国土防衛を最重要視 同時テロで軌道修正 米戦略見直し

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投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 9 月 29 日 19:28:08:

09/29 10:11 国土防衛を最重要視 同時テロで軌道修正 米戦略見 外信39

 【ワシントン28日共同=久江雅彦】ブッシュ米政権が策定作業
を進めてきた四年ごとの国防戦略見直し(QDR)の概要が二十八
日、判明した。今月十一日に起きた米中枢同時テロを踏まえて原案
を修正、米本土防衛の強化を前面に打ち出しているのが特徴。米国
防総省は十月一日に議会へ正式報告する見通しだ。       
 米軍事筋などが明らかにしたところによると、国防総省は今月十
四日、同時テロを受け「米国土を外敵の攻撃から守ることが米軍の
最も重要な責任だ。主要な任務として国土防衛を再建する」と原案
を修正した。具体的には、世界一の軍事力を持つ米国がテロ攻撃や
「ならず者国家」による大量破壊兵器の攻撃を受ける「非対称な戦
い」への備えを重視。テロ攻撃のほか、大量破壊兵器を搭載した弾
道ミサイルからの国土防衛の強化を盛り込む。         
 アジア重視の方針は原案を踏襲。特に朝鮮半島や台湾海峡を想定
し「東アジアの沿岸部」の紛争を警戒した国防戦略を強化する。沖
縄米軍基地の整理・縮小には逆行する流れだ。         
 一九九○年代の国防の基本であり、中東と朝鮮半島で同時に発生
する大規模紛争での勝利を想定した「二正面作戦」は兵力の実態に
そぐわないとして名称を削除。兵力構成の見直しや装備の近代化を
前提として、(1)重要地域で敵の侵攻や威圧を抑止(2)同時に
起きる複数の大規模紛争で勝利、優勢確保(3)限定的な不測の小
規模事態に対処―を国防の基本方針に掲げる。         
 同時テロの発生を踏まえ、当初検討されていた欧州駐留米兵の一
万五千人撤退や海軍一個空母機動部隊の削減など兵力構成の縮小は
当面見送り、あらためて検討する見通しだ。          
(了)  010929 1011              
[2001-09-29-10:11]

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