あさひ銀行:収益力アップには課題も[毎日新聞11月20日]

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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 20 日 21:14:33:

回答先: あさひ銀、今期連結最終赤字5200億円に〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 20 日 18:30:47:

あさひ銀行は20日、02年3月期決算で大幅な赤字に転落する見通しを明らかにした。この要因は、市場から問題視されていた企業群を処理できるだけの引当金を積み増したことに加えて、巨額の含み損を全額処理するためだ。同行はあわせて、リストラ策も発表し、ストック面での負の遺産を一掃、「V字回復を図りたい」(梁瀬行雄頭取)考えだが、収益力のアップなどに課題が残る。
不良債権処理では、02年3月期に要管理先債権9700億円に対し、約24%(約2400億円)を引き当てる。担保部分を除いた債権に義務付けられている引当率は15%だが、あさひの場合50%程度になるとみられ、大手行で最大となる。
市場はあさひがメーンのゼネコンと不動産会社に注目しているが、引き当てはほぼ終了したことになり、梁瀬頭取は「早ければ、今期に第2ステップとなる。銀行が重荷を取ることで、債務者も次のステップに進みやすくなる」と、処理を進める意向を示した。
さらに、9月末での株式含み損4000億円について、全額処理することで、市場の懸念を一掃したい考えだ。また法定準備金を5000億円近く取り崩す方向だが、3月末の株価が上がれば、取り崩し額も減少する。処理の結果、1000億円の増資で自己資本比率も9%台に維持する方針だ。
一方、収益力の再構築では、低採算の貸出金を2兆円減らしたり、利ザヤの拡大、人件費削減で収益力・率ともにアップさせる計画。ただ、銀行業界の貸出金が減少する「供給過剰」のなか、利ザヤ改善が可能なのか、効果が不透明な部分も残る。景気悪化が続けば、結果的に不良債権も増加を続けることになり、「(株式市場で)売られ過ぎ」(梁瀬頭取)の現状ひっくり返せるかどうか、正念場は続く。【藤好陽太郎】

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