中原真日銀委員:外債購入は理論的には当然あり得る−会見で 金沢 11月22日(ブルームバーグ)

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投稿者 SANETOMI 日時 2001 年 11 月 22 日 18:25:14:

回答先: 国債買切は調節の1手段、すぐ増やさないと調節できない状況でない=中原日銀委員[金沢22日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 22 日 16:19:53:

 日本銀行政策委員会の中原真審議委員 は22日、金沢市内で開かれた金融経済懇談会後に記者会見し、日銀が調節手段 として外債を購入する可能性について「理論的には当然あり
得る。その可能性を排除する必要はまったくない」と述べた。

同委員は、「日銀の調節手段としては今のところ国債やCPや手形などがあり、流動性供給の点で問題はな
く、今でも10兆円近くの当座預金を供給できて いる。外債を購入しなければどうにもならない、という状況では
ない」と指摘。

そのうえで、「当座預金との代替性が小さいという意味では、調節効果は国債購入よりもあるかもしれないし、
そのように主張している学者もいる。外債 購入の可能性を排除する必要はまったくない」と述べた。

中原委員はただ、「これは日銀がやれば済むというものではなく、財務省と の関係や、外国の金融当局の国
債管理政策との兼ね合いもあり、その辺は十分 詰める必要があることは間違いない」と述べた。

同委員はそれに先立ち、「危機的対策」について講演で言及したことについ て聞かれ、「具体的に何かを想定
しているわけではない。現在は量的緩和の効果 を確認しつつ進めているが、限界的な効果は薄い。将来デフ
レスパイラルに陥 ったとき、政府、日銀が何だとは言っていられない。総合的な対策が必要にな るかもしれな
いし、もう少し一体感をもって政策を進める必要があるかもしれ ない、という意味で言った」と指摘。

そのうえで、「CPや社債の買い切りや、外債の購入、株式や指数連動型投信などを買えといった議論がいろ
いろあるが、そういう非伝統的な政策につい ても、デフレスパイラルに備えて何が必要なのかきちんと詰める
必要がある」 と述べた。

さらに、講演で国債買い切りオペの増額に言及したことについて、「今のと ころ調節の手段として国債買い入れ
を増やさなければ調節ができない状況では ない。8月に2000億円増やしたときは投資家の益出しや財政政策
の動向など先 行き不透明な点もあり、長期金利が上昇した。調節の手段とはいえ、国債買い 入れ増額発動
のタイミングについては市場の動向や財政について慎重に判断し ながら決めていく必要がある」と語った。

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