世界貿易センターの崩壊、衝撃はM3〔読売新聞〕

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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 15 日 11:43:54:

ニューヨーク市で起きた同時多発テロで、旅客機が衝突した世界貿易センタービルは崩壊時に、地震のエネルギーに換算してマグニチュード(M)3・0の衝撃を引き起こしていたことが、東大地震研究所の菊地正幸教授の計算で明らかになった。
この衝撃によって近隣のビルも大きなダメージを受け、貿易センタービルの崩壊後、ビル計3棟が相次いで崩れてしまう原因となったとみられている。
Mの値は、これらのビルがあるマンハッタン島から30キロ以上離れた地震計が検出したわずかな震動記録をもとに、菊地教授が気象庁で用いる計算方式で算出した。最初の「北側タワー」への旅客機の衝突はM1・8、2回目の「南側タワー」へはM1・6の衝撃で、崩壊時はどちらもM3の値になったという。
両タワーの崩壊前後に、北側の「ソロモン・ブラザーズビル」(47階)が延焼、約6時間後に崩壊。さらに「マリオットホテル」(21階)と「ノースイースト・プラザビル」(9階)も相次いで崩れた。
これらのビル群の崩壊について、日大総合科学研究所の秋山宏教授(建築構造学)は「このブロックのビルは同じ地盤の上に基礎を共有する形で建てられている。両タワーの崩壊の衝撃は近隣に伝わりやすく、震度6程度の揺れになった可能性がある」と指摘する。
秋山教授によると、「両タワーの崩壊による衝撃は、タワーを約200メートルの高さから落とした時に生じるエネルギーに等しい」と分析。マンハッタン島では地震がなく、建造物の構造設計で考慮されないことも被害を大きくしたとみている。
また、ソロモン・ブラザーズビルは崩壊までに長時間燃えており、筑波大の鈴木弘之教授(建築構造学)は「この火災によって高熱にさらされた鋼鉄製の柱や、はりが弱くなったのではないか。火災が崩壊のとどめになったと言える」と話している。
(9月15日06:05)

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