明けから急騰していきます。
日本も、日経平均で１３，０００〜１４，０００円まで戻ると思っています。
ただ、その後の結末は、レポートの通りです。
では、ここで、日銀が、動かなかった場合は、どうなるでしょうか？
それは、日本の＜死＞を意味します。
今まで、この金融緩和を期待して買い込んできた外資は、一斉に資金を引き上げます。その額、約２０兆円以上です。
そして、日経平均は、８，０００円以下に叩き売られ、日本の金融市場は、閉鎖に追い込まれます。
どちらにしても、日本は破滅への道を歩むことになりますが、このまま座して死を迎えるか、それとも、打って出て、最後の一途の望みに託するか。
私は、後者を取りたいと思っています。
明日、【ポートフォリオ銘柄】に買いを入れますが、これは、最後にはリスクを取れるのは結果、個人投資家であるからです。
今、このリスくを取る投資家が居なくなっています。
でも、リスクのあるところに、収益はあるのです。
現下の環境は最悪の状態に近づいてきていますが、ここは、あえて、買いから入り、予定通り、金融緩和が行われ、株価が急騰するのを、待ってみたいと思っています。
以上、現在の状況につき、速報として、おしらせ致しました。
| このページの感想 |
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。