竹中平蔵経済財政担当相は8日、閣議後の記者会見で、株式・債券・円相場のいわゆるトリプル安について「日本売りとは考えていない」との認識を示した。経財相は根拠として(1)9月11日の同時テロ当時と比較して米国経済が回復に向かうなど、環境が好転していること(2)2次補正予算の成立(3)銀行の株式買い取り機構の活用が始まることで、株価下落要因の一つである銀行からの売り圧力が低下すること――を挙げた。
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