パキスタンに国家意志なし 予測できぬ行動 中央アジア研究者

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 27 日 19:41:21:


09/27 17:33 攻撃なら中東に大きな影響 米政権の賢明さに期待  外信79

 米中枢同時テロで米国の報復攻撃が行われた場合、どういう影響
が出るのか。また最終的にパキスタンはどう動くのか。アフガニス
タン出身で、国連でも活動、現在はウィーン大学で中央アジアを専
門に国際政治を講じるサラユーリン・ラズリ教授に聞いた。(ウィ
ーン共同=小林義久)                    
 ―報復攻撃が間近ともいわれるが。             
 「世界中が報復攻撃はあると思っている。しかし、その後のブッ
シュ政権の対応をみると、行動する前に世界各国と協議しており、
これは賢明なやり方で期待が持てる。米国はロシアなどアフガニス
タン周辺諸国と十分協議した上で、対応を決めるとみている」  
 ―パキスタンは最終的にどう動くか。            
 「難しい問題だ。シャリフ前首相もムシャラフ大統領もイスラム
原理主義の論理だけでは動かない政治家だ。パキスタンは不安定な
国家であり、周辺地域の力学で簡単に揺れ動く。それだから米中央
情報局(CIA)ともタリバン政権とも関係を持ってきた。国家意
思というものがなく、その行動は予測できない」        
 ―報復攻撃が行われた場合、どういう影響が出るか。     
 「将来的には中東地域に大きな影響が出るだろう。今はアフガニ
スタンだけが問題だが、ウサマ・ビンラディン氏を支持している国
はイラクなど中東を中心に三十五カ国ある。それにどう対処するの
か。また対テロ戦争を宣言した以上、米国はいずれテロが頻発して
いる中東地域に力を集中せざるを得なくなる。中東政策を根本的に
見直さなければならなくなるだろう」             
 ―アラブ諸国では今回のテロを歓迎する人々の姿も見られたが。
 「米国が中東地域でそれだけ憎まれていたということだ。パレス
チナ問題をはじめ、この地域で米国は多くの間違いを犯してきた。
民衆を抑圧する政策ばかりをとってきたことがテロを生んだ」  
 「個人的にはアフガニスタンへの空爆の回避を呼び掛けたい。ビ
ンラディン氏とは無関係で、孤立し貧しい一般国民が被害を受ける
からだ」                          
 サラユーリン・ラズリ氏 アフガニスタン北部生まれ。国連の平
和維持活動などに従事。1995年からウィーン大学の政治学研究
所教授。アフガニスタン及び中央アジアの現代政治が専門。49歳
。                             
(了)  010927 1732              
[2001-09-27-17:33]

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