三洋投信委託の投信がまた元本割れ、MMFに続いて今後は中国ファンド(テクノバーン)

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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 22 日 22:44:07:

回答先: 三洋投信の中国ファンド、元本割れ確実に=大成火災の更生特例法申請で[東京22日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 11 月 22 日 16:26:25:

三洋投信は22日、同社の運用する中期国債ファンドが元本割れしたと発表、2000年8月に投信業界で始めてMMFの元本割れという前代未聞の出来事を引き起こした三洋投信がまた、投信業界で始めての中期国債ファンドの元本割れという事態に追い込まれた。
同社が運用していた中国ファンドに同日、経営破たんした大成火災海上保険 <8765> が発行していたコマーシャル・ペーパー(CP)を額面価値で50億円分を組み入れていたが、大成火災が破綻したことにより50億円分のCPが償還不可能になったことが中国ファンドの元本割れの原因。
中国ファンドは預貯金並みの利便性に低金利時代にあっては比較的高利回りが期待できるとあって一時期は人気を誇ったものの、最近は利回りの面でも換金性などの利便性の面でもMMFとの違いが見られなくなってきたことにより投信会社のなかには運用を止めるところもできたものの、本来は元本割れなどは起こすはずのない安全性の高い金融商品の一つだが、三洋投信の中国ファンドの場合、大成火災の破綻という予想外の出来事により元本割れに追い込まれた格好だ。
予想外の出来事とはいえ、三洋投信の場合、昨年8月にも当時の同社の親会社「クレアモント キャピタル ホールディング」のオーナー、古倉義彦氏が大正生命から85億円を騙し取った疑いで逮捕されたことを嫌気されMMF解約が急増、結果的に投信業界では始めてMMFの元本割れという前代未聞の出来事を起こしているなど、いわば元本割れの常習犯。
大成火災の破綻は予想外の出来事とはいえ、MMFに続いて中国ファンドも元本割れを引き起こした三洋投信の運用会社としての責任は重く、自己責任という決り文句の前に元本割れの可能性を投資家に説明する前に自らが投信運用会社としての基本中の基本となるリスク分散という考えをしっかりと頭に叩き込むべきといったところだ。

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