宇宙から「反物質」が消えた謎を解明するため、大型加速器を使って「B中間子」という粒子とその反粒子を作り、崩壊する様子の比較実験を行っている文部科学省高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)は11日、従来とは異なる様式の崩壊現象を観測したと発表した。これは「CP対称性の直接的な破れ」と呼ばれる現象で、中性K中間子では確認されていたが、B中間子では初めて。
高崎史彦教授は「直接的な破れにどんな粒子が関与しているかは分かっていない。物理学の標準理論である『小林・益川理論』に書かれていない新しい粒子がかかわっている可能性もある」と話している。
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