攻撃回避へぎりぎりの説得 代表団がアフガン到着

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 28 日 19:40:41:

09/28 17:41 攻撃回避へぎりぎりの説得 代表団がアフガン到着  外信87

 【イスラマバード28日共同】アフガン・イスラム通信によると
、パキスタンのイスラム聖職者や政府当局者による代表団が二十八
日午前、アフガニスタン・タリバン政権の本拠地カンダハルに空路
到着した。                         
 同政権の最高指導者オマル師と会談し、米中枢同時テロの最重要
容疑者とされるウサマ・ビンラディン氏の引き渡しをあらためて促
すとみられる。                       
 イスラム原理主義に近い宗教政党イスラム協会のアフマド・カジ
総裁ら聖職者トップの代表団も早ければ二十九日にカンダハルを陸
路訪問する構え。米国の報復攻撃回避に向けて、タリバン政権と国
交を持つ唯一の国であるパキスタンはぎりぎりの説得工作に動いて
いる。                           
 一方、二十八日の米紙USAトゥデー(電子版)は、米政府など
の話として、ビンラディン氏を追跡するため、米軍特殊部隊が既に
アフガニスタン国内に潜入、二週間にわたり捜索活動を展開してい
ると伝えた。                        
 パキスタンの代表団に加わっている聖職者は、タリバン幹部らが
学んだパキスタンの神学校の導師らとみられ、タリバン政権に一定
の影響力を持つ。同通信によると、代表団にはタリバン政権のザイ
ーフ駐パキスタン大使も同行しているという。         
 代表団は二十八日に帰国する予定。イスラム協会当局者によると
、聖職者トップの第二陣代表団は、先発代表団がタリバン政権側か
ら事態打開に向けた前向きの感触を得た場合、訪問を最終決定する
という。                          
 だが、タリバン側はオマル師が連日声明を発表して米国非難の調
子を強めており、パキスタンの努力が実るかどうかは予断を許さな
い。                            
 パキスタンのムシャラフ大統領は十七日に、タリバンへの影響力
が大きい軍情報部のトップを団長とする政府代表団を派遣し、オマ
ル師にビンラディン氏の身柄引き渡しを強く働きかけたが、不調に
終わった。                         

(了)  010928 1740              
[2001-09-28-17:41]

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