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日本教と雪印と警察

投稿者 DC 日時 2002 年 1 月 28 日 01:59:06:

(回答先: ◆人類と地球を救う!現代版『竹取り物語』 投稿者 DC 日時 2002 年 1 月 24 日 23:35:25)

http://www2.valdes.titech.ac.jp/~hashizm/normal/titech/shukyo/resume10.html

Q8:日本には、プロテスタント的禁欲思想でないにしても、何か我々日本人に共通の、ある種の宗教的世界観
があったのではないでしょうか?

 そう思います。しかし、それに名前がついていません。また、体系化されていません。山本七平氏はそれ
を、「日本教」と呼びました。井沢元彦氏はそれを「言霊」(言語と自然現象がシンクロするいう原理)と呼ん
でいます。戦国〜江戸時代、日本には勤勉革命というべきものが起こり、勤労が美徳とされ、基本的倫理
とされました。それは、自分の所属する集団を「絶対化」し、共同体のようなものと考える習慣として、いまも
続いています。これは、日本人にとって宗教のようなものと言えると思うのです。
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http://www.1101.com/torigoe/2002-01-25.html

第700回

ほぼ日編集部様

1月24日のニュースから

今朝の10時前ですが、これから取材に出かけますので
今日はゆっくりと書いている暇がありません。
そこで昨日から今日に書けて新聞テレビでニュースを見て、
読んで思ったことを記しておきます。

昨日ここで紹介した埼玉県警川越署の覚醒剤もみ消し事件と
今日花々しく報じられている雪印食品の牛肉偽装事件。
事件の内容は全く異なるものであるのはもちろんですが、
根底に横たわっているある共通点に気がつきました。
それはどちらも捜査員や雪印食品の社員達が
自分の私腹を肥やすためにやったような
個人的な事件ではないということです。
不正をあえてやることで組織に貢献し、
その結果よくやる奴だと評価され、
つまり成績を挙げて結果的にはその個人に
なんらかの利益がもたらされることはあると思いますが、
しかし本人達の意識に中では組織の利益の為に
必死でやったことなんでしょう。
言ってみれば日本人の特徴かも知れませんが、
組織への過剰な忠誠心です。

おい、おい、ちょっと待てよ。それやるとやばいよ!と
この両方のケースでは誰も言っていません。
むしろ積極的に関わるか、黙認しています。
雪印食品の幹部も狂牛病の影響で
牛肉の売れ残りがたまってしまうことに不安を覚え、
豪州産の肉と国内産の牛肉とのすり替えを
考え出したんでしょう。
組織の為によかれと思いやっている訳ですね。
そういう組織が一体となってやる不法行為に対し
日本の組織に属する人間は全く弱いですよね。
私ならできると言っている訳ではありませんよ。
私も弱い人間ですから、そういう場に立たされたら、
すこし良心の呵責を感じながらでも
一緒になってやってしまうかもしれません。
でも私の希望、志として、いざとなったら強くありたい。
うーーーーーーん、ちょっと・・・・・・待てよ
ぐらいではありたいなあ。そう思っています。

自分が弱いと思っている方が、
何かあった時には役に立つのかなというのが
私の最近の心境です。
大言壮語の徒はいざとなるともろい。
警察ではなかなか組織に対して
自分の意見は言えない状況ですが、
「それは違うよ」と内部の人間が言えるようにしないと
警察の問題は本質的には変わりませんね。
外部からあれこれ提言があっても
大して変わりはありませんよ。
組織の中における個人の問題。
古くて新しい問題なんでしょうか。

ではこれから出発です。
また明日・・・・・・





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