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Re: “辻元問題”で見せた日本の支配層のダメさ加減 投稿者 あっしら 日時 2002 年 4 月 06 日 22:57:42:

(回答先: 「欧米人には理解不能  辻元清美の どこが悪い!?」 投稿者 DC 日時 2002 年 4 月 05 日 22:47:44)

DCさん、初めまして。


社民党や辻元さんそして市民運動に全面的な賛同はしていませんが、現状の日本において必要な政治運動を行っていると考えています。

そして、今回の「秘書給与問題」で、辻元さんが議員を辞職したのは賢明な決断だと思っています。

“辻元叩き”を見聞きして思うのは、「日本の支配層はなんと策略がないことよ」というものです。

日本の支配層は、“辻元問題”について、「悪いことだが、現在の話ではないようだし、今後も断じて行わないと国民に誓約すればいいんじゃないか」と度量の大きなところを見せるべきだったと思っています。

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■ 辻元清美さんがいない国会

ここ1年の能動的な政治パフォーマンスは、小泉首相・田中真紀子さん・辻元清美さんが担ってきたと言っても過言ではないだろう。

辻元さんは、土井さんが“大御所”になった今、唯一、野党それも時代遅れとも揶揄される平和主義や反汚職・反権力の立場にあるパフォーマーである。
(時代遅れと揶揄しようとも、そのような考えに賛同する人は、あの社民党が比例区で得ている票を見てもわかるように、けっこうな数でいる)

自分が権力に勝てるとは思わず、先に明かりも見えない長期不況のなかで苦悩する多くの人は、辻元さんの“追及”を見聞きして、一時の憂さ晴らしができていた。
(鈴木宗男代議士も、追及相手にふさわしいキャラクターをもっている)

おじさんたちがぐにゃぐにゃと意味不明の言葉で追及する場面を見ても、フラストレーションが増すばかりである。

メディアは社民党の解党まで進めたいようだが、それは、社民党に投票することで意志表示ができたと考える人たちを別の道に追いやることになる。

これらは、人々の意識のなかに政治不信の澱が静かに沈殿していくことを意味する。


■ 冷静になれば人々は“悪”の比較をする


メディアあげて辻元氏や社民党を攻撃しているので、「裏切られた」とか「やっぱり政治家はダメね」と考えている人も多いと思いだろう。

しかし、辻元さんが議員を辞職してしまった今、他の政党にも同様のことを行っている議員が多数いることはメディアも与党も先刻承知のことだから、「秘書給与問題」を大きく取り上げ続けることはできない。(やぶ蛇になる)

DCさんの転載記事のなかにもあるが、秘書=政策立案協力チームに関わる経費は、総額が現在と同額であるにしても、一括して議員に渡すシステムに変えたほうがいいと考えている。
支給される金額を「政策立案協力チーム」を雇用するため以外に使うのは違法として、それで3人雇用しようが、10人雇用しようがかまわないというものである。

「秘書給与問題」騒動が終息していけば、公共事業やODAなどを利用して税金を自分の政治資金に環流させている政治家や経費として支給されている税金を私的に使っている官僚の問題と、辻元さんの問題が同等のものではないことに気づく人が増えていくだろう。

また、あまりの疑惑の多さで名を馳せた鈴木宗男代議士は議員を辞職せず、離党したとは言え、彼が疑惑の行為をできた基盤である自民党が、さらなる追及の場を設定することも辞職を迫ることもなかったことに欺瞞性を感じる人も増えるだろう。

加藤紘一氏も田中真紀子さんも議員を辞職する様子はないので、メディア騒動が落ち着けば、苦渋の決断とは言え早々に潔く代議士を辞した辻元さんに対する見方は変わっていくだろう。


■ 国会から市民運動家を排除すれば“野”がうるさくなる

理念や主張内容の是非は別として、辻元さんは、市民運動家として激戦の小選挙区で勝ち上がり国会議員となり、その存在感を申し分なく発揮した。

辻元さんは、企業献金も団体献金もほとんどない政党に所属し、地元に利益誘導したいと思ったとしてもそれを実現する力がない代議士である。

辻元さんについては、比例区ではなく小選挙区で当選したことに意義を感じるし、小選挙区であるがゆえに、陣容を整えなければ一回限りの代議士になってしまうという現実からお金の配分を様々に考えたと思われる。

辻元さんが小選挙区から代議士になれたことは、市民運動家を体制的政治活動に引き込む大きなチャンスだったのである。(ドイツの“緑の党”の現状(惨状)を見ればわかるだろう)

しかし、あのようなかたちで辻元さんが職を辞さなければならない姿を見れば、体制的政治活動に可能性を見出していた市民運動家も、「どうせ、いびられてやめさせられるんだ」と考えるだろう。

地方議会には市民運動家も数多く議席を持っているが、意義において、国会の議席とは比べることができないものだ。

国会議員になることそのものが至難の業であるのに、数多くの人の力で奮闘して何とか国会議員になっても、それほどの問題でもないことで鬼の首を取ったかのように煽り立てられ、辞職を余儀なくされる。このように考えれば、議員になることを目標とするのではなく、国策を変えられるだけの力を持った市民運動組織を作ることに全エネルギーを投入するようになるだろう。

日本の支配層は、それがいいことかどうかをじっくり考える必要があるだろう。

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