「銃撃やむまで駐留」イスラエル〜パレスチナ武装勢力 入植地に迫撃砲攻撃〔産経新聞〕
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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 8 月 29 日 21:28:07:
【カイロ29日=村上大介】
イスラエルのベンエリエゼル国防相は二十八日夜、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベイトジャラに侵攻させたイスラエル軍について、「パレスチナからの銃撃がやむまで駐留を継続させる」と発表した。しかし、パレスチナ武装勢力は同日夜、エルサレム南郊のユダヤ人入植地ギロに迫撃砲を撃ち込んだほか、ギロへの銃撃を再開しており、イスラエル軍撤退は、当面、難しい状況だ。
イスラエル軍は二十八日未明にベイトジャラに戦車などで侵攻し、谷をはさんで隣接するギロへの銃撃拠点となっていた家屋などを占拠した。しかし、パレスチナ筋によると、イスラエル軍はベイトジャラを完全制圧したわけではなく、パレスチナ武装勢力は同日夜もイスラエル軍のすきをついてギロへの銃撃を行っている。
撃ち込まれた迫撃砲三発のうち少なくとも一発は、ベイトジャラ南東に位置する自治区ベツレヘムから発射されたとみられ、パレスチナ側の迫撃砲攻撃が続けば、イスラエル軍は侵攻地域を拡大する必要に迫られる可能性がある。砲弾はギロの公民館に被害を与えたが、負傷者はなかった。
また、西岸地区南部のヘブロンでも同日夜、ユダヤ人入植地に迫撃砲七発が撃ち込まれた。ガザ地区中部では、デイル・エルバラハ難民キャンプにイスラエル軍の戦車二両が一時侵攻し、銃撃戦となった。
一方、イスラエルのペレス外相は二十八日夜、パレスチナ側と接触し、ベイトジャラからのイスラエル軍撤退を可能とするよう、自治政府がパレスチナ武装勢力による銃撃を抑えるよう要請したことを明らかにした。アラファト自治政府議長も同日、現地に仲介に訪れたイタリアのルジェロ外相とガザ地区で会談し、「対話を受け入れる用意はある」と表明したが、無条件の銃撃停止などに応じることはないとみられている。
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