数カ月後に自治区再占領も 両当事者に妥協の用意なし 共同

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 8 月 31 日 19:09:07:

08/31 16:04 数カ月後に自治区再占領も 両当事者に妥協の用意な 外信39
共同
 イスラエルとパレスチナの衝突が一年近く続き、パレスチナ情勢
は停戦の糸口さえ見えない。ロンドン大学経済政治学院のフレッド
・ハリデー教授(国際関係論)に今後の見通しなどを聞いた。(ロ
ンドン共同=長谷川健司)                  
 ―最悪のシナリオは。                   
 「衝突があと数カ月以上続けば、イスラエルがパレスチナ自治区
を再占領し、自治政府を崩壊させる可能性がある。極右が唱えてい
るパレスチナ人の完全追放措置もあり得る。長期的には、アラブ世
界の反イスラエル感情が増幅し、二十―三十年後に大規模戦争に発
展するかもしれない」                    
 ―イスラエルがパレスチナ解放人民戦線の議長を暗殺した狙いは
。                             
 「パレスチナ自治政府のアラファト議長さえも殺せることを示唆
するものだ。イスラム主義組織のハマスなどへの支持を分裂させる
狙いもあったと思う」                    
 ―パレスチナ、イスラエルの指導者の姿勢は。        
 「アラファト議長は庶民感情に訴え、対イスラエル攻撃をやめず
にいる。イスラエルと和平を結び、支持を失って暗殺されたエジプ
トのサダト大統領より、独立闘争を続け、名誉とともに死んだ北ベ
トナムのホー・チ・ミン大統領になりたがっている」      

 「イスラエルのシャロン首相は゛陶磁器店の中の雄牛″に例えら
れる危険人物。『パレスチナ社会の全面的な破壊』以外に解決策が
ないと考えているが、今は世論や米国の支持を失わないように自制
している」                         
 ―国際社会の対応は。                   
 「双方の当事者に妥協の用意がない以上、国際社会の支援には限
界がある。米国はパレスチナ国家創設への支援をやめた」    
 ―和平を定めたオスロ合意は崩壊したのか。         

 「゛オスロが死んだ″と言うのは安易すぎる。昨年九月に双方の
衝突が始まって以来、和平プロセスや相互信頼構築は終わってしま
ったが、最終的にはパレスチナ国家の創設に基づく解決が公正、現
実的であることを双方の大半の人々は知っている」       

 フレッド・ハリデー 1946年2月アイルランドのダブリン生
まれ。英国のオックスフォード大学を経て、ロンドン大学東洋アフ
リカ研究所で中東政治を専攻。85年からロンドン大学経済政治学
院教授。                          
(了)  010831 1604              
[2001-08-31-16:04]

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